2012年01月30日
学生の夢のために“橋”を架ける
私たち教員は、学生に相応しいブリッジを架けるという強い責任感を背負っています。
つまり、学生たちが鍼灸師という夢を持って入学し、鍼灸師になる夢への「橋渡し」が私たちの仕事だと思います。
解剖学は、そのブリッジを形成するための一つ重要な要素で、この大切な教育の一端を担うことを嬉しく思っています。
解剖学とは、その名の通り解剖を通して、人体の仕組みを理解する学問ですが、どうやって身に付けるか、そのスキルアップの方法をご紹介します。
神戸東洋医療学院では、解剖学は構造Ⅰと構造Ⅱという二つの区分に分けられます。
まず標本を見ながら、理解と暗記を結びつけて覚えます。
その時、標本を見ながら行うことが重要です。
この標本を『見ること』の重要性を示した実験結果というのがあります。
① 聞いた内容を覚える時間は2.8秒。
② 見た線条図を覚える時間は1.5秒。
③ 見た黒白スライドを覚える時間は1.2秒。
④ 見た彩色写真を覚える時間は0.8秒。
⑤ 実物を覚える時間は0.4秒。
実部を眺めることが大切なのですが、体の内部を見るチャンスは限られています。
そこで模型の登場です。
なるべく模型標本を見ながら、その形や働きを考えると覚えやすいのです。
視覚は脳の広い範囲に情報を伝えると言われています。 まさに「百聞は一見にしかず」ですね。
授業担当:李
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兵庫、神戸で鍼灸師を目指すなら!
神戸東洋医療学院/兵庫県神戸市中央区
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