秋も深まり紅葉がチラホラと見られる今日この頃です。 当校でも後期授業が始まり、1年生は1つのステップをやっとやり遂げた状態で、 これから「何をしたらいいのか?」まだ解らない感じです。 2年生は三年間の折返し地点を過ぎ、「自分は何が出来るのか?」を ぼちぼち考える時が来ています。 実際にはまだまだ悩んでいる人が多いですが・・・。 3年生は最後の学期であると同時に、迫り来る国家試験との戦いに向けて 真剣に取り組まなくてはなりません。 国家試験を通過すれば社会に旅立ちます。 今から卒業後についても、真剣に悩んで欲しいと思っています。 さて、私が何を教えているかと言いますと ずばり「中医学」です! 中医学??? 鍼灸の世界は東洋医学として成り立っていますが、その本流は中国にあります。 それが中医学です。 当校では授業名も「中医概論」、「中医診断学」、「中医鍼灸学」と 三年間にわたり講義を行っています。もちろん実技の授業も別にあります。 ここまで多くの時間を費やして、キッチリ基礎から応用まで教えている学校は、 日本では他に例を見ないのではないかと思います。 古来のエリート達がこぞって勉強した学問ですので、難易度は決して低くはないですが、 「出来るだけ分かり易いように」を心懸けて授業に望んでいます。 なにせ現代の学問とは違いますので、最初は難しく感じますが、 少しずつでも解ってくると、ドンドン面白くなる学問でもあります。 西洋医学ではどうしようもない病例が増えている中、新たな切り口になる医学であり、 また実際の生活でどんなところにも応用が利く考え方なので、 一度味わってみると面白いですよ! 我々は自然の中で活きていますので、自然を味方に付けて生きて行こうではありませんか。 色々な考え方が世の中に存在し、色々な事が同時に起こっています。 学校の中も同じです! 色々な先生がいて、色々な手技があり、みんなで盛り上げています。 色々な事を深く学びたい方!是非一度、学校の中を覗いてみてください。 授業担当者:福家