皆さま、こんにちはわーい (嬉しい顔)

3月18日(土)、第77回中医研究会が開催されました。

 

講義前の自主練習では数日前から坐骨神経痛(ざこつしんけいつう)を感じている先生がおられたので、

どのようにアプローチするのか意見を出し合いながら中医診断と鍼治療を行いました。

 

1コマ目の講義は、李悦先生による「中国の中医診断」についてでした。

中国の医療保険制度や診察の流れ、実際の症例を用いながら

どのような診断と処方を行ったのかについて教わりました鉛筆

中国の医療現場では患者さまと医療従事者の間で衝突することがよくあるそうです。

李悦先生も診察の際はドア側に座って、もしもの時に逃げられるように対策されているという話を聞いてみんなで驚きましたdouble exclamation

患者さまと医療者とのコミュニケーションの大切さを改めて感じました。

 

 

2コマ目の講義は、加堂先生による「カルテの取り方とその意味」でした。

今回は痛みについて聞くときの注意点を教えていただきました。

痛みには「酸痛(重だるい)」「刺痛(刺すように痛い)」などたくさんの種類の痛みがあり、

中医学ではその数は十数種類にもなりますひらめき

 

それぞれの痛み方によって診断や治療方法が大きく異なるため、

食事、睡眠、汗、喉の渇きなど問診の際に必要となる事項を学びました。

神戸東洋医療学院では3年生になると学生臨床があり実際に治療を経験する機会がありますが、

いざ患者さまを前にすると緊張で頭が真っ白になることも少なくありません。

今回のように問診のポイントをおさえておくと落ち着いてコミュニケーションを取ることができるので、とても勉強になりました。

 

 

実技時間は、基礎グループと応用グループに分かれて練習を行いました。

基礎グループは刺鍼練習をしました。

今一度鍼管に頼らない刺鍼、そして刺入を福家先生に教わりながら特訓しましたexclamation

応用グループはそれぞれが抱える身体の不調を挙げ、加堂先生のご指導のもと治療を行いました。

先日卒業式を終え、これから鍼灸師としてのスタートなので、

これからも先輩方からたくさん教わりながら知識と技術を身につけていきたいです!

 

次回の中医研究会は4月16日(日)です桜

 

21期生 篠本

 

 

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