田舎でまちづくり 「コミュニティ鍼灸師」の第一人者を目指して

入学するまで

鍼灸師を目指したきっかけは?

僕は昔から、肩もみを人にするのが好きで、将来癒しに関わる仕事がしたいと考えていました。 また、「この豊かな日本で、病院もたくさんあるのに、身近にいる“しんどい人たち”がなぜしんどいままなのだろう?」という疑問がきっかけでした。

仕事

当学を選んだ理由は?

東洋医学ベースの鍼灸と実技に重点を置いたカリキュラムを組まれているからです。また、「特別研究生」という制度は大卒の僕にとっては魅力的でした。仕事の関係上、アクセスが良かったというのも決め手の一つでした。

学費はどのように工面していますか?

特別研究生制度のおかげで、かなり学費は抑えられておりますが、実際学費は、親に借りています。その他の備品や教材の購入に関しては、自分の蓄えや収入の中で賄っています。

入学後、そして・・・

入学後に、嬉しかったことや困ったことはありますか?

意識の高い仲間に出会えたことが一番嬉しいです。また、僕は「夢プラン発表会」という企画を立案から主催まで行いましたが、そういった新しい企画に対して協力的な先生方、事務局、学友会であったことも、「とても恵まれている」と感じています。

夢プラン発表会

特別研究生としてやってきたこと、やっていきたいことを教えてください。

大きくは2点あります。一つは、学生の内から先輩鍼灸師さんとのネットワークを作ることです。関西だけでも、鍼灸に関するイベントは数多く存在します。 そのようなイベントの運営に関わることで先輩鍼灸師さんと出会い、自分自身の将来設計を具体化しながら、「どうしたらもっと鍼灸を世に広められるか」を考える機会にしております。 もう一つは、学友会活動です。2年生の6月から僕は第18期学友会会長となりました。学内行事の企画運営や学生生活のサポート、先生と学生との調整などを積極的に行っています。 ただ、「特別研究生が学友会会長になる」というのは決して義務ではありません。色々と企画が思いつく方なので、僕は楽しく任務を仰せつかっています。 大変なこともありますが、これからも、自分自身が楽しみながら、学生のみなさんの為になる活動ができればと思っています。

将来の夢や目標について教えてください。

僕は、田舎でまちづくりをする鍼灸師「コミュニティ鍼灸師」の第一人者になることが夢です!!現在、兵庫県篠山市で起業し行う「ささやま寺子屋塾」という教育事業と、二足のわらじで「子どもからお年寄りまで癒せる人」になります!

ささやま寺子屋塾

これから鍼灸師・特別研究生を目指す方へメッセージ

鍼灸師は、“人”の健康・人生・命に関わる大変やりがいのある仕事だと思っています。“人”に深く関わる仕事だからこそ、その応用範囲の可能性はとてつもなく広いと感じます。 僕は他のキャリアを踏んでから鍼灸の世界に入ってきましたが、「これまでの仕事との掛け算」が出来るのではと、学生である今からワクワクしています。 幸いにも、鍼灸という武器を他分野で活かす人材はそこまで多くありません。先駆者になれる余白は沢山あります。ベンチャー精神溢れる方が後輩になってくれたら嬉しいです。入学された際には、ぜひ僕と一緒に何か事を起こしましょう。

特別研究生日誌

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