第105回中医研究会
皆さん、こんにちは
4月13日(日)に第105回中医研究会が開催されました。
前半の講義は「私と中医学」と題して、池田先生が鍼灸師になられた経緯や
中医学との関わりについてのお話をしてくださいました。
母親の影響で森と遊ぶ会や探鳥会に参加され、中医学でいう「天人相応」の概念を小さい頃から自然に触れながら感じられていました。
また、ものがたり文化の会に所属されていて、
宮沢賢治の童話に出てくる植物や動物など「神羅万象」の概念を持ちながら過ごされていたそうです
池田先生の講義の終盤に中医学で出会った印象深い言葉や出来事について参加者の皆さんにそれぞれ言ってもらいました。
盛り上がって楽しい時間でした
後半の講義は、前回に続き李悦先生による「衛気営血弁証」の温病シリーズで、今回は「治療篇」でした。
治法は中薬が主になるようで、鍼灸でどこまで対応できるのかを知りたいと思いました。
中国では、発熱やカゼの際、中国人の内熱が強い体質に対して銀翹散(ぎんぎょうさん)がよく使われているらしいです
福家先生からも銀翹散を常備薬としておくとよいとのお話がありました。
最後は実技で、いくつかのグループに分かれて、それぞれのテーマで練習を行いました。
今年卒業したばかりの私のグループでは李悦先生に中国鍼の本場での片手の打ち方を教えてもらいました
別のグループでは血分証に用いる「散血」を、三陰交や血海を使って行い、脈の変化などを確認していました。
私もこれからはいっぱい練習して、かっこよく素早く何より気持ちのいい鍼を打てるように頑張っていきたいです✨
23期生 S
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