2016年度第5回中医研究会を開催いたしました！

11月19日（土）に第5回中医研究会を開催いたしました。

今回、竹本先生には「五苓散と気津」についてご講演いただきました。

五苓散の成分や効用、主治についてひとつひとつ丁寧に説明してくださるため、

漢方初心者でも大変わかりやすい内容でした。

また、「五苓散」という漢方が傷寒論や金匱要略にどのように記載されているか。

どのような効果が期待されるものか。

条文の読み方や意味も考えながら学ぶことが出来ました。

鍼灸師では、あまり漢方について学ぶ機会が少なく漢方と聞くと難しいイメージから、なかなか勉強できないといった方が多いと思いますが、中医研究会では漢方についても基礎から学ぶことが出来ます！

続いては、福家先生による「診れる！刺せる！（三焦鍼法）」です。

最初の座学では、症例検討がなされました。

一症例に対し、各自どのように考えて治療するかを問います。

あまり、他の鍼灸師がどのようなところをポイントに問診し、治療ポイントとするかは聞く機会が少ないと思いますので、自分の見立てた弁証とどのように違うかを考える良い機会であったと思います。

続いては、実技室にてペア相手を弁証し、三焦鍼法を用いた実技練習の時間となりました。

講師の先生が一人一人に弁証の確認を行い、各自三焦療法の配穴に加えペア相手に適した経穴に鍼を行っていきました。

今年、最後の中医研究会も多くの方にご参加いただきました！

1年目ということで、2ヶ月に1回の開催でしたが、来年は各月1回の開催を予定しております。

次回は1月の開催です！

新規入会者も募集しておりますので、中医学に興味のある方もこれから勉強しようと思っている方もぜひ一緒に中医研究会を盛り上げていきましょう！

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