第68回中医研究会
皆さまこんにちは
9月4日(日)、第68回中医研究会が開催されました
谷本 篤志先生の『秋冬の病因と鍼灸治療学』ではグループに分かれて、最近多い症例を出し合いました。
だるさ・むくみの患者さんへのアドバイスとして、
お腹にカイロを貼る、服装を工夫する、膝掛け、足湯などの意見が出てきました
ありきたりと思われるかもしれませんが、そのありきたりのことを患者さんに実践してもらうために、
どう伝えたら理解してもらえるか、鍼灸師として一緒に考えるのが大切なのだと感じました
加堂 佑先生の『腹診から見る日本鍼灸と仏教』では「心持之大事」をどういう解釈をするか意見を出し合いました。
「自分をどれだけフラットにするのか。それで見えてくるものを自然と受けとめる。」という解釈に、
それは患者さんに触れる時だけでなく、実際の生活の中でも、心にとめておきたいことだと思いました
実技では、講義で教えていただいたことを踏まえて腹診をしました。
参加者の腹診で、肝気上逆の奔豚(かんきじょうぎゃくのほんとん)の人がいて、
学生時代に習ったことが実際に出てきて「これが」と私は大興奮でフラットではなくなりました
足にある太渓(たいけい)というツボに刺鍼して、上にあがっている気を下に引っ張ったら
お腹が柔らかくなり、一つのツボでこんなに変わるなんて、鍼治療は不思議で面白いなと改めて思いました
心持之大事への道はまだまだですが、とても学びが多くて楽しい実技でした
19期生 H
↓↓中医研究会のホームページはこちら↓↓
https://k-toyoiryo.com/chinesemedicine_study.html
******************************************************************
兵庫・大阪から通学圏内の鍼灸学校!神戸東洋医療学院!
10/16(日)体験入学会+公開セミナー開催!!神戸東洋医療学院/兵庫県神戸市中央区
*******************************************************************