2013年04月23日
『まだ続きます。花粉症』
春先に多い花粉症
今年は悩まされた方もかなり多かったようです
ようやくピークも過ぎて、ゴールデンウィークの連休を楽しむぞと、意気込んでいる皆さん。
まだ、鼻水やくしゃみは続いていませんか
そう、春が終わっても花粉症はまだまだ続きます
アトピー性皮膚炎やぜんそくなどと同じアレルギー性疾患の一つで、樹木や草花の花粉が飛ぶ季節に、花粉が目や鼻の粘膜に付着することで症状が現れます。
日本人の5人に一人は花粉症の患者であると言われ、年々増加傾向にあります。中でも多いのがスギ花粉症で約80%を占めるため、春だけに起こるイメージが強いですが、年中飛んでいる花粉なので真夏でも真冬でも花粉で悩んでいる方はいます
これからの季節はヒノキやシラカバ、イネ科の花粉が盛んです
東洋医学の考えでは、主に肺・脾・腎の虚によるものです 肺が虚しているので、風寒の邪気が鼻を通して肺まで侵入して発症します。
鍼灸治療では、鼻やのどの周辺にあるツボを使って花粉症の症状を抑えるだけでなく、手や足の全身のツボにより自然治癒力を高めることで体質を改善し、免疫力の高い身体を作っていきます。薬と違って眠くなる副作用もないので、お勧めです
また、長期間の治療を続けることで花粉症の体質を変えていくことが大事なので、花粉症のピーク時期が終わっても治療を続けることは最大の秘訣です
これからの良い季節を健康に楽しく過ごすためにも、自身の体質を改善し予防していきましょう