ベルェベル美容専門学校 特別講義
毎年大好評の、当学院、理事長自らが行う特別講義
ベルェベル美容専門学校の神戸校、大阪校にて本年も行われました
対象者は、エステティシャンをめざすエステ科2年生の学生さん
テーマは、「東洋医学」について、そして、実際の施術ですぐに使える「経穴=ツボ」についてです
午前中に座学、午後からは実習という一日フルコースで行われました
私、神戸東洋医療学院出身、現在は付属治療院スタッフのいけぴーも、
午前中だけですがカメラマンとして同行させていただきました
美容専門学校にお邪魔するのは初めてなのでドキドキワクワクしながら。。。
まずは大歓迎ムードの玄関にて
「学習意欲はあるんですが、おとなしい子が多いんです」という担当の先生のお話どおり、
はじめのうちは緊張気味な学生さんたち。。。 と思いきや、挨拶が素晴らしいっ
全員の声の揃った「お願いします!!!」には正直、圧倒されました
まずは「みんなは、なぜお化粧をするの?」という投げかけから講義は始まり、
東洋医学の『美≒健』、つまり、「健康こそが美しさである」という考え方へ
東洋医学の特徴的な考え方である「五行論」では、五根(目・耳・鼻といった感覚器)、 五志(怒り・悲しみ・恐れといった感情)、五色(青・赤・黄といった色)など、
美容に特に関係の深い組み合わせを学生さんがイメージしやすいように実生活になぞらえて説明
ややリアル過ぎる話に終始、笑い声や納得の声が絶えませんでした
そして、学生さんたちもお待ちかね
実践で使用できる「ツボ」のお話です
午後からの実習に向けて、眼精疲労・たるみ・ほうれい線などに効果的ないくつかのツボを紹介
学生さんたちは自分や友達同士で押さえてみて、痛みの左右差やむくんだ感じなどを体感していました
午後の実習に向け、
「学校内のサロンに来られるお客さんはどんな症状の方が多い?」 「どんな症状に対する施術の仕方を知りたい?」という問いかけには、
「肩こりは絶対!」「たるみ!」「冷えの方も多い!」と次々に声が上がり、
実際にお客さんを前にした学生さんたちの姿が目に浮かぶようでした
残念ながら午後の実習の様子は見られなかったのですが、きっと午前以上に盛り上がり、 ツボの効果に驚いたり、感動したり、と学生さんたちもいきいきと学ばれたことでしょう
人に接し、人体に触れる仕事を行う上で、西洋医学と共に東洋医学の知識を持っていることは、より広くより深い視点で相手を理解することにつながります
この講義が学生さんたちの東洋医学との出会いとなり、それぞれの実践の場面で活かされていくことを祈ります