今年で、4回目を迎える天津中医薬大学特別講座が10月11日(日)に開催されました!

 

毎回、様々なテーマで講演が行われますが、今回は『鍼灸と漢方の連携~中医弁証を橋渡しに~』と『中医学の痛証~痛みの鍼灸治療~』をテーマに開催!

参加者には、鍼灸師をはじめスポーツトレーナーなど様々な職業・年代の方々が参加していました。

 

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『鍼灸と漢方の連携~中医弁証を橋渡しに~』では、西洋医でありながら漢方と鍼灸を併用されている竹本先生のお話で、患者さんの症例報告やどのように鍼灸師が西洋医と連携を取っていくべきかなど、今後の鍼灸師の将来に大きく関わる内容でした。

 

さて、一般的に鍼灸院に来られる患者さんの訴えで最も多いのは『痛み』です。この痛みの治療法は、鍼灸師に最も求められる技術ではないでしょうか。

『中医学の痛証~痛みの鍼灸治療~』では、中国で臨床経験を多く積まれている韓先生の講演で、扭傷や腰腿痛の配穴や急性期と回復期の手技の違いなど詳細かつ丁寧な講義に『痛証』の知識がより深まったと思います。

 

実演では、なかなか見ることの出来ない本場の技術を間近で見ることができ、実技を受けた方からは「足が軽くなった!」、「腰の動きが良くなった!」という声が!!

 

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座談会では、漢方の展望や西洋医との連携について積極的な意見交換がなされました。

 

ちなみに中国では、『鍼灸師』という資格はなく『中医師』が鍼灸治療を行います。中医師は鍼灸だけでなく、漢方や西洋医学も学ぶ為、薬の処方も出来るそうです!

 

充実した講演内容に時間があっという間に過ぎてしまいました。さて、来年はどんな講演内容で開催されるか今から楽しみです。

 

鈴木 孝子 (⇒鈴木先生の紹介はこちらへ!)

 

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講演いただきました、韓先生と竹本先生、座長の谷本先生、本当にありがとうございました。 
また、ご来場いただきました皆様本当にありがとうございます。 
スタッフの皆様も本当にご苦労様! 
いい講座となりました。 
来年から「中医研究会(仮称)」がいよいよ開始します。 
現在準備中でありますので、続報は暫しお待ちください。 
その中で「実際に見てみたい技術」を毎年この「天津中医薬大学特別講座」で披露していただくようにいたします。 
併せてご参加ください! 
本当にありがとうございました。

福家 慎太郎 (⇒福家先生の紹介はこちらへ!)

 

 

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