中国研修旅行記 Vol.3
8月18日~24日、天津中医薬大学 鍼灸推拿学院 神戸校の本校研修に合わせ、
鍼灸科では天津・北京への研修旅行に行ってきました
解剖実習や病院見学、北京1泊旅行など盛りだくさんの6泊7日の様子を学生さんたちが綴ってくれました。
3回目の今回は、学生さんたちも楽しみにしていた天津中医薬大学付属病院の見学。
そして、天津のナイトクルーズの様子をお伝えします
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天津滞在4日目は、天津中医薬大学第一付属病院の見学に行かせていただきました。
これ程大規模な病院で鍼灸や漢方を多くの患者さんが利用されていることに日本との中医に対する浸透度の違いを感じました。
鍼治療の現場では、半個室に待機されている患者さんを先生が順番に回り、
テンポよく治療していく様子と使用する鍼の多さに圧倒されました。
この日は脳梗塞などで手足が動きづらくなった通院患者の方が多かったのですが、
週に何回も通われている方だけあって、患者さんも鍼を受け慣れているのがわかりました
(舌の裏への刺鍼を見るのが初めてだったのですが、当たり前のように口を開ける患者さんに驚きました。痛そう…)
お話を伺うと鍼治療によりQOL(生活の質)が明らかに改善されているそうで、長期且つ頻回に通院されていることや、
病棟でも多くの患者さんが入院治療をされていることが鍼治療の効果と信頼性の証だなと改めて思いました
院内の漢方薬局では処方箋から、生薬を調合しているところ(『千と千尋の神隠し』の釜爺の部屋を彷彿させる引き出しがいっぱい)を見学し、
今回は特別に処方された生薬を持ち帰り用に煎じているバックヤードも見せていただきました。
大きな鍋で煮出して1包ずつ液体でパッキングしている様子はとても興味深かったです
(患者さんはこれを自宅で再加熱して飲むそうです。なんて手軽!)
また、院内にある博物館では、鍼灸や病院の歴史をご説明いただけました。
最後に今回の研修を修了した証としてそれぞれに写真付きの修了証をいただき、旅の思い出となるだけでなく、
今回学ばせていただいたこと感じたことをしっかり今後に活かしていかなければと気持ちが引き締まりました
1年昼間部 Y
ナイトクルーズでは異国情緒が漂う風景をクルーズに乗り堪能することができました。
車中、街並みがどんどん変わっていき、船着場についた時には今までと一変"天津?"と思うほどでした
又中国でも開発の波が押し寄せているのをヒシヒシと感じるひとときでした。
なんといっても併修コースの方とご一緒できたことはよかったです
2年昼間部 H
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