応用実技練習「YNSA」
皆さま、こんにちは
神戸東洋医療学院 教員の早川です。
今回の応用実技練習で取り扱う
『山元式新頭鍼(YNSA:Yamamoto New Scalp Acupuncture)』とは、
宮崎県の産婦人科医である山元敏勝医師が開発した治療法です
頭部のA点、B点、C点、D点、E点、F点、G点などの独自のツボを使います。
合谷診(ごうこくしん)、肘診(ひじしん)、首診(くびしん)などで使う頭部のポイントを決定します
YNSAが得意なのは脳神経疾患などの難病ですが、
今回は鍼灸師が臨床で多く経験する頸痛、肩痛、腰痛などを
YNSAで即時鎮痛するという技術を紹介しました
それでは、今回参加された学生さんの感想をご紹介します
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応用実技練習で、初めてYNSAを知りました
「合谷診・首診・肘診」という触診だけで、
脳神経障害の後遺症を治療できることを教わり、とても驚きました
今回は左の腰に痛みがあるため、自分でも治療を受けてみました。
鍼が太くて少しだけ痛みもあったため、大丈夫かと不安に思いましたが、
気が付けば痛みも取れ、良い状態が持続できています
脳神経障害ほど重篤な症状ではなくても、
私のような腰の痛みや肩の凝りに応用できるようになれば、
多くの方に喜んで頂けるなと思いました
1年生 昼間部 A
治療をする前は首の凝りがひどく、右に曲げられない状態でした
髪の毛の生え際あたりに2本鍼を打って頂くと、すぐに首が曲がるようなり、とても驚きました
そのまま20分ほどしてから鍼を抜いて頂くと、疲れ目までスッキリし、
目がとても開きやすく、頭全体が軽くなりました
座ったまま受けられ、更に安全なYNSA
ぜひ習得したいと思いました
2年生 昼間部 Y
今回はYNSAと呼ばれる、頭皮に鍼を刺入する治療術を学びました。
YNSAはなんと授業で覚える経穴(ツボ)を全く使わない方法で、
とても興味がありました
まずは合谷診、首診、肘診と呼ばれる触診です。
先生の技を見ていましたが、一言で言うなら「未知との遭遇」です。
奥が深すぎる……。
僕は前かがみの姿勢になると、腰に重だるさがあるため、YNSAを受けてみました。
反応区にある反応を貫くと、痛みではない独特の感覚があり、
腰の重だるさが感じなくなったことに、ただただ驚きを感じました
先ほどは「未知との遭遇」と表現しましたが、
「千里の道も一歩から」ということわざもあるように、
僕もこの「未知なもの」に対して習得出来るように励みたいと思いました
3年生 夜間部 M
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