「社会鍼灸学」授業レポート~個人発表~

안녕하세요!広報室隊長のなかやんです

 

12/4(金)に行われた「社会鍼灸学」今まで何度かお届けして参りましたが、最後にお届けするのは、学生さんたちの個人発表への潜入レポートです!

【過去のレポートはこちら】

>第1弾 「治療院における広報戦略」

>第2弾 「鍼灸治療の保険請求について」

>第3弾 「鍼灸院の会計・税金」

 

個人発表では、目標・目的・問題を明確化するため、具体的に将来を見据えた計画や、理想とする鍼灸などレジュメとともに個々に発表を行っていきました

 

    

 

近年では、女性鍼灸師の活躍が目覚ましいですが、当学も例外ではなく、学生さんの半数近くは女性です。(→女性と鍼灸師についてのページはコチラ)

 

 

 

その「女性」という視点からの発表では、

女性特有の疾患だけでなく、あまり治療するというイメージのない「生理痛」に力を入れてケアをしていきたいという方や、

女性選手を総合的な観点からフォローできるトレーナーになりたいという方がいらっしゃいました。

女性の生理痛って、単純にお腹の痛みだけではありませんよね。頭痛・肩こり…いろんな痛み、原因があって、本当に人それぞれ。

その痛みを分かってくれる・理解してくれる先生がいるというだけで、心強いものです。それは選手も同じことです。

そういう気持ちを持ってくれる先生が誕生してくれることが、学校として、同じ女性として嬉しく感じる発表でした!

 

 

 

また別の方の発表で、「もし、非常に院にとって大切な異性の患者さんに好意を持たれたら、治療家としてどう対応するか」という質問も飛び出し、物議を醸しました(笑)

これは男女差のない問題ですが、実は心身ともに“患者さんに近く寄り添う”鍼灸師だからこそ、自身と院の保身の為にも考えておかなければならない問題のひとつでもあります。

 

 

 

スポーツトレーナーとして活躍することを目標とした学生さんからは、

トレーナーとして大切なことは「コミュニケーション能力」であり、そこを課題としているという学生さんに、先生も大賛成。

トレーナーとしての技術、そして選手とのコミュニケーションはモチロンですが、実際にチームに入り込み、活躍するにはその為の人脈が必要です。

そういった意味を含めてのコミュニケーション能力は、必要不可欠な能力といえます。

また、「運動指導」を中心としたトレーナーな活動を行うことで直接治療やケアを行う以外の時間についても選手をケアしたいというような、具体的な方針を発表された学生さんも。

 

その他、現在治療院に既に勤務されている学生さんからは、勤務先の鍼灸整骨院を改革する!という意気込みで具体的な改革内容や、

整骨院から鍼灸整骨院に発展させ、鍼灸を一任されるという計画などの発表があり、

開業する!という目標の学生さんは、どのような方針、どのような形態で院を運営して行くか、またその戦略(ここでは秘密にしておきましょう!)を力強く発表されていました。

 

 

 

今回、ほんの一部の学生さんの発表のみのレポートでしたが、

潜入させていただいて感じたことは、やはり3年生ともなると皆具体的なビジョンや目標を皆もたれているということ。

また、この発表を聞かれた学生さんは、同調や励ましの気持ち、また焦りなど様々なことを感じられたのではないでしょうか?

それもまた、大きな刺激となって皆さんの今後の肥料となるのだと思います。

学生さんの個々の発表ごとに早川先生より、沢山の経験と知識をもってアドバイスが送られていました。それもひとつの宝物になるはず。

 

いやぁ、本当に皆さんそれぞれ個性の出たすばらしい発表でした!

そして想像していたより密度の濃い発表に、また当学から素敵な鍼灸師が誕生するのだろうと、自信と確信がもてました!!

 

さて…学生さんの熱を感じてレポートもちょっと長くなりましたが、

見学させていただいた3年生昼間部の皆さん、ありがとうございました!

また機会があればお邪魔させてください☆

 

 

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