第3回中医研究会レポート
7月23日(土)に第3回中医研究会が開催されました!
まず、最初に福家先生による『漢方への捉え方・鍼灸への活かし方』の講義がありました。
さて、教科書などに腰痛のときに使う経穴(ツボ)が記載されていますが、なぜその経穴を使うか考えたことはありますか?
使う順番はどうしたらいいのか疑問に思いませんか?
漢方薬の配合や作用を考え、鍼灸に置き換えることで配穴の意味を知ることが出来る!
なかなか日本の鍼灸学校では漢方と鍼灸を合わせた講義がなされないため、貴重な内容を聞くことが出来ました。
続いては、竹本先生による『夏季・雨季の漢方薬』の講義です。
竹本先生は湿邪のイメージをポケモンでわかりやすく説明してくれました。
このポケモンは何でしょう?湿邪のイメージにぴったりです!
湿に良い漢方薬や食べ物、症例を提示しながら説明していただけるため、漢方を学んでいない学生にもわかりやすい講義内容でした。
最後は、前回に引き続き谷本先生よる『腹診』の講義と実技が行なわれました。
腹部の経穴を取る際に紐を使うことで正確にその人にあった取穴が出来ます。
紐を使って経穴を取るのと、目視で取るのではやはり場所のズレがあるようです。
一度、紐を使って取穴してみると正確な腹部の経穴を取穴することができるのでやってみてください!
腹部の経穴を取れたら、鍼をしていきます。
上腹部に刺されている場所が中脘穴です。
どの経穴に刺されているか当ててみてください!
次回の中医研究会は10月30日(日)!
天津中医薬大学から講師をお招きし、『天津中医薬大学特別講座』が開催されます!
皆様のご参加をお待ちしております!
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