みなさま、こんにちは!
神戸東洋医療学院教員の光上です。

7月5日(土)中医・トリガーポイント合同研究会が行われました。

研究会は卒後研修を通じて、会員相互の親睦を深めながら、

鍼灸師の臨床技術の向上に役立つ活動を行っています。
通常、各研究会ごとに毎月、研究会を開催をしていますが、毎年7月の研究会は合同で行うのが恒例となっていますぴかぴか (新しい)


それでは今回、研究会に参加した卒業生のお話をご紹介いたします目

 

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私はこの4月からトリガーポイント研究会に所属しているため、
合同研究会に参加させていただくのは今回が初めてでした。
 
今年のテーマは「神経痛に対するアプローチ」ということで、まずはトリガ―ポイント研究会の
川上先生が、神経痛の基礎的な知識を生理学や病理学の観点から説明してくださいました。
次第に「坐骨神経痛」と「坐骨神経痛様」の鑑別の仕方など、応用的な知識に展開していき、
明日からの臨床にすぐに生かせられるような実践的な講義となりました。
 
 
実技では施術する上での患者さんの楽な姿勢や、検査方法など鍼を打つ前段階の注意点から、
梨状筋に対する低周波鍼治療法など幅広い技術を間近で見ることができました。
 
中医研究会からは李悦先生が、中医学的な視点から神経痛の考え方やツボの選び方の講義がありました。
同じ病態でも西洋医学と中医学では鍼を指す場所やアプローチ方法も違っており、興味深い内容でした。
 
 
私は実技の際に坐座骨神経痛に対する治療例を患者役として受けることができました。
腰や臀部の局所だけでなく、膝の裏(委中)や外くるぶしの外(崑崙(こんろん))にあるツボに鍼を打っていただき、
心地の良い響きを感じました。
その他、吸い玉を使ったデモンストレーションもあり、充実の実技講演となりました。
 
 
初めての参加でしたが、同じ病態について2つの視点から話を聞ける、とても貴重な機会となりました。
私が所属しているのはトリガーポイント研究会ですが、何か一つに偏ることなく広い視点を持った
治療家になろうと改めて思える1日となりました。
 
23期生 N
 

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