2016年天津中医薬大学特別講座レポート4

天津中医薬大学特別講座レポート

今回は卒業生の13期生による感想をお送りいたします

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神戸東洋医療学院を卒業してから、毎年参加させていただいております。

今年は、実技を交えた二題の講演を受講させていただきました。

 

第一部の「経外奇穴の臨床応用」では、古典書の解説を分かりやすく説明していただき、その後、症候別に特効穴を紹介してもらいました。

学生時代にも学んだ部分もありましたが、今は実際の患者さんをイメージしやすいので、あらためて学習出来て良かったと思います。

練習を行い、実際の治療に使ってみたいと思います。

 

 

 

 

第二部の木本医師による鍼灸臨床講演は、何よりも西洋医が鍼灸医療の効果を信頼し、実際に鍼灸術を多くの患者さんに施していることに感動しました。

多くの症例報告を見せていただき、実際に実技も披露していただきました。

「鍼灸師さんは、もっと、しっかりと鍼をうちなさい。」との言葉は、私たち鍼灸師へのエールだと感じました。

患者さんに向き合い、既成の治療にとらわれない視点で、難病治療にも挑む姿勢に、大きな勇気をいただいた思いです。

鍼灸医療を再認識することができました。

 

 

 

 

最後に、卒業後も様々な学びの場を提供いただき、ありがとうございます。

教職員の方々は準備も大変だろうと思いますが、いつも笑顔で迎えていただき、嬉しく感じております。

これからもよろしくお願いいたします。

 

                                                     13期生 東堀由紀

 

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今回の天津中医薬大学特別講座は第1部が金先生の「経外奇穴の臨床応用」で、第2部が木本先生の「頭鍼・木本式鍼灸臨床実技」でした。

金先生の講義は経外奇穴の概念から起源と発展、ツボの名づけ、現代中医奇穴などの内容でした。

私も臨床でよく使っている奇穴、普段は使ってない奇穴の実演もありました。

個人的には奇穴の概念とかツボの名づけなど、金先生の説明も面白かったです。

 

 

 

 

その中で一番頭に残っていることは、奇穴の手技です。

例えば、腰痛点の補寫によるマッサージの方とか、四神聡を刺鍼時の鍼の方向、私は普段使ってない奇穴ですが、胆のう点、禁煙穴などの打ち方が今も印象に残っています。

また、得気、失気、守気について金先生の説明と実演を見て、自分がしている治療は得気と守気をちゃんと出しているかを反省することもできて本当に貴重な時間だったと思います。

木本先生の講演も色々な病に対する鍼治療の事例とその場で実演したことをみてもう一度鍼治療の力を感じました。

年1回しかない貴重な講座に参加できて本当に良かったと思います。

 

 

  

                                                          

 

                                                          13期生

 

 

 

 

 

 

 

 

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