「総合診療医」と「コミュニティ鍼灸師」
2年生の特別研究生、瀬戸大喜さんによる特別研究生日誌をお送りいたします
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みなさんは、「総合診療医」をご存知でしょうか??
「19番目の専門医」として、近年日本で導入された概念及び制度です
そんな総合診療医は、制度が導入される前からアンテナを張っていたのですが、
こんな素敵なサイトが新設されていることに気づきました
紹介動画が、とても分かりやすいので、ぜひご覧ください
なぜ、今回「総合診療医」を紹介したかったかというと、
僕が以前から描こうともがいてきた「コミュニティ鍼灸師像」にとても近いと感じるからです
もちろん、日本における現行制度で総合診療医のように、
鍼灸師が広く影響力を持つことは難しいだろうと感じます
でも、「360度的に身体を診ること」
「生活・家族・地域などの背景から病を捉える」
「他分野との連携を通して地域づくりをしていくこと」など
まさに僕の考えている「コミュニティ鍼灸師像」だと感じざるを得ませんでした
特に、北海道更別の山田さんの事例は、教育と絡んだ実践をされていて、
(僕は普段教育関係の仕事をしているので)
「自分のモデルケースになるのではないか」と強く心惹かれてしまいました
いわゆる「(病院で提供される)医療」と比べた時、
鍼灸の得意分野の一つは「体質改善を通した疾病予防」なのではないかと考えます
もっと言えば「より健康(快適・幸せ)に生きるためのサポート」なのではないか、と
一方、僕が普段仕事をする兵庫県篠山市。
その中核的な病院である「ささやま医療センター」(ぎっくり腰入院で個人的にお世話になったところ)でも
「総合診療科」が新設される、とのニュースが地元紙・丹波新聞に掲載されていました
いよいよ身近な存在になりつつある話題だと感じます
そう考えていくと、総合診療医さんと一緒になって仕事をしていくこともできるのかな…
と、妄想が広がっていきます
とは言え、上記のようなことを実現するには「一定水準に達した治療能力」が前提となることは、
日々痛いほど感じていまして
「早く鍼灸師になりたい」とはやる気持ちと、
「まだ自分の想いを実現する実力が身についていない」と焦る気持ちが入り混じる毎日です
苦しくて楽しい学生生活は、あと2年続きます
日々精進していきたいと思います
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