4月17日開催の第64回中医研究会に参加させていただきました本鉛筆
今回は谷本先生の「望診基礎」、福家先生の「傷寒論鍼灸配穴選注(しょうかんろんしんきゅうはいけつせんちゅう)」の講義と
加堂先生による「原穴診」の実技でした。

谷本先生の講義では、前回行われた武岡先生の「認知症」の講義を例に挙げられ、講義の内容そのものに終わらせることなく、
そこから自分にとって不足している内容を掘り下げ、学んでいかなければならないということを教えていただきましたひらめき

具体例として「認知症」について押さえるべき古典で、『黄帝内経・霊枢』の「海論」についてお話しいただき、
臨床へ結びつける為の、ワークシートを配布していただきました。
つい先日まで学生だった私にとって、中医学は試験に向けての暗記がメインでしたが、今後は臨床に活かしていくために、
ひとつの講義からも膨らませて、能動的に学ぶように頭を切り替えなければと思いましたダッシュ (走り出すさま)


2コマ目の福家先生の講義では、『傷寒論鍼灸配穴選注』の「六経弁証(りっけいべんしょう)」について解説していただきました。
『傷寒論鍼灸配穴選注』は、漢方を鍼灸に置き換えた治療について書かれていて、
病位とその後の変化を考察するうえでも、有効とのことで一層興味が湧きましたぴかぴか (新しい)

六経の本質が六気であることを理解することで、六経における病の特徴と基本治療についての関連がわかり面白かったですわーい (嬉しい顔)
今回の講義を通じて、経絡を学び、ちゃんとした証をたてることができれば
根本治療を目指していけるところが中医学のいいところだなと改めて感じ、今後も学び続けたいと思いましたクローバー


実技の時間では、加堂先生から「原穴診」についてご指導いただきました。
谷本先生の望診の講義でも『望・聞・問・切』の順番には意味があり、目的意識をもって診ることが大切と言われたばかりなのに、
いざやってみるとダイレクトに原穴を探しにいってしまい、早速先生にダメ出しをいただきましたがまん顔あせあせ (飛び散る汗)
頭でわかっているつもりでもなかなかできません…
一気に全部診ようとせず、ひとつひとつ捉えていくのが大切なのかなと思いましたexclamation



中医学の世界は、知れば知るほど知らないことの多さに果てしなさを感じますが、
一回一回の経験を大切に、今後も楽しみながら勉強し続けていきたいと思います芽

20期生 山原


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