事前臨床スタートしました♪
2年生の特別研究生、田中聖世さんによる特別研究生日誌をお送りいたします
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いよいよ2年生も終盤を迎えて1月から事前臨床がスタートしました。
神戸東洋医療学院では「中医・反応点治療・トリガーポイント」といった3つの臨床から一つを専攻して学びを深めていきます。
それに向けて、今年度は週に3回ほどそれぞれの手技を学ぶ時間がありました。
サークルもこの3つの手技に分けられて週に3回行われています。
入学前には漠然としか分からなかった手技ですがどの手技にもそれぞれの良さがあり、どれが一番自分にあっているかなども
知ることができます。
3年生の臨床は、その一つを選択し学べるよう構成されています。
1月〜3月にかけては、希望者に対して事前臨床を受けれるようになっています。
私も実際に1月から事前臨床をさせていただき、一般の方への治療に入らせていただくという経験をさせていただきました。
学校の特色でもある3つの臨床について、私なりの解釈でご紹介させていただきます
まず『中医』は、中医学に基づいて、治療穴が決まり、その部分に刺鍼していきます。
鍼のみならず、実技では、舌診(ぜっしん)や望診(ぼうしん)、触診なども学びました。
中医学について2年生ではさらに理解を深めていきますが非常に奥深いものがあり、個人的には「舌診」や「望診」で
症状がわかるのが面白いなと感じます自分の舌や顔を見て照らし合わせて自分の状態が改めて分かるので、
食生活を見直してみたり状態を見直してみたりしながら実生活に活かしていました。
『反応点』は、皮膚に内臓などの状態が現れていると考えられ、その現れているところに治療や筋肉を弛緩させる鍼を刺鍼していきます。
また、ローラー鍼という刺鍼しない鍼も使い治療しています。
『トリガーポイント』は、痛み、しびれ、機能的変化による内臓症状や感覚器の症状の引き金となる点を触知して見つけ出し、
そこに刺鍼をしていく手技です。
疼痛(とうつう)への即効性などが感じやすいのもトリガーポイントの特徴と学びを深めました。
実際にどこにトリガーがあるのか、そのトリガーに確実に鍼が到達しているのかを1年かけて学びました。
自分のトリガーを感じるたびに姿勢を気をつけようと日々の日常に置き換えることによって体への感度が高まりました。
それぞれの手技を学び、それぞれの良さを知ることができたことによって新たな発見となりとても感謝しています。
今後も、一つ一つの知識をさらに深めていきたいと思います。
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