皆さん、こんにちは!


1月14日、第89回中医研究会が行われました。
2024年となり初めての中医研究会でした(^o^)  
若輩者ながら今年もよろしくお願い申し上げますクローバー
 
新年1回目の講義の先生は篠本先生で、篠本先生は学年では僕の1つ下ながら熱心に勉強され、学ぶ姿勢が凄い先生ですぴかぴか (新しい)ぴかぴか (新しい)

 


今年は「臓腑経絡学(ぞうふけいらくがく)」を順に勉強していくということで、今回は「肺」でした。 
「臓腑経絡学」とは、臓腑を木の幹や根、経絡を枝葉のように考え、臓腑のトラブルは体表(経絡)に現れる、
逆に体表のトラブルは臓腑のトラブルに繋がるという学問です。
 
まずは篠本先生より、「肺」の生理作用や「肺経」についてお話しいただきました。
その後、加堂先生より、生理作用をふまえ「肺」が病んだ時、どのような症状が出るのか
どのような流れで症状として出るのか、また体表にどのような所見として出るのかなどを学びました。



イメージではわかっているものも、いざ言葉や説明せよとなれば全く出てこないあせあせ (飛び散る汗)
本当に良い勉強になりましたほっとした顔指でOK
 
先ほど「病んだ時」と表現しましたが、中医学では「病んだ」=「弱っている」では無く、
一般的な表現で「元気過ぎる」状態、中医学的に「実」と表現される状態でも症状として発現します。
なので強過ぎず、弱過ぎず、適度な働きが大切ひらめきということですね。
 
実技では、肺兪を中心に肺の状態を確認し、鍼やお灸を用いて平常になるように施術させて頂きました。
「実」や「虚」、ツボの反応や生理作用、今ある症状、それらのことを交えながら考えていくと奥が深い、、、
 
些細な情報でも大切な情報なんだなと改めて感じ、日々の施術を気をつけようと思いましたわーい (嬉しい顔)ひらめき
 


 
20期生 三星