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患者さんに合わせてできることが違う。
本当にその人にあった治療をしていきたい。
本当にその人にあった治療をしていきたい。
眞殿さつきさん
ミント鍼灸院 勤務2013年 鍼灸コース卒業
入学前
高校生が鍼灸師を目指す!!
- 神戸東洋医療学院に入学前は高校生だった眞殿さん。いつ頃から鍼灸や漢方に興味をもち始めたのでしょうか。
- 高校2年生からです。知り合いに鍼灸師がいた事と、鼻炎の漢方薬を飲んでいた事、それから、もともと美容関係に進みたいなと考えていた時にテレビで美容鍼灸がある事を知ったのがきっかけです。
- 高校生活で一生懸命取り組まれていた事は何かありますか。
- とくに無いですね(笑)。加古川市にある畜産の学校に通っていましたので、授業が終われば動物の世話をしていました。
- 鍼灸師を目指すと決めた際、どのようにして神戸東洋医療学院を知ったのでしょうか。
- 知り合いから、神戸に鍼灸学校があることを聞きホームページで調べました。最初は、年齢層が高そうだなぁと思いましたが、他校と比べて実習が盛んなことと開業率が高いこと、それから漢方も一緒に勉強できる総合コースに魅力を感じました。高校の2年生から3年生にかけて何度かオープンキャンパスなどに参加して、先生の雰囲気も楽しそうだなぁと思いました。
在学中
年齢層が広く、若い学生にはみんなが先生!!
- 実際入学してからは如何でしたか。
- 1年生の頃は、やっぱり年齢層が高いなぁと感じていました。ただその分、人生経験とか聞けたので勉強になりました。あとは天馬祭がおもしろかったですね。みんなで焼きそばを売りました。
- 苦労したことはありましたか。
- 苦労は、めっちゃしました(笑)。勉強ですね。特に解剖と生理が難しかったです。それでもあきらめずに出来たのはクラスメイトと先生たちの協力のおかげです。放課後も勉強につきあってもらいましたし、事務の方にも声をかけてもらったりして。先生には2回目の国家試験受験の際に、要点をまとめたプリントをもらったり、個人的に教えて頂いたりして、ありがたかったです。実技もやっぱり多かったけれど、3年間でたくさんできました。
卒業後
研修⇒就職で即戦力!!
- とても苦労しましたが(笑)、卒業して国家試験に受かった時はどんな思いでしたか。また卒業後に辿った道を教えてください。
-
国家試験に受かった時は、めちゃくちゃ嬉しかったです。当時、開業とまではいかなくても自宅から往診治療とか出来たらいいなと考えていた時に、学校の先生から研修生のお話を頂きました。優しい先生のもとでのびのびと勉強した後、今の治療院を紹介して頂きました。学校の付属治療院の患者さんは年齢層が高くて男性も多かったのですが、ここでは若い女の人が多く、コミュニケーションの取り方も違いました。疾患もメンタル的なことが多いですが、学校で学んでいたのでスムーズにいけました。院長は第一印象が怖そうだなと感じましたが、一緒に働いてみると優しかったです(笑)。
- 今の治療院の特徴は何でしょうか。
- とにかく女性が多いですね。特に30代の方。あとは0歳のお子さんでも来院されるので、お灸やローラー鍼を使って診ます。今は年齢層問わず、関係性を築くことに力を入れています。
- 鍼灸師を目指した高校2年生の頃と今の自分との変化は何かありますか。
- 当初、鍼灸師といえばツボをつかったり、脈を診たりするだけだと思っていたのですが、ここに来てみてツボはあまり使っていないという事と、それぞれの患者さんに合わせて出来ることが違うという事に気づきました。これからも、本当にその人に合った治療をしていきたいと思っています。
- 鍼灸師になってよかったと思う瞬間はどんな時ですか。
- 症状が良くなって「ありがとうございました」って毎回言われる時ですね。
- 眞殿さんの今後の展望を教えてください。
- 展望ですか。今は、しばらくここにいたいです。もし開業するとなれば30歳ぐらいかなと思います。それまでにたくさん経験を積んでおきたいですね。
鍼灸師を目指す高校生の方へメッセージ
my favorite things
● 休日の過ごし方
レゲエのフェスでめちゃくちゃはじけまくっています ( 笑 )
● 休日の過ごし方
おいしいもの大好き!食べ歩きが趣味です!
● 得意なこと
かわいい雑貨も好きで、院の内装も携わりました。
院長インタビュー
付属治療院は神戸東洋医療学院の強み。
卒業生の技術に不安はありません。
卒業生の技術に不安はありません。
森本賢司さん
ミント鍼灸院 院長2009年 鍼灸コース卒業
院長から見た眞殿さんの評価は!?
- 学院の卒業生でもある森本院長。どのようなきっかけで眞殿先生を雇用されるようになったのですか。また雇用されてからの眞殿先生の働きぶりについて教えてください。
- きっかけは2つあります。1つ目は、忙しくなってきて自分の体調管理の事を考えた時に、一人でやり続けるには少しリスクがあるなぁと思ったので人を雇うことにしました。2つ目は、患者層が30代40代の女性が多いということもあって、男性より女性のほうが雰囲気はいいのではないかという思いから、女性の力を借りることにしました。
- 女性の30代40代の方は、どのような治療を目的で来院されるのですか。
- 体の悩みを持った女性が多いですね。たとえば、不妊治療、自律神経失調症、めまいなど、女性に多い疾患です。
- なるほど。その女性患者が増えてきた時期に求人を出されたのですね。
- 求人を出したもののなかなか良い出会いがなく、結果的に卒業校である神戸東洋医療学院の先生を通じて眞殿先生を紹介して頂きました。
- 眞殿先生の第一印象は如何でしたか。
- 若いなぁとか、そんな感じでした(笑)
- 実際に働きだしてからの苦労はありましたか。
- まぁ、自分もそうなのですが、どうしても患者さんの方が年上という事もあって自分を先生として創るというか、そういうところがなかなか出来なくて苦労しました。
- 森本先生を目当てに来られた患者さんを他の人に任す事に不安はありましたか。
- 恩師のお墨付きで技術は問題ないと伺っていたので、もう最初から任せました。最初こそいろいろありましたが、今は眞殿先生を指名される方も来院されているので問題ありません。
- その「最初のいろいろ」は伺えますか(笑)。
- 患者さんの気持ちを汲み取れないまま、先々まで進んでしまって焦ったりとか。今は、すっかり落ち着いて担当の患者さんもついているので頼もしい限りです。
- 雇用して2年経ちましたが、これから眞殿先生に期待することは何ですか。
- 今はまだ限界の一歩手前のところで緩んでしまうところがあるので、頑張ってそれを100%使い切ってもらいたいなぁと思います。
院長の展望
- 森本院長の今後の展望についてお聞かせ下さい。
- 今年の夏に女性を一人採用しようと考えています。今後は、1日あたり3人で15人ぐらいは診られるような状況を作って、ゆくゆくは店舗展開や増床を見据えています。来年には更にスタッフを雇えればとも思っています。このあたりは鍼灸、整骨院が多く激戦区なので、頑張っていきたいと思います。
母校への期待
- 神戸東洋医療学院に今後期待することはありますか。
- 神戸東洋医療学院以外の学生も面接するのですが、やっぱり鍼が打てないとか技術持ってない人がとても多いなという印象があります。その点、神戸東洋医療学院には付属治療院という強みがあるので今後も在学中にたくさんの患者様を見て頂けたらと思います。