日中鍼灸交流会・親睦会

学生さんによる天津・北京研修旅行レポート第2弾です

今回は、天津中医薬大学の学生さんとの日中鍼灸交流会の模様です。

 

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天津2日目の午後から日中鍼灸交流会が行われました。

 

まず、私たち神戸東洋医療学院の学生と天津中医薬大学の学生さんが、それぞれ鍼灸というテーマで発表をしました。

 

 

私たちは、日本で鍼灸師になる方法、神戸東洋医療学院の特色、そして日本で鍼灸師になるとどのような仕事に就くと考えられるかをまとめて日本語で発表をすると、天津中医薬大学の学生さんは、鍼灸の歴史をわかりやすくまとめて日本語で発表してくれました。

お互いの発表を終えると、2つのグループに分かれて自由に質問や意見交換をしました。

 

 

私のグループは、私たちが普段使っている鍼灸の道具を紹介しました。

美容鍼とローラー鍼の使い方や片手挿管の見本を見せてと言われた時は、鍼灸の本場の学生さんの前なので変な緊張をしながらもなんとか披露しました。

天津中医薬大学の学生さんは、パイオネックス(円皮鍼)や金製銀製の耳つぼ用の鍼・せんねん灸を見て、これはどんな時に使うのか、パイオネックスの鍼の先には抗生物質が塗ってあるかどうかなど、興味津々に質問してくれました。

私たちからは、中国ではどんな病気になった時に病院で鍼灸治療を受けるのか、鍼灸治療がどれくらい生活に浸透しているのかなど、日頃気になっていた質問をしてみました。

○○になったら鍼灸治療、△△になったら西洋医学の治療というように、小さいこどもの頃から鍼灸が当たり前に治療の選択肢に入っていることを聞いて感動しました。

驚くべきことに、交流会に参加している6名の学生全員が日本語を流暢に話し、時にユーモアも交えて笑わせてくれました。

 

交流会が終わると、全員で夕食をとることになりました。天津中医薬大学の学生さんのお薦めの「火鍋」を食べに行きました。

そこで感激するくらいの厚いおもてなしを受けました。

 

 

牛の脊髄・大動脈・胃袋・血を豆腐状に固めたものなど、日本で食べることがないであろう食材をわざわざ選んで注文してくれました。

火鍋の火の通り具合をみて、私たち学生のお皿にせっせとよそってくれた黄さんのことを「おかあさん」、みんなのビールやお酒・ジュースを切らすことなく回してくれたコウさんのことを「おとうさん」と親しみを込めて呼んでしまうくらい、私たちは短い時間ですっかり打ち解けてしまいました。

 

夕食が終わってもなかなか別れがたい私たちは、スターバックスへ一緒に行きました。日本にもある見慣れたスターバックスなのに、私たちはたくさん写真を撮り合い、楽しい時間はあっという間に過ぎていきました。

 

 

 

鍼灸コース 15期生 昼間部   西尾 真美

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