実技講座「殿部下肢の痛みと痺れのトリガーポイント刺鍼」
皆さま、こんにちは
神戸東洋医療学院 教員の光上です。
8月1日(月)殿部下肢の痛みと痺れに対するトリガーポイント刺鍼をテーマに
石橋学院長が実技講座を2年生向けに行いました
殿部下肢の痛み、痺れを引き起こす疾患の特徴、トリガーポイントへ刺鍼するまでの診察、
病態把握の重要性を講義を行った後、実技へ
トリガーポイントを圧迫すると「痛気持ちいい」という特有の感覚が生じることや、
心地の良い触診が、鍼灸治療の効果に大きく影響を与えるということを、模擬施術を通じて説明し、
終始、和やかな雰囲気の中で実技講座は終了しました
それでは、今回受講された学生さんの感想をご紹介します
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今回は、臀部下肢の痛みと痺れのトリガーポイントを学びました
まず、どんな原因が考えられるかについて整理してくださいました。
①ヘルニア
②狭窄症
③変形性股関節症
の3つの原因ごとになぜ痛みや痺れなどの症状がでるのか、
トリガーポイントの関連痛などについて解説してくださいました
デモは鍼ではなく手技療法となりました。台になってくださった方を先生が施術すると、
股関節の可動域が広がり、「軽くなった」とおっしゃっていて驚きました
押されている所(トリガーポイント)は「痛いけど気持ちいい」とのことで、
トリガーポイント特有の響きを感じるのだな、と思いました。
その他にも患者さんの主訴を聞いて、どのように診るか、どのように触るかなど、
臨床家として必要なことを教えてくださり、大変勉強になりました
患者さんの主訴から、どこに原因があるのか、原因を突き止めたならどの筋へどのようにアプローチしていくか、
といった思考回路を養っていかないとな...
と様々な気付きがある応用実技練習となりました。ありがとうございました
2年生昼間部 U
殿部下肢の痛みと痺れについて色々、学びたいと思い、
石橋学院長が行う実技講座に出席しました
その中で1番、印象的だったことは「梨状筋、中殿筋のトリガーポイント」というキーワードが出てきたことです。
梨状筋は、坐骨神経が通過する場所、ということは記憶に残っていましたが、
殿部下肢の痛み、痺れと関連しているという話を聞き、非常に驚きを感じました
また、中殿筋のトリガーポイントからの下肢痛、変形性股関節症による鼡径部の痛みに伴う殿部痛、
脊柱管狭窄症の下肢痛の特徴など、鍼灸師が携わる様々な疾患について、
実技を交えながら行って頂き、鍼灸治療の多様性を感じることができた時間でした
2年生夜間部 K
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