応用実技練習「肩関節周囲炎」
皆さま、こんにちは
神戸東洋医療学院 教員の光上です。
今回の応用実技練習では、俗に「五十肩」と呼ばれる
肩関節の痛みに対するトリガーポイント治療について練習を行いました。
首肩こり、腰痛などに続いて鍼灸院へ行くきっかけとなる理由で、常に上位にくる症状の1つです
参加された学生は、肩関節の複雑な構造に四苦八苦しながら触診を行った後、
トリガーポイントへ鍼をうち、鍼を刺す前と刺した後の変化に驚きを感じる学生が非常に多く
今回の練習を通じて、改めて鍼灸施術の有効性について実感した学生が多かったように感じます
それでは、今回参加された学生さんの感想をご紹介します
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今回は四十肩、五十肩の治療に有効な治療法が学べると聞き参加させて頂きました
実習では肩関節周辺への刺鍼深度も深く、見学のみと思いましたが、
先生の丁寧なご指導により貴重な練習をすることができました
自身も実技練習後、肩周辺が軽くなった感じがし、実際に四十肩を患った際に
今回のような治療を受けていれば、もっと早く治ったのではないかと思いました。
より経験を積み技術を習得し、四十肩、五十肩でお悩みの患者さんに役立てるよう頑張りたいと思います
楽しく、すばらしい実技練習でした
1年生夜間部 F
今回私は初めてトリガーポイントの応用実技練習に参加しました
五十肩(肩関節周囲炎)の治療について2つのことを学びました。
1つは、肩の動きに関係している筋をみること。そして筋の他にも、肩関節に直接アプローチするという高度な技術があるということです。
先生方に、トリガーの探し方や触診の拠り方を丁寧におしえていただき、
少しですがコツを掴めました。ペアで治療した学生さんにも治療後、「少しラクになった」と言われました
今回この応用実技練習に参加して、トリガーポイントについてもっと勉強をしたいなと感じました
その為には、筋の場所や働き、筋の起始停止、走行などしっかり勉強しないといけないなと思いました
2年生昼間部 A
コロナ禍で実技練習ができない期間を経ての応用実技練習の開催は、一層ありがたみが増します
そして、普段直接指導していただく機会が少ない、石橋理事長の技術を間近で見られることや、
他学年の学生さんと交流が持てるのも良いところです
今回は臨床の場でも、たくさん経験する五十肩(肩関節周囲炎)の練習でした。
肩後側からと前側からの刺鍼方法について教えていただいたのですが、
頭ではわかっているつもりの解剖が、ちょっと体格のいい人で触診すると難しい…
特に結節間溝(けっせつかんこう)は、立位では「ココだよ~」と先輩風が吹かせられるのに仰臥位になると「どこいった」と慌てる始末
初めて受けた上腕二頭筋長頭腱への刺鍼は、とても刺激的で「効く~」という感じでした。それ故に施術時は、
患者さんへの配慮が必要だなぁと感じた貴重な時間となりました。
まずは、患者さんの肩の痛みをゆるめて、腕を上げられるよう私自身の鍼の腕を上げなければ…
学生生活もあと少し。頑張ります
3年生昼間部 Y
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