第16回中医研究会
1月21日(日)は第16回中医研究会が開催されました。
今年から、研究会開始1時間前に実技室にて自主練習が出来るようになりました
今回は、風邪予防として項部に『火鍼(ひばり)』をしました!
ターボライターを使って鍼を熱しましたが、ターボライターは音が大きく恐怖心を与えるため控えたほうがよさそうです。。。
今回の講師は谷本 篤志先生と加堂 佑先生です。
最初に谷本先生による『季節の養生』の講義がありました。
季節ごとの生活のリズムや衣服の身に付け方、甘味による身体への作用などの講義内容で、四季に応じた生活が大切だと感じました。
※後日、さっそく患者さんへ日常生活の過し方についてお話しさせていただきました
続いて、加堂先生の『季節を意識した臨床治療学』の講義が始まりました。
古代中国の天文学思想哲学である運気論や十二支と六気の関係、季節の変化と気の動きについてお話いただきました。
運気論の考え方から、その年の気候や流行しやすい疾病を予測できるとのこと!
これがわかれば、事前に身体を整えて生活に気をつけることで疾病を予防することができますね
実技では、それぞれ手足の経穴を触診し、軟弱・緊張・発汗など反応の違いを観察しました。
反応のあった経穴に鍼を1本刺鍼するだけで、目がしっかり開くようになったり、舌の色が良くなったりと、身体の変化をしっかりと見ることが出来ました!
ちょうど研究会の日は冬土用の期間で、次の季節へ移り変わる期間になります。
土用といえば、土用の丑の日でうなぎのイメージですが、実は各季節の立春・立夏・立秋・立冬の前18日間を土用といい
土用の期間はしっかりと栄養をとることが大切です。
食生活に気をつけ、しっかり養生しましょう!
次回の中医研究会は、2月18日(日)の開催となります。次回の研究会は、福家先生と竹本先生にご講義いただきます。
皆様のご参加をお待ちしております。
神戸東洋医療学院 鈴木 孝子
******************************************************************
兵庫・大阪から通学圏内の鍼灸学校!神戸東洋医療学院!
2/10(土)オープンキャンパス 開催!!神戸東洋医療学院/兵庫県神戸市中央区
*******************************************************************