2015年度天津中医薬大学特別講座
10月11日に、天津中医薬大学特別講座を行います
天津中医薬大学特別講座とは、毎年10月に中国本校より漢方・鍼灸の先生を招聘し、日本へ正しい中医学を広く浸透させるために開催しています。
今年のテーマは「中医学の痛証」と「鍼灸と漢方の連携」。
どちらも、もう一度「中医鍼灸」の基本に立ち返り、また、しっかりと未来を見据えることを主眼にしています。
1つ目の「中医学の痛証」は鍼灸が最も得意とする“痛み”に対する治療法についてです。
古来より急性慢性を問わず様々な痛みに適応でき、また現在でも鍼灸適応疾患が最も多い分野であります。
痛みに「阿是穴」や「硬結」でなく、弁証論治を用い根本治療につなげる治療法をもう一度考えてみましょう。今回は腰下肢を中心に講演そして実演いただきます。
2つめのテーマ「鍼灸と漢方の連携」は、その弁証論治からくる自然な回帰です。
古来日本では医療において、内からのアプローチである漢方と、外からのアプローチである鍼灸は併用されていました。
現在の医療制度になり薄れた考えではありますが、お隣中国では今なお内外からの治療が当然のように行なわれています。
日本でこの課題に取り組んでおられるドクターにその立場より講演いただきます。また、ドクターと鍼灸師による座談会にも是非皆さん参加してください。
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