第6回トリガーポイント勉強会
2月17日(土)、今年度最後となる第6回 トリガーポイント勉強会を開催いたしました。
今回のテーマは「低周波鍼通電療法の基礎、臨床応用」についてです。
低周波鍼通電療法とは鍼を刺鍼し、微弱な電気刺激により筋収縮を起こさせる治療法で
いわゆる「パルス」と言っているテクニックの1つです。
パルス治療を行っている受講生(卒業生)からは、どのタイミングで何分間くらいすれば良いか?
またどの様な効果が期待できるのか?などの疑問があがりました。
受講生の方々からの質問に、川上先生、光上がパルス治療に対する考えを伝えます。
パルス治療には、単刺(たんし)、置鍼(ちしん)とは異なった効果があることや、適応の時期、周波数、急性症状に対するパルス治療についてなど、
若干ですが先生方によって考え方が異なり、答えは1つではないということを受講生に説明させて頂きました。
講義終了後、受講生同士で棘上筋(きょうじょうきん)、肩甲挙筋(けんこうきょきん)、菱形筋(りょうけいきん)、腰部起立筋(ようぶきりつきん)、
多裂筋(たれつきん)など、肩こりや腰痛患者によく使うパルスを実際に行いました。
狙った筋に当たっているのに筋が動かないのは何故なのかを考えながら、刺鍼した鍼の自己チェックを通し刺鍼技術の再確認を行いました。
さらに、より効果的なパルス療法をする為にはどの様な点を気をつけながら刺鍼すれば良いかを実技を中心に学習いたしました。
2014年4月から開始した同勉強会は、2018年4月からトリガーポイント研究会として再スタートいたします
研究会を通して、卒業生相互の技術向上に寄与できる研究会になっていきたいと考えております。
神戸東洋医療学院 光上
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