第84回中医研究会
皆さん、こんにちは
10月1日、第84回中医研究会が行われました。
今回は弊院で診させていただいてますイップスの患者様について症例検討しました!
まだまだ西洋医学でも謎の多い病気イップス。
ゴルフのショットの際に動悸と足の震えという発作が起きて、どうしてもボールを打つことが出来ない、という訴えでした。
これを何気なく研究会で話してみたところ、「それは珍しい症例だから次回の症例検討会で採り上げてみてはどうですか」ということでした
3診目までで改善された症状はあるものの、改善がみられない症状もあり、四苦八苦しておりました。
ネットで調べても精神的症状と書いてあるだけ。
中医学ではなんともしようがないのか、悩んでいた矢先でしたので、救いの手が差し伸べられたような気持ちでした!
沢山のほかの先生方と一緒に考えられる場である症例検討は初めての経験だったので、大変緊張はしましたが、
自分の成果が認められたことも嬉しかったことはもとより、もっとこうすれば良かったなど反省点や今後の課題だったりも見つかり、
次からはこうしてみようと新しい発見も生まれたので、結果やってみて良かったと思いました
4診目の施術の結果、かなり症状の改善もみられたそうで、良い報告もできました!
日本の漢方では1か月かかるような問題も、鍼灸ではたった20分ほどで変化がみられます。
しかし、処方が間違っていれば当然治らないどころか、更に悪くもなりうるものです。
薬の性質をしっかり知っていれば、どう考えてみても相殺されて効果のないような処方が、どれだけ世の中で何度も繰り返されていることか。
漢方も薬であり、肝臓と腎臓で代謝される限り、患者様の内臓には少なからず何らかの負担がかかります
だからこそ、しっかりとした綿密な診察が大事なのだなと、恐ろしくも頼もしい鍼灸の力を再確認させられました!
薬もツボの処方もバランスもとても重要で、誰もがここを刺激すれば絶対に治るという便利なものはなく、
その時その瞬間その方の病の位置や病態諸々を把握し、ひと鍼ひと鍼大切に施していかねばならないなと、改めて感じました
余談ですが、先生との雑談の中で夜更かしをしてしまう人にもわけがあるということを教えていただきました!
また、夜更かししなくなるように体質さえも治してしまうこともできるとのこと
新たな見聞が広がり、天啓を受けたので、近々弊院のブログにも書いてみたいと思います!
興味のある方はぜひ\(^o^)/(と宣伝も忘れない笑)
17期生 森瀬
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