大阪マラソンスポーツ鍼灸ボランティア活動に参加して
皆様こんにちは
11月は神戸・大阪ともにマラソン大会がありましたが、参加された方はいらっしゃいますでしょうか?
42.195kmという距離を最後まで走りきる、というのは中々大変なことだと思います。
ですが、最後まで走りきったからこそ味わえる達成感というのは、一際大きいものでしょう。
そんなマラソンランナーを裏で支えているものの一つに「鍼灸師」の存在があります。
11月25日(日)大阪マラソン大会の「スポーツ鍼灸ボランティア」に当学の学生さんが参加しました
後日、「大阪府鍼灸マッサージ師会」より感謝状が届きましたので、サプライズで贈呈式を行いました
今回「大阪マラソンスポーツ鍼灸ボランティア」に参加したことにより、
普段では味わうことの出来ない特殊な現場の雰囲気を体験し、学びも多かったことかと思います。
ボランティアに参加した学生さんより感想文を頂きましたので、ご紹介致します
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「足が軽く、楽になった」
足を引きずり、疲労困憊の表情でケアブースまで来られたランナーさんが、
5分間のストレッチとパイオネックスゼロでのケアの後、和らいだ表情でお話してくださいました。
正直はじめは "5分" のケアで42.195kmを走られたランナーさんの疲労や痛みを和らげることは出来ないのではないか、という思いがありました。
ですが、今回の「大阪マラソンスポーツ鍼灸ボランティア」に参加し、200名を超えるランナーの方を途切れることなくお迎えし、
短い時間にもかかわらず、ひとりひとりと丁寧に向き合い、的確な判断とケアによって痛みを軽減させ、
さらにはランナーさんの気持ちまで緩和されている先生方の姿を間近で拝見させていただいたことで、
先生方の技術に改めて驚き、鍼灸に対する興味がますます深まりました。
私は、ヨガやダンスイベント運営のボランティア活動の経験がありましたが、
今回のようなボランティア活動を行うのは、はじめてだったため、
実際にどのような雰囲気で、どのような方にケアを行われているのか、
イメージを持つことが難しかったのですが、大会に対する取り組みについての説明や、
ストレッチや取穴の実技練習、問診に必要な英会話など、事前研修会を設けてくださったおかげで、
落ち着いた気持ちで当日を迎えることができました。
当日、印象的だったことは、先生方が楽しみながら、お互いに思いやり、ケアをされていたことです。
ランナーさんを気遣うことはもちろんでしょうが、私たち学生ボランティアにも暖かいお心遣いやアドバイスをしてくださり、
まずは自らが健やかでいること、広い視野を持ちながら活動することの大切さも学ばせていただきました。
これから鍼灸師を目指す上で、実際に現場を経験させていただけることは、本当にありがたく、
鍼灸師の資格取得への想いがさらに強まりました。
数年後、ランナーさんをケアできる立場で参加できるよう、
神戸東洋医療学院でしっかりと知識・技術を学び、身につけたいと思います。
1年生 昼間部 北條 直
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