山正もぐさ工場見学に行ってきました!!
皆様、こんにちは
3月28日(水)伊吹もぐさ製造本舗 株式会社 山正 様のもぐさ工場見学に行きました
学友会が中心となって計画を立て、思い出に残る素敵な経験をさせて頂きました
今回はもぐさ工場見学に参加した生徒の方より頂いた感想文をご紹介させて頂きます。
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神戸東洋医療学院昼間部、春から新2年生になる、田合と申します。
前回は天馬祭の記事を書かせていただきました。
今回は、3月28日にありました、もぐさ工場の見学についてです。
皆さんは、お灸で使われる【もぐさ】(艾)が、どんな風に作られているか、ご存知でしょうか?
神戸東洋医療学院では、実技の授業で山正さんの「日本一黄金山」というもぐさを使いますが、
僕自身、作り方などは座学の「はりきゅう理論」で漠然とした理解しかできなかったため、
滋賀県長浜市にある、山正さまへの見学ツアーに参加することで、より理解を深めようと思いました。
もぐさ工場では、今でも石臼や唐箕など、昔ながらの道具を(電動ですが)用いてもぐさを作ります。
そして、もぐさの原料となるヨモギは、近所に住んでいるおばちゃんたちが採取して、
山正さんがそれを買い取るのだそうです
近年は採取してくださる方も高齢化が進んでいるため、よもぎの栽培もされるそうです。
もぐさの作り方や、使われる道具、ヨモギのどの部分を使い、どういう成分が有効なのかは、
国家試験の「きゅう理論」という科目でも出題されるので、唐箕や石臼など、写真でしかイメージできなかったことが、
紙の上だけでなく、自分の目で見て、肌で感じて学べたのは、すごく幸運でした。
もぐさ生成時に生じるカスは、ほとんどが廃棄されているそうです。
何か再利用できるアイデアがないかは、とある大学でも研究しているとのこと。
見学終了後は、物販コーナーも企画していただきました。
僕は【ネパールもぐさ】と、最高級品の【雪の華】と呼ばれるものを買いました。
「ネパールもぐさ」は、品質が高級品の「日本一黄金山」とほぼ変わらないながら、値段が格段に安く、
かつ分量は日本一黄金山よりも数倍あるため、学校での自主練習に使います
そして、「雪の華」は、「日本一黄金山」をさらに細かく生成したもので、値段が倍以上します
これは僕の母や祖母のケアに使います。
工場見学終了後は、黒壁スクエアという商店街で、
名物の「のっぺいうどん」を食べたり、赤こんにゃくを買ったりして、非常に充実した1日でした。
最後になりましたが、今回のもぐさ工場見学を企画していただいた、学友会の田中委員長をはじめ、
引率してくださった早川先生や光上先生、事務の方、そして山正さま、本当にありがとうございました
今回の経験を活かして、お灸の火を絶やすことなく、より一層、勉強や実技に励んでいきます
18期生 昼間部 田合 仁
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兵庫・大阪から通学圏内の鍼灸学校!神戸東洋医療学院!
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