第102回中医研究会
皆さん、こんにちは
1月12日(日)、第102回中医研究会が行われました。
今年最初ということで、代表の福家先生より、今年1年間の研究会についてお話しいただきました。
11月に行われる天津中医薬大学特別講座では「小児」をテーマに取り上げることや、
天津中医薬大学から来ていただいている李悦先生に専門の温病をシリーズとして講義いただくこと、
昨年、好評だった淡路島合宿を開催することなどなど、今年も盛りだくさんな1年になりそうです
講義では、福家先生より『方剤の学び方~小柴胡湯(しょうさいことう)と半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう)~』と題して、
和法とは、少陽病とは、というところから、それぞれの組成や適応となる証や症状、禁忌となる場合など
昨年12月の研究会で竹本先生にご持参いただいた漢方薬について、より細かくお話しいただきました。
また、その漢方薬の効用をツボに置き換えるとどうなるのかという鍼灸師ならではのお話は非常に興味深いものでした
今回は半夏瀉心湯を試飲しましたが、前回の小柴胡湯に比べるととても“漢方薬らしい”味わいでした
漢方薬の香りや味はそれを必要な人にはとても良い香りや良い味に感じるとのことで
自身の体調のバロメーターにもなります。
実技では小柴胡湯をツボに置き換えた足臨泣(あしりんきゅう)と外関、
また四関穴である合谷・太衝への刺鍼を行いました。
補瀉手技をするときには、左の外関と右の足臨泣、右の外関と左の足臨泣を同時に刺激し
得気を呼応させる練習を行い、苦戦しながらも気の流れを感じることができました
教員 池田朋子
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