たくさんのご参加、ありがとうございました。
◎ 天津中医薬大学特別講座とは
毎年10月に中国本校より漢方・鍼灸の先生を招聘し、日本へ正しい中医学を広く浸透させるために開催しています。
◎ 今年のテーマ 「中医腹診と腹鍼」「李杲脾胃論の応用」
こんにちは。今回、この特別講座の座長をすることになりました鈴木と申します。
今回のメインテーマは、美容や健康に効果があると注目されている「腸活」です。
『腸活』とは腸内環境を整え、それを維持することを指します。
第一部は「中医腹診と腹鍼」をテーマに講師の韓艦華先生には、中国本場の腹診や腹鍼発展の歴史とその方法について実技と共にご講義いただきます。
第二部は「李杲脾胃論の応用」をテーマとして講師の張国霞先生には、金代の名医李杲(東垣)
が唱えた理論に基づき、現代にも生かされる胃腸の整え方や身体にやさしいダイエットの食事法などをご講義いただきます。
当講座が皆様と共に伝統医術の研鑽を積んでいただける機会となることを願っています。
鈴木 孝子 神戸東洋医療学院 講師、中医研究会 理事
2010年明治国際医療大学鍼灸科卒業。2012年明治国際医療大学研究科博士前期課程修了後、神戸東洋医療学院に在籍。現在、実技・中医診断学・臨床実習を担当。
◎ 詳細
- 日時:
- 2017年10月29日(日) 13:00~18:00
- 会場:
- スペースアルファ三宮 中会議室1-⑤
〒650-0021
神戸市中央区三宮町1-9-1センタープラザ6階⇒アクセスはこちら
- 定員:
- 50名
※定員に達し次第受付を締め切らせていただきますのでご了承ください。
※キャンセルについて:必ず当日の講座開始前までにご連絡くださいますようお願いいたします。
- 参加費:
- 一般 10,000円
神戸東洋医療学院 卒業生 5,000円
当日スケジュール
12:30~ | 受付 |
---|---|
13:00~15:20 | 第一部講演・実技 「中医腹診と腹鍼」 |
15:20~15:40 | 質疑・休憩 |
15:40~17:30 | 第二部講演 「李杲脾胃論の応用」 |
17:30~18:00 | 質疑 |
18:00 | 終了 |
◎ 講師紹介
韓艦華(かん かんか)
天津中医薬大学第二附属病院鍼灸科主任医師
碩士研究生指導教官
略歴
1980年-1985年 天津中医学院鍼灸専業 本科生卒業
1985年-1988年 天津紅橋中医院 医師
1988年-1991年 天津中医学院 鍼灸専業 修士卒業
1991年 天津中医薬大学第二付属病院 医師
張国霞(ちょう こっか)
天津中医薬大学 教授
神戸東洋医療学院孔子課堂中国側責任者
略歴
1983年 天津中医学院 中医学専業 本科生卒業
1986年 天津中医学院 中医基礎理論専業 修士卒業
1998年―1999年 東京後藤学園 講師
2001年―2003年 鈴鹿医療科学大学 客員研究員
2007年 天津中医薬大学 中医基礎理論専業 博士卒業
◎ 関係者あいさつ
お陰様で、神戸東洋医療学院において「中医研究会」が発足いたしました。毎年、天津中医薬大学特別講座を通して『正しい中医学』の伝播を行っておりましたが、よりランクをアップし研究会として活動させていただいております。こちらの方も、是非参加いただきますようよろしくお願い申し上げます。
⇒中医研究会の詳細はこちら
福家 慎太郎 中医研究会 代表、神戸東洋医療学院孔子課堂 課堂長
「腹診・腹鍼」は、日本独自の発展を遂げてきた診断・治療法です。
室町時代後半から江戸時代に行われていた日本独自の鍼治療である「打鍼術」はその代表的な治療法でもあります。
また、漢方の大家である吉益東洞は「腹は生あるの本なり。故に百病は此に根ざす。是を以つて病を診するには必ず其腹を候う。」
とされ、診断法として重要な意味があるとされています。
講座を通じて、現代中国の「腹鍼術」がどのように発展・研究・臨床応用されているかを学び知りることで、
参加者の皆様の更なる飛躍に繋がることを期待しております。
谷本 篤志 中医研究会 顧問、はり・きゅう 和み座 院長
はり・きゅう 和み座 院長 1991年明治東洋医学院専門学校卒業。 漢方専門クリニックにて20年間の診療に従事する。 2015年5月西宮にて「はり・きゅう和み座」を開院。 また、東洋医学の啓蒙と普及に全国で講演活動を行う。主 催: 神戸東洋医療学院 孔子課堂
共 催: 天津中医薬大学 ( 本校 ) 神戸東洋医療学院
協 賛: 株式会社タフリーインターナショナル
協 力: 神戸東洋医療学院 中医研究会