第18回 中医研究会
3月18日(日)は第18回中医研究会が開催されました。
まずは谷本先生による『鍼灸古典にみる九窮の治療』の講義から始まりました。
江戸時代にまとめあげられた『鍼灸重宝記』より撚鍼の手法や鍼灸の慎み事、疾患別の治療法に関する内容でした。
腰痛は腎虚と捉えることが多いですが、鍼灸重宝記では経絡流注を中心に捉え、内因・外因・不内外因など明快に病因を把えます。
また、基本的に「灸」ではその場に気をあつめること、「鍼」では気を散じることや気を引くために用いるようです
今度、灸や鍼の用い方を意識しながら施術してみようと思います!
加堂先生は前回の講義に引き続き
『季節に応じた臨床治療学2~春における花粉症のメカニズムとその治療~』の講義でした。
古典から東洋医学における花粉症の捉え方やなぜ春に花粉症が起こりやすくなるのか、
花粉症の症状別の弁証類型などを教えていただきました。
また、竹本先生からは弁証別におすすめの漢方も少し教えていただきました
後半は実技に移ります。
足三里のツボの反応を探し、得気を探します。
これがなかなか難しかったです・・・・・・
しっかりとツボを探して得気を出す!日々の鍛錬が大切ですね
次回は4月22日(日)竹本 喜典先生、張 国霞先生にご講義いただきます
皆様のご参加を心よりお待ちしております。
神戸東洋医療学院 鈴木 孝子
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