6月2日(日)、中医研究会が開催されましたクローバー
記念すべき令和最初の講義は武岡先生の『閃めく経絡』です。
『閃めく経絡』とは医師であり、中医学や鍼治療の学位を取られた先生が著した本で、
中医学と西洋医学との共通点について、本の内容と武岡先生自身の考え方を交えてお話いただきました。
武岡先生はお酒をアテに読書をすることが多いそうで、興味深い内容だとお酒が進むそうです(笑)わーい (嬉しい顔)

昨年、公表された国際疾病分類の改訂版「ICD‐11」がこの5月に行われた世界保健機関(WHO)総会で正式に採択されました。
このICD-11には「伝統医学の病態」が新たに追加され、中医学を初めとする伝統医学が世界的に医学として認められたことが示されました。
また昨今、1人の患者さんを複数の医療従事者でケアをしていく「チーム医療」が広まる中で、西洋医学を学んできた他の医療従事者や患者さん、
そのご家族に中医学を理解しやすく伝える能力はとても重要となります。

「気」とは?五臓の関係を西洋医学的に考えると?ツボとは?等、
中医学を知らない人にも分かりやすく伝えるヒントがたくさんあり、早く人に話したくなりましたウッシッシ (顔)ムード



続いては、福家先生の『養生と予防(治未病)』についてご講義いただきました。
中医学では「防重於治」、つまり罹った疾患を治すことより、罹らないように防ぐことが重要とされています。
また疾患に罹らないよう正気を養う上でも、まずは頭と心を整理してから、食事や生活リズムを整える、身体を鍛える、
といった順序が大事であることをお話いただき、深く納得しましたほっとした顔ひらめき

臨床の中で、症状改善や健康維持のために患者さん自身で普段からできることや日常生活上の注意点などを聞かれることもよくあります。
これからは順序の重要性も含めてお伝えしていきたいと思います手 (パー)



次回は6月30日(日)の開催となりますぴかぴか (新しい)
皆様のご参加を心よりお待ちしておりますexclamation

池田 朋子

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