中国研修旅行記 Vol.5
8月18日~24日、天津中医薬大学 鍼灸推拿学院 神戸校の本校研修に合わせ、
鍼灸科では天津・北京への研修旅行に行ってきました
解剖実習や病院見学、北京1泊旅行など盛りだくさんの6泊7日の様子を学生さんたちが綴ってくれました。
最終回の今回は、北京への1泊旅行の続編と、
神戸校の学生さんたちも全員そろっての“最後の晩餐”の様子をお伝えします
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ゆっくりと身体を休め、次の日に向かったのは「万里の長城」です。
万里の長城は、北方民族の侵入を防ぐために作られた城壁で人類最大の建造物。
2012年の調査では総延長が2万キロ越えとのこと、すごい……
こちらも1987年には、世界文化遺産に登録されています。
北京市内からも行きやすい"八達嶺長城"から万里の長城へと入りました。
山の端をなぞるようにそびえ立つ長城は、平たい石がいくつも積み重ねてある階段と坂道が連なっており、
傾斜の激しいところでは、ちょっと油断したら転がってしまうのではないかと思うほどで、振り返るのが怖かったです
スタート地点で「あの辺りまで行きましょう!」と李先生が指差してくださったところが、
だいぶ先のように思えて本当に行けるのか??と不安に思いましたが、一歩一歩、確実に踏みしめながら、
皆無事に目標の場所までたどり着くことができたことは、この旅の大きな思い出のひとつとなっています
午後からは天津に戻り、ホテルへチェックイン。
改めて見ると、北京と天津は街の雰囲気が違うように思いました。
天津は姉妹都市なだけあって、みなとまち神戸に、少し似ているかもしれません
夜は福家先生、武岡先生、そして併修コースの皆も一緒に、天津の有名店「狗不理包子」にて食事をしました。
北京観光中にいただいた食事も美味しかったですが、狗不理包子での食事は、
また他では見ることがなかった料理がいくつもありました
カラフルな野菜や果物、鶏や豚肉、お魚まで、本当にたくさんの食材を使い、
やはり料理にも五行が影響しているのか、"酸・苦・甘・辛・鹹"全ての味が組み込まれており、
"医食同源"が日常に用いられていることを実感しました
大きなテーブルを囲うことで、普段はなかなかコミュニケーションを取る機会を持ちにくい、
違う学年の方とも、自然とたくさんお話することができ、楽しく幸せな時間を過ごすことができました
2年昼間部 H
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5回にわたりお送りしてきた、中国研修旅行記。
少しは研修旅行の雰囲気、中国の風を感じていただくことができたでしょうか。
今年は天候にもめぐまれ、全員無事に7日間の旅を終えることができました。
学生さんたちの顔には少しの疲労感と、それぞれに何かを得た充実感があふれていました。
今回参加できなかった方も、迷われている方もぜひ来年は参加してください
もちろんこれまでに参加したことのある方も大歓迎です!
池田 朋子
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