応用実技練習「吸玉」
皆さま、こんにちは
神戸東洋医療学院 教員の武岡です。
今回の中医応用実技練習は「吸玉」を行いました
抜罐(ばっかん)とも呼ばれガラス等の罐(かん)を用いて陰圧を作り、局部の皮膚を充血させて、血液循環の改善を図ります。
今回練習するのは、いくつかある技法のうち「火罐(かかん)」という火を用いた吸玉です。
火を用いる事で身体が温まり、より血流改善が促進され、リラックス効果も高まります
リラクゼーションサロンでも使用されているほど気持ちが良い事や、鍼やお灸以外の道具を使った実技練習という事もあり、
学生の皆さんは興味津々な様子でした
それでは、今回参加された学生さんの感想をご紹介します
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先日、吸玉治療の実習に参加させて頂きました。
吸玉について、なんとなくのイメージはありましたが、
実際に体験した事は無かったので、ワクワクドキドキしながらの参加でした
コロンとしたガラスカップの中に、火をつけたアルコール綿花を入れてクルクルッと素早く回し温め、皮膚面に吸着させます。
すると、真空状態でガラス内の皮膚がプクーッと浮上してきます。(たこ焼きみたい!笑)
その後 ペア同士で施術練習
チャレンジしてわかりましたが、見るのとするのでは雲泥の差。
ガラスの中があまり温められてないとすぐに外れるので、皮膚の近くで温めて素早く吸着させることや、
その他いろんなコツやポイントがあって、先生の手技がいかに手際良く・美しく・素晴らしいかがわかりました
その他に、オイルをつけて吸着したカップを動かしながらマッサージをする手技では、
巡りが良くなり身も心もポカポカ温かく、心地良くて夢見心地に。。
後で自分の背中を見てびっくり
大小のカップ跡が宇宙の銀河系のように広がっているのでした
楽しく貴重な体験をさせて頂き、本当にありがとうございました。
22期生昼間部 勝谷
吸玉って? 初体験でした。
鉗子(カンシ)なるものにアルコール綿花を挟み着火
着火部を瓶に入れ即座に抜いた瞬間、患部に置くと一気に皮膚を吸い上げられました
吸着感が気持ちいい
オイルを塗られた部分では吸玉をスライドされてこれまた気持ちいい
凝っているところに来た時『そこそこ!』と思わず発声してしまいました
なんか施術側・被験者側に一体感あるな!が一番の印象でした
21期生夜間部 T
今回、初めて吸玉授業を受けて貴重な体験が出来ました
元々見る機会は、何回かあったのですが…なかなか体験できる機会がなかったのですごく楽しみでした
吸玉には種類がたくさんあるみたいで、今回はファイヤーカッピングを体験しました🔥
火を扱うということもあり、危険性を伴いますが、手際よくスピーディーに調整をする事が難しかったです。
実際に被験者にもなりましたが、辛かった場所がすごく楽になりました
私も吸玉を購入し、自分のスキルの1つとして技術を磨きたいなと思えました
20期生昼間部 M
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