12月2日(土)、第5回 トリガーポイント勉強会を開催いたしました。

今回のテーマは内臓症状に対するトリガーポイント検索及び刺鍼です。
「トリガーポイント治療＝痛み、痺れの治療」と考えてしまう方が多いように感じますが、

実は･･･胸やけ、不整脈、生理痛、便秘などの諸症状に同治療が有効です。
トリガーポイント勉強会設立4年目にして今回初めて、「内科系領域」をテーマとして取り上げさせていただきました。

しかし、多くの受講生が在学していた時の臨床実習では、腰痛や肩こりを訴える患者さんが相対的に多かったため

整形外科的な実技、実習になりやすい傾向があり、トリガーポイント治療で内臓症状が改善できるというのは意外といった反応でした。

腰部や首肩の触診とは手の当て方や検索方法などが大きく異なります。

受講生からは、『胸腹部以外であればトリガーポイントを検索できるけど、胸腹部では見つけるのが難しい』

『力加減が上手くいかない』などといった声があがっていました。

また触診に至るまでの診察の進め方など、他の部位とは異なった点も多くあり注意を払わなければならないことを

講義及び実技を通じて学習しました。

勉強会の後半では、受講生同士で胸筋、腹筋を触診した上でどの様に変化するかを確認し刺鍼を行いました。

最後には一様に筋の状態が変化したというイメージを持って勉強会を終了することができました。

次回の第6回トリガーポイント勉強会は、2018年2月17日(土)に行います。

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