みなさん、こんにちは!

先日は、特別研究生日誌として中国研修の様子をお伝えしましたが、

今回から数回に分けて、鍼灸コースから参加した学生の感想をお送りいたします猫ぴかぴか (新しい)

 

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天津中医薬大学での研修1日目。

入校式の後に、天津中医薬大学 鍼灸推拿学院の金軍先生より「中医鍼灸の特徴」について講義をしていただきました。

天津中医薬大学の歴史から始まり、鍼灸で最も大事なのは「得気」であり、「得気」がないと効果は30%だけという事、

他にも日本の鍼灸の教科書には載っていない「奇穴」なども教えていただきました。

特に興味深かったのは、施術者が「得気」を感知する感覚は「魚が釣り針を引く時のような抵抗感」と説明されていた事です。

帰国後の臨床実習で、その感覚を先生から教えてもらい、実感する事ができましたひらめき

 

 

そしてもう1つ印象に残った言葉が「乱暴な施術はしない」という事です。

当たり前の事ですが、施術者として忘れてはいけない事だなと思いましたほっとした顔

コミュニケーションが大事とも言われていたので、日本鍼灸と中国鍼灸は多くの違いがあれど、やはり基本は同じなんだなと思いました!

 

3年夜間部 N

 

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午後からは天津中医学大学の学校見学と学生交流会に参加しました。

天津中医学大学は、日本の大学の規模とは比較にならないほど広大で、

宿舎のある西門と正門となる東門までは、徒歩で30分以上かかります走る人ダッシュ (走り出すさま)

 

たくさんある施設の中から、今回は実際に学生が鍼灸・推掌を学ぶ場所を見学させていただきました。

案内された研修室には、推掌の手技を判定するロボットや食卓ほどの大きさのタッチモニターが所狭しと並んでいます。

まるでテーブルの天板のようになっているモニター。何のため?と思っていると映し出されたのは鍼灸解剖学習アプリ!

ほぼ等身大の筋肉標本が映し出され、鍼を打つ場所やその深さなどの情報が出現し、びっくりしました。

これがあると、鍼を打つのが上手くなりそうですウッシッシ (顔)exclamation

 

 

そして極め付けは、解剖VR!実際に体験させていただきました。

ヘッドセットをつけると、目の前に立体化した人体が現れ、そのリアルさに驚きましたどんっ (衝撃)

コントローラーを手に握ると、実際に筋肉を取り外すこともできます。

それぞれの筋肉の重なりも見ることができ、理解しやすいと感じました。

このような解剖の理解をサポートしてくれる装置は、ぜひ日本の学校にも導入してほしいです。

 

見学の後は、天津中医学大学の学生さんと交流会を行いました。

それぞれの学校の代表が、学校生活や、鍼灸の話を発表し、それぞれのお国の事情も知ることができ、非常に興味深かったです。

 

 

最後は、グループに分かれて、学生同士で情報交換。

日本のお灸用の艾に興味を持ってもらったり、色々お話しすることができましたるんるん (音符)

盛り上がったグループはその後に夕食までご一緒したようです。

学校の施設や学生さんとの交流を通して、中国の鍼灸について、非常に興味を持つことができた1日でした。

 

2年昼間部 K

 

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