第10回中医研究会
7月2日(日)に第10回中医研究会が開催されました 
最初は福家先生による『鍼灸時間治療２』の講義です 
前回に引き続き、時間治療の基礎理論の内容でした。
昔は月の満ち欠けによって鍼の本数を決めたり、1日の中で治療が禁忌とされる経絡の時間帯が
あったりするなど、とても面白い内容の講義でした
今後も継続的にしっかり学んで、時間治療を上手く治療に生かしていければと思います
続いては谷本先生による『灸法の臨床実技②』です。
灸治療時の注意事項や線香の材質、施灸する順番など灸をする上での基本の確認を行いました 
また、「五極灸法」の取穴部位とお灸の壮数についてお話がありました。
例えば、第一法は中風・麻痺に用いる灸法でそれぞれ四穴に60壮行うそうですよ
なかなか60壮のお灸を据えることも、してもらうこともないので機会があればしてみたいですね
※谷本先生は、はり・きゅう和み座の院長先生です。
午前中の講義が長めだったので、昼食は手短に済ませ実技に移ります 
実技は午前中の講義で出た「五極灸法」を取穴していきます
取穴では、紐でそれぞれ手の尺度を測り（図参照）、その紐を背中に当ててツボを取っていきます
最初は手間がかかりますが、尺度の紐を準備することで、その人に合ったツボがしっかり取ることが出来るので、お試しあれ
次回は、7月30日（日）10：00～14：00の開催となります
竹本先生と鈴木が担当いたします。
講義内容の詳細は学院ＨＰをご確認ください
次回も多くの方のご参加をお待ちしております
神戸東洋医療学院 鈴木 孝子
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