学院・OB会合同セミナー2014
10月19日（日）、神戸東洋医療学院で、毎年恒例の学院・ＯＢ会合同セミナーが開催されました。
今年のテーマは『女性疾患・婦人科疾患を学ぶ』
８月の台風で延期になってしまい、待ちに待ったセミナー開催。
当日はたくさんの卒業生や在校生がセミナーに参加して頂きました。
第一部は、神戸東洋医療学院専任講師の李先生と鈴木先生による、『婦人科疾患の鑑別診断法と西洋医学による治療法』です。
月経困難症や不妊症を多く引き起こす原因となる、子宮筋腫・癌などの腫瘍、子宮内膜症の病態、早期発見の為に必要な診察方法について、講演して頂きました。
第二部は、当学院卒業生（7期生）郷先生による、「鍼灸治療と食事療法の併用による婦人科疾患へのアプローチ」です。
鍼灸治療に食事療法を併用したアプローチもと、鍼灸師という視点からどの様に患者把握をしているのか、また毎日の食事が体に与える影響や、食べる物・食べ方を少し変えるだけで月経に伴う不定愁訴の改善につながる事について、
受講者と積極的にコミュニケーションを取りながら講演は進みました。
婦人科症状を訴えて鍼灸院に来院される方は多いです。
今回のセミナーが、鍼灸治療や患者把握の為の基礎知識として役立ち、1人でも多くの患者さんが「鍼灸治療で症状が改善した
」という声があがるような施術が出来る鍼灸師が増える事を期待致します
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