『授業レポート「社会鍼灸学」①』
当学の特徴的な授業のひとつとして、「社会鍼灸学」という授業があります。
今回はその授業をレポートしたいと思いますが、授業レポートの前に、
少し「社会鍼灸学」の授業のご説明をしたいと思います
神戸東洋医療学院では、卒業後の開業を目標にされている学生が多く、
また院に就職する場合も治療院の経営を考えることが重要だと考えています。
そんな学生さんたちのニーズに合わせて、社会人として必要なスキルや鍼灸院経営に必要な事柄を学ぶ
「社会鍼灸学」という授業を行っています。
この授業の大きなポイントは、講義内容に合わせて講師が変わり、毎回その分野のスペシャリストや、
実際に活躍している卒業生をお招きしている点です
今回のテーマは「介護保険制度の仕組みと実際」です。
卒業生や学生さんの中にも介護の分野で活躍されている方が多くいらっしゃいます。
また、鍼灸師を目指すきっかけとして、介護の分野で活かしたいという方も多いのではないでしょうか?
今回は、そんな気になる介護の分野の現状や、その中で実際にどのような活動をしているのかを、
現在デイサービスで勤務されている10期卒業生の赤司菜綾先生を講師としてお招きし、ご講義いただきました。
まずは介護保険制度についてや、保険料、介護認定について、また施設の種類や違いなどといった介護保険に関する
基本的なしくみや知識の部分を解説いただきました。
学生さんたちも通常の授業の中でも学んできた内容ですので、ふむふむと復習されながら内容を確認されている様子です。
そして、ご自身の勤めていらっしゃるデイサービスや特徴的な介護施設を例に、成功例や失敗例をご紹介いただきながら、
どのようなことを見れば良いか、気をつければ良いか、また成功する秘訣などを具体的に教えていただきました。
例えば、ケアマネージャーさんとのコミュニケーションや、実際に介護の現場に入りこんでいくためには…
……おっと、これ以上は授業を受けて実際に学んでくださいね
私は鍼灸師ではありませんが、専門家の視点でみるとこんな風な考察ができるんだと驚くことや、
実際の経験からの情報によって、常識と思っていたいくつかの「思い込み」がひっくり返った面白い授業でした
授業終了後は学生からの質問にも丁寧にお答えいただきました。
最後になりましたが、赤司先生、お忙しい中当学の学生さんたちの為に、有意義な授業をありがとうございました
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