2年生の特別研究生、瀬戸大喜さんによる特別研究生日誌をお送りいたしまするんるん (音符)
今回は瀬戸さんが自らの活動に対する真摯な想いを熱く語って頂きましたほっとした顔ぴかぴか (新しい)

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7月1日の丹波新聞にて、「たんばのひと」として掲載いただきました。

表題は「学びの土台は母親支援」

 

http://tanba.jp/2018/07/「寺子屋塾」経営%e3%80%80瀬戸大喜さん(神戸市)/amp/

 

取材の際、「なぜ篠山にこだわるんですか?」と問われ、自然に出てきた言葉があります。

 

「まだやり切れてないんです。」

 

神戸大学生であった21歳の頃からお世話になっている篠山。

地域おこし協力隊、合同会社ルーフスの起業という濃密な経験を経て育ってきた「ここ篠山で、僕にしかできないことがある。」という問題意識。

 

教育と医療。

この体制が整っていない地域に、人口を維持し、町を活気付けてくれる子育て世代の方々が「移住したい」と思うでしょうか?

なかなか、厳しい現実があると思います。

 

そして、人口が減ると学校は統合され、診療所も撤退する昨今、「これまで通りのインフラを人口が減っても公金を使って維持してほしい」と願うことは、あまりに純粋過ぎると思います。

 

学校や、診療所というのは、ある意味「大きな仕組み」です。

 

でも、もしかしたら。

 

その大きな仕組みの近くに住み、頼りきりにならなくても、

地域の子どもを今の社会に必要とされる人材に育て上げることが出来るのではないか。

健康な心身を維持すること。より良くすること。多少崩れても、慌てない知識を持つことは、出来るのではないか。

 

教育と医療の本質を捉え直した時、「地域づくり」と一体になった動きの中で、全国の、否もしかすると全世界の過疎地域が求める、豊かに生き残る新しい可能性が見えてくるのではないか。

 

「ここ篠山で、僕にしかできないことがある。」

 

解決の糸口ではないかと仮説を持ち、必死になって日夜探求し続けている活動がカタチになっているのが、

「ささやま寺子屋塾」と「東洋医学(鍼灸)」です。

 

僕の夢は、「篠山モデル」と全国、全世界に名の知れ渡るような「地域が豊かに生き残るための教育と医療の新しい在り方」を確立すること。

 

その為に僕は、毎日一歩ずつ。

篠山の子どもたちの人生と向き合い、神戸の専門学校でも移動中でも東洋医学、東洋哲学について学び考え続けているのです。

 

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