皆さん、こんにちは
11月5日(日)に年に一度のスポーツ大会が開催されました!
在校生と教職員がチームを組み、始終大盛り上がりのこの大会
今年もスポーツ大会の競技は『ボウリング』でした!
早速、参加した学生さんから感想を頂きましたのでご紹介させて頂きます
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毎年恒例のスポーツ大会に参加しました。
今年も例年通り競技はボウリングです!
新しく入られた1年生や普段会わない夜間部の皆さんも多く参加されていました。
私自身も去年ぶりのボウリングで、今年の目標は怪我をせずに上位入賞です
去年はスポーツ大会中にギックリ腰をしてしまったので少し不安でしたが、
今年の個人結果は全体2位でした!
賞品として神戸牛のカタログギフトを頂きました
1年生や先生との仲もより深まった気がします。
学友会の皆さん、先生方ありがとうございました
2年生併修コース K
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ボウリングの後は懇親会に行きました!
教職員・学生各々テーブルに着席し、コース料理を食べました
各学年の学生による授業中の話や、私生活の話、お仕事の話などなど…
普段は中々知ることのできない学生・教職員の一面を知ることができて、ますます仲が深まったように感じます
当日は日本シリーズの最終決戦だったため、
懇親会の後半は、阪神VSオリックスの戦いに全員で見入っておりました…!笑
普段の学校生活では、仕事と私生活に追われがちで、ゆっくり話す時間がなくても、
この機会に色々な人の話を聞いたり、逆に相談したりと、とても貴重な会になりました
早くも来年度のスポーツ大会が楽しみです
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兵庫・大阪から通学圏内の鍼灸学校!神戸東洋医療学院!
11/24(金)ぷちオープンキャンパス開催!!神戸東洋医療学院/兵庫県神戸市中央区
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皆さま、こんにちは
2023年、神戸東洋医療学院OB天馬会は設立20周年を迎えました。
節目を記念して、10月22日に記念パーティー『20周年を祝う会』が開催されました
当日は卒業生を筆頭に、学友会役員、元教職員、現教職員の総勢100名程度の方々にご出席いただきました
長年続いたコロナ禍が終息し、隔たりもなく一堂に会せたのは、大変喜ばしい限りです。
このようなパーティーを開催できましたのも、ひとえに皆さまのお力添えのおかげと深く感謝しております。
宴会の部もあり盛り上がりをみせた『20周年を祝う会』、当日の様子をご紹介させて頂きます!
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開会挨拶は学院開校当初からお世話になっております、河村先生に行っていただきました
OB天馬会会長の8期生竹中先生のシャンパンサーベラージュ披露の後、石橋理事長の乾杯挨拶で幕を開けた20周年を祝う会。
会場前方のスクリーンでは、卒業アルバムの写真を使用したスライドショーを投影し、
本年までに卒業された1期生から21期生の皆様が楽しんでいただける様に準備しました
宴会の部では、吉本興業から矢野・兵動さまをゲストにお招きし、漫才を披露していただきました
2つ目の余興は中国獅子舞!大迫力の獅子舞にご利益を願い、邪気を払ってもらいました!
その他にも豪華景品争奪戦と題して、ビンゴ大会も開催豪華景品が盛り沢山
残念ながら、当日は来場出来なかった先生方や卒業生からも多くのお祝いのメッセージをいただきました。
卒業生も久しぶりに会う同級生との時間を楽しんでおられ、有意義な時間を過ごせたかと思います
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20年を振り返ると、紆余曲折、さまざまなことがありました。
しかし、神戸東洋医療学院の歴史を作るべく、卒業生方が努力を惜しまず、協力をしていただいたことで今日があるのだと思います。
「継続は力なり」
神戸東洋医療学院OB天馬会のこれまでの活動は、真に神戸東洋医療学院の力となっております。
今後も兵庫県を代表する学院として一丸となり、世の中に貢献して参ります。
これからもどうぞよろしくお願い申し上げます
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兵庫・大阪から通学圏内の鍼灸学校!神戸東洋医療学院!
11/19(日)体験入学会+公開セミナー開催!!神戸東洋医療学院/兵庫県神戸市中央区
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2年生昼間部 K
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皆さん、こんにちは
10月1日、第84回中医研究会が行われました。
今回は弊院で診させていただいてますイップスの患者様について症例検討しました!
まだまだ西洋医学でも謎の多い病気イップス。
ゴルフのショットの際に動悸と足の震えという発作が起きて、どうしてもボールを打つことが出来ない、という訴えでした。
これを何気なく研究会で話してみたところ、「それは珍しい症例だから次回の症例検討会で採り上げてみてはどうですか」ということでした
3診目までで改善された症状はあるものの、改善がみられない症状もあり、四苦八苦しておりました。
ネットで調べても精神的症状と書いてあるだけ。
中医学ではなんともしようがないのか、悩んでいた矢先でしたので、救いの手が差し伸べられたような気持ちでした!
沢山のほかの先生方と一緒に考えられる場である症例検討は初めての経験だったので、大変緊張はしましたが、
自分の成果が認められたことも嬉しかったことはもとより、もっとこうすれば良かったなど反省点や今後の課題だったりも見つかり、
次からはこうしてみようと新しい発見も生まれたので、結果やってみて良かったと思いました
4診目の施術の結果、かなり症状の改善もみられたそうで、良い報告もできました!
日本の漢方では1か月かかるような問題も、鍼灸ではたった20分ほどで変化がみられます。
しかし、処方が間違っていれば当然治らないどころか、更に悪くもなりうるものです。
薬の性質をしっかり知っていれば、どう考えてみても相殺されて効果のないような処方が、どれだけ世の中で何度も繰り返されていることか。
漢方も薬であり、肝臓と腎臓で代謝される限り、患者様の内臓には少なからず何らかの負担がかかります
だからこそ、しっかりとした綿密な診察が大事なのだなと、恐ろしくも頼もしい鍼灸の力を再確認させられました!
薬もツボの処方もバランスもとても重要で、誰もがここを刺激すれば絶対に治るという便利なものはなく、
その時その瞬間その方の病の位置や病態諸々を把握し、ひと鍼ひと鍼大切に施していかねばならないなと、改めて感じました
余談ですが、先生との雑談の中で夜更かしをしてしまう人にもわけがあるということを教えていただきました!
また、夜更かししなくなるように体質さえも治してしまうこともできるとのこと
新たな見聞が広がり、天啓を受けたので、近々弊院のブログにも書いてみたいと思います!
興味のある方はぜひ\(^o^)/(と宣伝も忘れない笑)
17期生 森瀬
↓↓中医研究会のホームページはこちら↓↓
https://k-toyoiryo.com/chinesemedicine_study.html
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11/19(日)体験入学会開催!!神戸東洋医療学院/兵庫県神戸市中央区
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皆様、こんにちは
中国研修旅行記Vol.3では、中国研修旅行の醍醐味である解剖実習の様子をお届けしました。
日本では体験できない貴重な経験ばかりで、驚きの連続です!
研修旅行記最後になる今回は、実習後に行われた、天津中医薬大学在籍の学生との日中学生交流会と、
北京観光の様子をお届けします。観光は楽しいだけではなく、何やら大変なことも…?
気になる内容は本編をご確認下さい
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研修3日目の午後は日中学生交流会がありました
天津中医薬大学 鍼灸推拿学院の学生の方たちとの交流会で、代表の方が大学での授業内容や学生生活について日本語で説明して下さりました。
私達からも日本の鍼灸業界や学友会で行っているイベントなどについて紹介をしました
その後、学生の方と自由にお話しする時間がありました。
現地の方々は、日本の美容鍼にとても興味があるようで沢山質問もいただき楽しい時間でした。
その後は修了式
3日間という短期の研修でしたが、鍼灸学・解剖学の研修を無事に修了し、一人一人修了証をいただきました。
我々は天津中医薬大学のOBになれたようです!
天津中医薬大学の先生に、いつでも戻ってきてねと仰っていただきました。
研修を終え、向かったのは天津でとても有名な狗不理包子(コウプリパオズ)というレストランです。
その前の交流会では現地の人は高すぎて行かないよと言われたくらい高級レストランのようです。
研修旅行に参加したメンバー全員で食事することができ、とても楽しく過ごせました
3年昼間部 T
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北京観光1日目は、天壇・故宮を巡る旅でした
天津から北京に移動し、午前中は、明朝から清朝にかけて皇帝が祭祀を行った「天壇」から観光が始まりました。
ここから私たち一行の闘いが始まりました…。まずはその暑さです
乾燥した暑さという情報とは異なり、むせかえる湿気と照り付ける太陽に徐々に疲労を感じ始めました
昼食を挟み、午後からは「天安門広場」から「故宮」へ。
徐々に雲行きが怪しくなり午前中の暑さが和らいだと思われたのも束の間、「天安門広場」においては極めつけ、
屋根のない広大な広場の真ん中でバケツを・・いや池を・・いや、湖をひっくり返したような大雨と暴風の中、皆ずぶ濡れになりながら、
そして「故宮」では、ただただ寒さに震えながらの観光となったのでした
今回の研修旅行は台風の洗礼から始まり、セキュリティチェックの嵐と大雨に打たれ、
「木・火・土・金・水」の「水」に見舞われましたが”火あぶり”よりは良かったと思いましょう
皆様お疲れさまでした
3年夜間部 藤下
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北京観光2日目、今回の観光で1番楽しみにしていた万里の長城‼️
ホテルからワクワクしながらバスで揺られる事2時間🚌
八達嶺長城へとやって来ました😆
バスを降りて広い敷地を歩いて行くと、広場に出ました。広場からゲートを抜けると南北に道が分かれています。
北側は比較的傾斜が緩やかな「女坂」で、初心者の方や親子連れはこちらを選ばれていました。反対側の南側は、勇気ある者が挑戦する急勾配な「男坂」。
勿論挑戦するなら「男坂」‼️殆どのメンバーがこちらを登っていました。
確かに急勾配。ゆっくり登って頂上かと思った地点から更に道が続いている。
更に登って行くとよじ登りの階段。手を使わなければ登れない難所を登り続けて見た景色は忘れられません⛰️
雲一つない晴天でしたが、前日の嵐のような大雨のおかげで秋のように風が気持ち良く、しばし涼んでから降りました。
降りる時に、ちょっと腰が引けたのは内緒です(笑)
その後で食べたお昼ごはんは1番美味しく感じました🥰
ホテルに戻って自由行動だったので、前日行けなかった「南鑼鼓巷」に行って来ました。
ガイドさんの助けを借りて地下鉄に乗り約10分ほどで到着。
人人
人
すごいパワーを感じながら屋台を楽しみ、一歩路地に入るとレトロな町並みを発見🔍
何枚か写真に納めて満足しました!
最後の晩餐はルームメイトとホテルの部屋で乾杯しましたが、それも良い思い出となりました。
色々ありましたが、参加して本当に良かったです。
お世話になった現地の方々、そして先生方本当にありがとうございました
3年夜間部 I
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コロナ前までは不要だったビザ申請を行ったり、台風7号の影響を受けて急遽出発日が変わったり、
観光中に猛烈な嵐にあったりと、終始波乱に富んだ旅行にはなりましたが、
どの学生も研修中には目を輝かせ、やっぱり参加してよかった!という声を聞くことができました。
多くの忘れられない経験をして帰ってきた学生の顔は出発前よりたくましく、確実に何かを得た表情に見えました。
きっとこれからの学生生活や鍼灸師として生きていく上での力となることと思います。
来年また無事に開催されることを祈りつつ、4回に亘ってお送りしてきた中国研修旅行シリーズを終わります
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10/27(金)ぷちオープンキャンパス開催!!神戸東洋医療学院/兵庫県神戸市中央区
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みなさん、こんにちは
毎月楽しみにしている中医研究会が9月17日に開催されました。
はじめに谷本篤志先生による「秋の疾患と鍼灸治療」の講義がありました。
今年は酷暑による異常気象が続きましたが、暦上では9~11月が秋です
なので、まだまだ暑くて秋の気配を感じられなくとも、秋の気候と病因病機を考えた上で治療をしなくてはならない、とのことでした。
本日のポイントは胃脾を中心に展開する病機で、ツボで言うと中脘を軸に考え、
〈五臓六腑はすべて気を胃の腑から受け取る〉という点からも、いかに胃気や中焦が大事かという部分を実感しました。
秋の季節、喉を潤し清熱作用のある和梨を積極的に摂ると良いそうです。
ちょうど先日、富山の幸水梨を同級生から頂き、毎日ムシャムシャ食べていたのですが確かに喉も潤うし、この季節にぴったりの食養生だったのですね
ちなみに梨の有名な県は全国各地にありますが、西日本を代表する梨の産地のひとつとして鳥取県があります。
ちょうど秋の季節に山陰地方に行った時に、道の駅に様々な品種の梨が並んでいました。
梨の種類によっても微妙に身体への作用が違うようですが、次回訪れた時はいろいろ購入して食べ比べてみたいです
症例検討では、龍陽子先生の「起立性調節障害」がテーマでした。
症例をもとに、患者の状態を詳しく掘り下げ、中医学的観点をもとに参加者全員で考えていきました
龍先生曰く、この起立性調節障害は小学生高学年から増え、中学生で急増し女子の方が男子より2割多く、
自律神経・中枢神経などの異常、血液循環の様々な問題のことだそうです。
起立性調節障害は診断が難しい一面もありますが、実際には悩んでいる人達は多いもので、症例報告では鍼灸治療によって不調が徐々に改善された例を発表してくださいました。
心神の問題や生活習慣など、あらゆる視点での先生方の解説はたいへん勉強になります
生活習慣においては普段から冷飲食を繰り返していると確実に寒湿を溜めやすい状態になりますし、その辺の指導の必要性なども実感しました。
なにより、私自身が患者さんとの対話の中で意識していかなくてはと思いました。
このように症例報告では、実際の臨床での治療結果をみんなで考えていきます
こういった貴重な場はそう多くはありません。私も後々、症例を提出させてもらいたいと考えています。
19期生 佐渡
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兵庫・大阪から通学圏内の鍼灸学校!神戸東洋医療学院!
10/15(日)秋の体験入学会開催!!神戸東洋医療学院/兵庫県神戸市中央区
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皆さん、こんにちは
9月3日(日)、第82回中医研究会が開催されました。
二コマに亘ってご紹介いたします
一コマ目は加堂 佑先生による『心療内科疾患を中医学でアプローチする』です。
7月にあったトリガーポイント研究会との合同研究会の内容をさらに掘り下げたお話と不眠・不安神経症の症例でした。
薬を服薬していた状態から減らしていき、ほとんど使わなくなるまで回復するのが鍼灸治療の素晴らしさだと感じました
二コマ目は今年度の目玉ともいえる「症例検討」の時間です。
今回は田中 里佳先生に提供していただいた、耳の閉塞感がある患者さんの2症例でした。
参加者それぞれから問診事項や弁証、鍼灸治療について意見を出し合いました。
2症例ともコロナ感染歴があるのですが、同じ耳の閉塞感でも何故そうなったかの病機が違い治療法も違ってきます。
問診、体表観察、触診を丁寧にし、根本的な原因にあわせた治療をするのが大切だと感じました
実技では李悦先生指導のもと、慢性膀胱炎がある人に鍼灸をしました。
膀胱湿熱証で陽虚も少し入っていたので腹部に灸頭鍼と足のツボに置鍼しました。
施術後には腹部の違和感がなくなり効果があり良かったです
とても勉強になった研究会でした
19期生 H
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兵庫・大阪から通学圏内の鍼灸学校!神戸東洋医療学院!
10/15(日)秋の体験入学会開催!!神戸東洋医療学院/兵庫県神戸市中央区
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皆様、こんにちは!
過ごしやすい気温になって、秋を感じる今日この頃ですが、いかがお過ごしでしょうか。
9月11日~9月15日の期間でトライやるウィークが実施されました
神戸東洋医療学院へは、広陵中学校から生徒さんが職業体験に来てくれました
元々、製薬や医療に興味があるとお聞きましたが、
鍼灸と医療がどのように関係するのか知らない状態から始まったトライやるウィーク。
広報より学院の説明と併せて、そもそも鍼灸って何?という説明を行った後、各部署のお仕事を体験してもらいました
普段の学校で学べる内容とは異なり、鍼灸を専門としている当学ですが、
同じ「学校」の裏側を覗けたことで、仕事とはどういうものなのか、少しでも理解していただけましたら幸いです。
慣れない事ばかりの仕事体験だったと思いますが、どの業務も真剣に取り組んでいただきました。
様々な業務を行う中で、たくさんの人の協力があって、運用が成り立っていることに驚いた様子でした
将来どのようなお仕事に就いても、そのことを決して忘れないようにしてほしいと思います
1週間ありがとうございました。本当にお疲れさまでした!
それでは、今回体験に来てくださった生徒さんによる感想をご紹介いたします
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この5日間、神戸東洋医療学院さんで、貴重な体験をさせていただきました
その中で特に刺激的だと感じたものを幾つかお話します。
まずは、2日目と4日目の生薬のお話です。
劉先生という中国出身の先生から生薬についてのお話を聞きかせていただきました。
身近にあるものから、まさかそんなものまでと色々な発見があって、とっても楽しく過ごせました。
次に3日目の治療院での体験です。
受付のお仕事内容のお話を聞いたり、実際に患者さん相手に案内をしたりなど、
普段はなかなか聞けない、できない体験の連続でわくわくしながら体験できました
それから鍼やお灸の実物を見せてもらいながら鍼灸師の説明を受けさせていただきました。
スポーツ特化の方や小さい子相手の方など色んな鍼灸師がいること、
鍼の種類と使う箇所など、実際に見ることでより分かりやすく実感が沸いて、改めて鍼灸師の方って凄いんだなと感じました
他にも総務や広報の方のお仕事や、孔子課堂のお仕事、教務の方のお仕事など、色んな体験をさせていただきました。
鍼灸師や中国文化への興味が沸いたのと同時に、学校や治療院を運営する陰で、
こんなにも大変なお仕事がもっともっとあるのだなと思うと頭が上がりません
神戸東洋医療学院さん、本当に5日間、ありがとうございました!
広陵中学校 2年生 Kさん
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兵庫・大阪から通学圏内の鍼灸学校!神戸東洋医療学院!
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こんにちは!
中国研修旅行記Vol.2では、鍼灸特別講義、付属病院見学についてのレポートでした
流石、本場中国!日本ではなかなか見ることのできない、中国では当たり前の光景を見ることができました。
日本と中国、同じ「鍼灸」というジャンルでも、文化や環境が異なるだけで、こんなにも違いがあるなんて…改めて鍼灸は奥が深いと感じます
さて、今回は研修旅行の醍醐味となる解剖実習のレポートをお届けします
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中国研修2日目の午前中は内臓系の解剖実習をしました。
今回の中国研修のメインなのですごく楽しみにしていました
実習に入る前に、中国の先生が丁寧に今から見る部位の説明をしてくださり、そこから献体になってくださった方に敬意を表して黙祷をしてから解剖実習をしました。
実習では全身の献体を見たりそれぞれの臓器だけのものを手に取って観察したりしました
教科書などの平面図でしか分からなかったものが、立体で見ることができ、よい経験になりました。
特に脳の下垂体のところなど自分が思っていたより小さく、実物を見ないと分からなかったことが理解できてすごく勉強になりました
実習の後はナイトクルーズに行きました
河の上に建てられた、中国ではここだけという観覧車の下をクルーズで通りました。
天津の街もすごくキレイでさまざまな街並みを楽しむことができました。風も気持ちよかったです
船を降りた後に夜市にも行き、屋台を楽しむこともできてすごく楽しい1日でした
3年昼間部 東
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研修2日目から3日目にかけては筋肉や骨・神経系などの解剖実習をしました。
ご献体の筋肉…血液により栄養されていないので、生きている人のそれよりも硬く黒いのでしょうが、
教科書のようにまるでパズルのように組み上がっていて感動したのをまだ覚えています。
縫工筋はきちんと斜めに走っていたり、肋間筋は肋骨の間をちゃんと埋めていたり…人の体の神秘がそこにありました
解剖の先生は臨床もされているそうで、筋肉や骨の病態を交えながら教えてくださいました。
学校で座学で習ったことを目の前のご献体で動きを再現され、腑に落ちたことがいくつもありました
恐らく一生に一度の本当に貴重な経験になったと同時に、鍼灸師は医師とされている中国の学習設備と、
日本での鍼灸師の位置付けの差に愕然としました!
鍼灸は病気、未病、後遺症、免疫力アップ、美容、スポーツパフォーマンスアップなど万能に対応できるかなり高度な行為だと思っています。
日本での地位がこれから少しでも上がるように、また、中国への鍼灸留学がもっと盛んになるよう願うばかりです
3年昼間部 S
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兵庫・大阪から通学圏内の鍼灸学校!神戸東洋医療学院!
10/15(日)秋の体験入学会開催!!神戸東洋医療学院/兵庫県神戸市中央区
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皆様、こんにちは!
中国研修旅行記Vol.1では、入校式終了後の実訓センターの見学についてのレポートでした
日本とは全く違う学習環境の中国の学校
実際に行ったような気分で想像が広がりますね…!
さて、第2回は鍼灸特別講義、付属病院見学についての報告レポートです。
どんな内容だったのでしょうかぜひ、ご覧ください
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実訓センター見学後、「中国鍼灸の特徴」と題して特別講義を聞きました
中国鍼灸の中で特に重要視されているのは「得気」だと改めて感じました。
得気をまず出すこと、またその得気を持続させるために様々な手技を用いることを学びました。
得気を出す意味としては刺鍼部位に気を至らせることで、そのために経絡の経気を通す必要があります。
その後の病院見学でも「通す」ことの大切さが強調されていました
私が特に面白いと思ったのは、施術者側の得気を出している感覚は
「釣りをしているときに魚が釣り針を飲み込んだような感覚」と表現されていたことです
私もそのような独特の得気を出せている感覚を会得したいなと感じました。
また、鍼の効果は6~8時間ほどで、24~48時間でほとんど元の状態に戻ってしまうとも言われていました
2日に1回くらいの頻度で鍼灸施術を受けると良いそうです。
中国では病院で保険を使って受けられますが、日本ではまだまだそこまでできる状況ではないのでそういった環境の違いも理解できました。
同じ鍼灸という名前でも、日本鍼灸と中国鍼灸は様々な違いがあるとわかりました。
良いところを活かしてさらに鍼灸が発展し、鍼灸の良さをよりたくさんの人に知ってもらえると良いなと思いました
3年昼間部 植嶋
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特別講義の後は天津中医薬大学の付属病院の見学に行きました
大学のキャンパスの西門から東門まで車で5分。
このことからも日本とは全くスケールの大きさが違うことが感じ取れます
病院見学では、基本的な医療の根本的な考え方として、鍼・灸・漢方が根付いていることを実感しました。
脳梗塞の後遺症で嚥下困難がある老人が、入れ歯を自ら取り、口の中に鍼を刺されるのを待っている。
そこに医師は猛スピードで10回くらい舌に鍼を刺す患者はえずきながらも拒否することなく治療は終了。
言葉が遅れている幼い子供においては頭に数十本の鍼を置鍼されたままゲームをしている。
このように、もう普通に医療として鍼灸が受け入れられているのを目の当たりにしました
日本の鍼の普及率を考えると程遠い光景です。
昔の日本では大家族で、おばあちゃんがお灸などをしたと聞いています。
今は核家族なので、鍼灸師自らが発信していかなければならないと痛感しました。
解剖実習では実物に触れることで人体の理解が増したと思います。
もし、研修旅行を迷われている方がおられたら是非参加してください
日本では体験できないことがたくさん待ち受けています!
参加させていただき感謝の気持ちでいっぱいです
1年昼間部 指月
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兵庫・大阪から通学圏内の鍼灸学校!神戸東洋医療学院!
9/16(土)体験入学会開催!!神戸東洋医療学院/兵庫県神戸市中央区
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去る8月16日~22日、中国研修旅行に行ってきました
新型コロナウイルスの影響で、実に4年ぶりの旅行です
メインは天津中医薬大学での病院見学や解剖実習といった短期研修、その後は北京に移動して観光です
今年は李先生を団長に、鍼灸科から8名の学生が参加しました。
(天津中医薬大学 鍼灸推拿学院 神戸校のカリキュラムには本校での実験・実習が含まれており、神戸校の学生6名も一緒に行きました。)
では、参加した学生からの感想を今回から全4回にわたってお伝えしていきます
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天津中医薬大学での研修初日は、入校式終了後、実訓センターの見学をさせていただきました。
校内はとても広くて移動用のレンタル自転車があったり、私達もカートに乗って移動させていただきました!
実訓センターには、経穴を押すと反応する人間より少し大きい経穴人形や、脈診の練習ができる機械、
画面をタッチしたら筋肉、神経、臓器などを剥がすことのできる実寸大の解剖タッチパネルがありました
私は1年生でまだ授業で脈診は習っていないのですが、
先生に教えてもらいながら実際に様々な状態の脈を取ることができて、とても勉強になりました
日本にはないような機械、設備がたくさんあって、さすが本場中国!とても充実している学習環境だなと感心しました!
日本でも是非導入してほしいなぁと思いました😄
本場中国の中医学、鍼灸に触れることができて、日本とは規模が違いすぎて本場中国の規模にひたすら圧倒されました!!
私はまだまだこれからなので、この貴重な経験を今後の糧にしていきたいです✨
1年昼間部 市村
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皆さん、こんにちは。
7月29日(土)、神戸東洋医療学院にて株式会社サニタス様主催の就職説明会が行われ、
3年生全員と1・2年生、卒業生の希望者が参加しました
今回は兵庫県内外から10社の企業・治療院様にご参画いただきました。
冒頭で、鍼灸業界における求人事情や就職説明会の臨み方などをお話しいただいた後、各々が関心のあるブースを訪れ、説明を受けました。
学生も熱心にメモを取ったり、質問をしたりと終始活気あふれる会となりました
中には実際に行っている施術を見せていただけるブースもあり、多くの学生が集まっていました
自分が進んでいく先のイメージが少しでも具体的になると、学生生活や国家試験へのモチベーションも変わってくると思います。
卒業後の道は就職、開業など様々ですが、今回の就職説明会が学生の皆さんにとって何かのヒントになることを願っています
それでは、今回参加された学生さんの感想をご紹介します
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先日、学院で開催された就職説明会に参加しました。
3年生になり、気づけばもう夏休み目前
就職活動をしたいけれど時間に追われてままならない状況だったので、学院内で就職活動が出来るのはとても助かりました
当日は10のブースのうち4つのブースで話を聞くことができました。
福利厚生だけでなく治療内容や研修制度、患者さんの層など色々な話を聞くことができました
実際に働く人の話を聞いて気になることを質問できるだけでなく、その場で体験できるブースもあり、より具体的なイメージに繋がったと思います。
なかには全く初めて知る施術法もありました
卒業後に開業予定の人にとっても色々な治療院の様子を知ることは参考になるのではないでしょうか。
私が一番参考になったのは、卒業生の方の生の声が聞けたことです。
先輩方が就職してどのように活躍されているのかを直接聞くことができ、私も頑張ろうと勇気をいただきました
開催してくださった学院と参加企業の皆様方に感謝しています。ありがとうございました。
3年生夜間部 A
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兵庫・大阪から通学圏内の鍼灸学校!神戸東洋医療学院!
8/26(日)体験入学会+公開セミナー開催!!神戸東洋医療学院/兵庫県神戸市中央区
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皆さん、こんにちは
7月8日(土)、神戸東洋医療学院の中医研究会、トリガーポイント研究会による合同研究会が開催されました。
各研究会発足以来、合同で行うのは2回目となります。
今回は「不安神経症患者に対する診察・鍼灸治療」をテーマに、トリガーポイント研究会からは石橋学院長に、
中医研究会からは加堂先生に、それぞれの見方を講演いただきました
トリガーポイント療法の講演の中で一番印象に残ったのは、棘下筋(きょくかきん)と胸脇苦満の関係でした。
普段の臨床の中でも棘下筋に圧痛のある方がいるのですが、横隔膜との関連は考えていなかったので1つ勉強になりました
その後に中医の見方を講演いただき、足陽明胃経(あしようめいいけい)と精神疾患の関連は授業で習っていた知識を
そういう風に捉えるのかと、また1つの解釈を得られてよかったです
その後実技で、それぞれの講演で説明されていたポイントなどを解説いただきながら診察・治療の流れを拝見しました。
実際にどこへどのように鍼を刺すのかを見ることができ、大変勉強になりました
その後の懇親会では、先生や先輩方と近況や臨床での疑問点などを話し合いました
1つの治療所しか経験がないと見識が狭くなってしまうので、このようにいろいろな治療法の先生方と集まって話をするのはとても良い勉強になりました。
知識があってもそれを応用して拡げていくためには、こういった機会にいろいろな人の意見を取り入れて行く事が大事なのだろうと感じました。
これからもさらに勉強していきたいと思います
21期生 小林明弘
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兵庫・大阪から通学圏内の鍼灸学校!神戸東洋医療学院!
8/26(土)体験入学会+公開セミナー開催!!神戸東洋医療学院/兵庫県神戸市中央区
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皆さん、こんにちは
神戸東洋医療学院講師、そしてOB天馬会幹事長の池田です。
OB天馬会は神戸東洋医療学院の卒業生による団体です。
去る6月25日(日)、2023年度神戸東洋医療学院OB天馬会総会とOB天馬会主催セミナーが行われました。
総会は来場とオンライン配信とのハイブリッド形式で行い、これまでで最も多くの先生方にご出席いただきました
セミナーには念願叶って、元学院講師の村上純一先生をお招きすることができました。
多くの学生も加わり、こちらも過去最多の受講者数となりました
村上先生らしい、終始熱量の高いセミナーとなりました。
その後はOB会と学友会の合同企画として初の試みである合同懇親会を行いました
では、参加された卒業生、学生の声をどうぞ
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皆さま、こんにちは!
21期生の米田です。
6月25日に神戸東洋医療学院OB天馬会主催セミナーと懇親会に参加させていただきました📚
セミナーでは、講師にソフトボール日本代表トレーナー 村上純一先生(ジェイワン代表)をお迎えし
「Adjust the twisting」〜身体の捻れを修正することで手に入れるパフォーマンス〜をテーマに、熱い熱い講演を聞かせていただきました。
ソフトボール選手のスポーツによる捻れを例に、現場では実際にどの様な治療やトレーニングで捻れを改善し、
パフォーマンスを上げているのかデモンストレーションを交えながら学生にもわかりやすく丁寧に伝えてくださいました。
セミナーが終わる頃には、村上先生の楽しいお人柄もあり会場にいた全員が心をつかまれていましたね
時間が許すかぎりお話しくださりとても充実した時間となりました。
セミナー後は懇親会も開かれ、時間が足りないほど語り合いました
(私は乾杯の音頭を振られ、一瞬パニックになりましたが)
学生も初参加という事で国家試験や卒業後の不安、実際の鍼灸の現場についてなどを先輩方に聞いたり、
私たちも卒業前は遠く感じた先生達や初めてお会いする先輩とも鍼灸師として語り合うことができました
卒業後もこうして学校の先生や先輩、後輩と繋がり共に学び、交流できる場がある事はありがたいです。
これからも鍼灸師として日々成長していける様に精進したいと思います!
21期生 米田
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在校生も聴講できるといことで今回OB天馬会セミナーに参加しました
講師の村上先生は2021年東京オリンピック女子ソフトボールで金メダルを獲得した、日本チームのトレーナーで鍼灸師でもあります
トップアスリートが抱える身体の問題を多くのスライドを使って、様々なケースに対するアプローチ方法を鍼灸施術も含め紹介してくださいました。
また、実際にセミナー参加者の中から一人をピックアップして、
その方の身体バランスの見つけ所と解消へのアプローチを目の前で観られたことは大きな気づきとなりました
施術家の存在はベストコンディションを求めるトップアスリートに限らず、身近な方々に対しても必ず頼られる存在になるものだと思いました。
セミナー終了後、村上先生を交えた懇親会にも参加しました
マスクの無い素顔を見ながらの食事会はコロナ渦で、不自由で拘束されていた状況から解き放たれた懐かしい感覚が戻った瞬間でした。
また、様々な場面で活躍されておられる諸先輩方の貴重な話を聞く事ができ、価値ある時間を過ごす事ができました
3年生夜間部 F
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兵庫・大阪から通学圏内の鍼灸学校!神戸東洋医療学院!
7/22(土)体験入学会+公開セミナー開催!!神戸東洋医療学院/兵庫県神戸市中央区
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皆さま、こんにちは
6月4日(日)、第80回中医研究会が開催されました。
講義前の自主練習では、めまいを発症した先生がいらっしゃったので、
福家先生のご指導のもと、問診を行いながら鍼治療を行いました。
1コマ目は、竹本先生の『症例検討 めまいの症例ほか』の講義でした。
竹本先生が用意してくださったいくつかのめまいの症例に対して、症例検討を行いました。
自分だったらどういう問診をするのかを考えながら、ほかの先生方の質問を聞いていました。
様々な質問があり、勉強会でないと、同一症例をたくさんの先生方で検討するという機会はないので、とても勉強になりました。
また、竹本先生がご用意してくださった小柴胡湯(ショウサイコトウ)と
大柴胡湯(ダイサイコトウ)を煎じて、飲み比べました。
小柴胡湯はやや苦く、大柴胡湯は私にはとても苦く感じられました。
2コマ目は、福家先生の『舌診基礎実技』の講義でした。
舌診の原理や手順、注意点など基礎的なことから症例検討までを講義いただきました。
コロナ禍でのマスク装着により、舌診をしないことも増えていたので、
改めて診断の裏付けとしての舌診の重要性を感じました。
実技時間は2グループに分かれ、福家先生や加堂先生にご指導いただき、それぞれ問診、舌診、治療を行いました。
研究会ではグループ治療を行うので、ほかの先生方の治療の考え方や刺鍼の仕方などにふれることができ、それぞれにとても勉強になります。
私もすべてにおいて向上できるよう頑張って努力し続けていきたいと思います。
14期生 田中
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https://k-toyoiryo.com/chinesemedicine_study.html
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皆さま、こんにちは
神戸東洋医療学院 教員の光上です
5月28日(日)4年ぶりに天馬祭(学院祭)を開催しました。
天馬祭の目的は「中医学、鍼灸の普及、啓発活動」を通じて学生、卒業生、教職員の親睦を深める
神戸東洋医療学院最大の学院イベントです。
毎年神戸まつりと同日に開催しており、今年が20回目の節目の年です
120名の方が来場し、終始お祭りムードの中、天馬祭・後夜祭及び歓迎会は終了しました!
それでは、今回参加した学生さんの感想をご紹介します
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前回から4年ぶりの開催となる学院祭!学生と教職員が協力して準備万端で当日を迎えた結果、、、
なんと前回を上回る、過去最高の来場者数となりました
ご来場頂いた皆様、本当にありがとうございました。
私が担当した、「耳ツボブース」の様子をご紹介いたします。
耳ツボは、耳に分布している全身の反応点を刺激する事で、
主に内蔵器官や自律神経系の体調不良や痛み・コリを緩和する効果が期待できます。
最初は不安や緊張もありましたが、来場者の楽しそうな姿に自然とリラックスして施術をする事ができました。
ブースには、以前から何度も学院祭にお越し頂いている方々や、耳ツボ初体験の方も多くいらっしゃり、
来場者の身体の悩みをお伺いして、少しでも症状を緩和できるように心を込めて施術いたしました!
色々な方と交流することができ、貴重な経験となりました
そして!前回に続いて、耳ツボブースが満足度投票で一位を獲得し、ブース賞を頂きました
天馬祭を通じて、鍼灸治療の魅力を来場者の皆さんにお伝えできたのではないでしょうか!
この経験を活かして、日々の学習や実習に全力で取り組んでいきたいと思います
学生と教職員・OB天馬会の皆さん、全学年初めての天馬祭、本当にお疲れ様でした。
来年も、最高の天馬祭を開催できるように学院全体で協力して頑張っていきましょう!
1年生 昼間部 A
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神戸東洋医療学院に入学して二年目で迎えた天馬祭。
私はお灸・小児鍼ブースを担当させていただきました☆彡
天馬祭に向けての練習を行う前は、不安や緊張がありましたが、先輩にアドバイスをいただいたり、
同級生と一緒に練習させていただくうちに不安もなくなり、施術をすることが楽しみになりました
先生からは、何度も丁寧に鍼の持ち方、施術の姿勢、目線、左手の感覚、てい鍼の口では表現できない感覚を教えていただきました。
普段の授業では、体験することのない貴重な経験を積むことができました。
当日は、お客様から温灸でリラックスできた、鍼から指先に伝わってきたと、嬉しい感想をいただきました
この経験を今後の学生生活、将来に活かしていきたいと思います。
2年生 昼間部 H
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天馬祭でカッサブースを担当させていただきました。
神戸まつりとの相乗効果もあり、例年以上に来場者も多く、カッサブースも大盛況でした
カッサ体験後に「からだがポカポカしてきた」「体が軽くなった」「気持ちよくて眠ってしまうところだった」「すっきりした」など嬉しいお声をたくさんいただき、やりがいと充実感を得ました。
また老若男女を問わずカッサの施術をさせていただき、その有効性に気づかされました
そして今回、カッサの技術やお客様とのコミュニケーション・対応を学べただけでなく、
カッサの練習や準備・開催を通じて昼夜間部、学年問わず学生同士の親睦を深めることができたこと、
全員一丸となり天馬祭を作りあげることができたことも大変有意義で良かったと思います。
指導いただきました先生方や、カッサブースおよび天馬祭に携わった担当者に感謝します
3年生 夜間部 F
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大盛況だった天馬祭の後、後夜祭&新入生歓迎会を開催して頂きました
同級生や先輩・先生方と、食事しながら前職のことや授業、学校のことなどいろんなお話ができ、楽しくて実りある時間でした
その後、お腹が膨れてきた頃に招集がかかり「自己紹介ゲーム」が開催されました!
6チームに分かれてそれぞれ自己紹介をし、一番支持を得た人が決勝戦に進むという方式
チーム内の自己紹介も濃かったですが、決勝戦はさすがの戦いで、2年生と3年生の先輩方が1票差という僅差での決着となりました
また、天馬祭のブースごとの来場者投票の結果発表もあり、どちらも大いに盛り上がったのち、閉幕となりました。
入学後、他学年との交流の機会が少なかったため、貴重な経験となりました。
準備や進行をして下さった皆様、お忙しい中ありがとうございました
1年生 昼間部 K
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「天馬祭」の今年初の試み「卒業生が施術を行う『OB天馬会ブース』」に友人に誘われて参加しました
卒業生が施術するし、学院の諸先生方もおられますので、自己研鑽のつもりだったんですが…。
卒業生は総勢7名(私を含めて)。8期生・11期生・18期生・19期生・20期生。
年数はバラバラ。施術内容も面白いくらいバラバラ。体のメンテを優先する先生、歪みや重心をみる先生、
反応点治療をする先生、眼精疲労・美容を専門とする先生などがおられ私は卒業生の施術内容に興味深々
暇があったら施術して頂こうと思ったのですが、それすら時間がない状態で…終日、馬車馬のように動き回りました(笑)
ただ、天馬祭が始まるまでの卒業生との話や、
施術しながら卒業生の患者さんに対する会話を聞くのは、普段聞けないのでいい刺激になりました。
完璧な盗み聞きですね(汗)今度は卒業生の施術を受ける時間が欲しいです。
帰りは友人と反省会。4年ぶりに飲む友人とのお酒は最高でした
18期生 I先生
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6/24(土)体験入学会開催!!神戸東洋医療学院/兵庫県神戸市中央区
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皆さま、こんにちは
5月14日(日)、第79回中医研究会が開催されました。
今回の講義は加堂先生による『カルテの取り方とその意味~不妊治療編~』でした。
不妊治療では、繊細でプライベートに踏み込んだ問診内容も多いため、
問診票をうまく活用しながら言葉選びも重要であることを学びました
また、生活をととのえていくことの大切さを改めて実感しました。
実技時間には、基礎グループと応用グループに分かれて練習を行います。
私が参加した基礎グループでは、胃の不快感、嘔気、足の冷え、眼瞼痙攣などの症状がある先生に鍼灸治療を行いました。
みんなで脈診を行い、みんなで共有し、弁証をたてて選穴します。
それぞれの考えを知ることで学びが深まり、どのように手技を加えるかなども教えていただきました。
実践しながら先輩方の貴重なお話しも聞けるのでとても有意義な時間でした
21期生 中谷
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皆さま、こんにちは!
4月16日(日)、第78回中医研究会が開催されました
さて、今回の講義は、加堂 佑先生による「カルテの取り方とその意味~内科・不妊治療編~」です!
まず、問診において重要なこととして、
①患者さまの全体像を把握する
②弁証論治に必要な情報を意識的に取得する
③コミュニケーションをとることで信頼してもらう
④一見主訴とは関係ないかもしれないところまで聞く必要が出てくる
⑤「病」を見ず「人」を診るということをどれだけ意識できるか
ということを教わりました(^^)/
その際、薬などの西洋医学的処置や飲食、増悪傾向、発汗、大便、小便、睡眠もとても重要であり、
その季節と体質などを判断した上で、ツボを配穴して打つことが大切であるそうです。
私自身の経験ですが、カウンセリングを面倒がった強面な患者さまに「もーええからはよ打って」と急かされ、
弦脈(げんみゃく)と緊脈(きんみゃく)を間違えて施術し、
筋肉を痙攣させてしまったことがあります。
普段その方は虚脈(きょみゃく)で、あまりにもひどい痛みを抑えようとロキソニンを飲んでいたとのこと。
脈だけでその方の状態がわかるようになったと、自分の力を過信していたために起こったことでした
どんなに患者さまが怖い顔をしていようとも、カウンセリングはしっかり行ってから鍼を打たなければと改めて思い知らされた出来事でした。
学生時代に勉強した十問歌(じゅうもんか)をはじめとした問診の技術を基として、
臨床ではより複雑に把握する必要があるということ。
教科書通りには行かないことの方が多いので、日々勉強です
患者様の今の状態は、その方の人生が集約されて形となっていると思います。
映画ではおよそ2時間の中に一人の人生が描かれたりしますが、
鍼の世界ではその人の病にその人の人生が投影されているかのようです。
そこにはロマンさえ感じます
沢山我慢してこられた方、苦労してこられた方、
訴えを聞くごとにその方の人生を追体験したかのような気持ちになり、心が動かされます。
訴えの多い方は、それだけ溜めてきていることが多いのだなとも感じます。
それに立ち向かうには、一緒に病気を治していこうという施術者の覚悟と患者様の向上心、
そしてそれを支える観察力が必要となってきます
私は常日頃、鍼灸にはその方の振る舞いだったり、考え方だったりを明るくする力もあると信じています
訴えや苦痛がなくなることで出来るようになることや、考えられるようになることが沢山あるからです。
「こんなに元気にしていただいて、ありがとうございます」と、明るく笑いあえる日が来るように、
頼ってきて下さる患者様に真摯に向き合っていきたい、と決意を新たにしています
そのためには、やみくもに鍼を打つのではなく、
患者様の心と体に無理なく心から安心して任せていただけるような
笑顔と丁寧な問診がとても重要なことだと再認識しました!
17期生 森瀬
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みなさま、こんにちは
神戸東洋医療学院 教員の山本です。
4/14(金)に、当学院にてセイリン株式会社様の鍼の製造工程についての説明会が行われました。
セイリン株式会社様は、ディスポーザブル鍼の開拓者でもあります
今までの鍼の歴史から、現在の形になるまでのご苦労やその努力を
大変貴重な映像を交えながらお話してくださいました。
鍼を使う鍼灸師にとって、鍼の成り立ちを知ることは、鍼と向かい合う良いきっかけとなりました。
今回はそんな貴重な説明会に参加された学生さんのお話をご紹介いたします
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セイリンといえば?そう!唯一の国産鍼メーカーです
鍼灸に携わる人で知らない者はいない
そのセイリン株式会社によるセミナーが当学院内で開催されました。
このセミナーでは、鍼の製造過程をスライドや動画で詳しく説明してもらい、
また鍼の原材料のステンレスワイヤーも実際に見せて頂きました。
特に印象に残っていることは、安全性と衛生面に注意されている点!
だからセイリンの鍼は一本ずつの個包装の鍼しか製造していないんですね。納得です!
大切に作られた鍼。私もひと鍼ひと鍼の治療を大事にできるようになりたいです
貴重なセミナーを開催していただき、ありがとうございました
3年 昼間部 K
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この度、セイリン鍼製造工程説明会に参加させていただきました。
漠然とですが、考えていたよりもたくさんの工程があったことや、精密機械でのハイテクなものと、
人の目や手で行うアナログなものが1つの製造ライン上にあることにとても驚きました
今まであまり深く考えずに使用していた鍼には、いくつもの生産工程はもちろん、
厳しい審査に合格し、たくさんの思いや愛情を込めて私達の手元に届けて頂いていたことを知り、感慨深い思いでいっぱいになりました
今後施術する際には、今までと少し違った気持ちで
鍼を大切に扱いながら取り組めそうな気がします。
この様な貴重なお話しが聞ける機会を作っていただきありがとうございました
2年 昼間部 M
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5/28(日)天馬祭&オープンキャンパス開催!!神戸東洋医療学院/兵庫県神戸市中央区
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今回はもぐさ工場見学に参加した生徒の方より頂いた感想文をご紹介させて頂きます。
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皆様こんにちは!
春の気配もようやく整い、暖かい気温になってきましたね
今回は先月3月24日に行われた夢プラン発表会の様子をご紹介したいと思います。
ご存じない方に説明いたしますと、学生が発表者となり、どうして鍼灸を目指したのか、
今後どういったことをしたいのか、自分の夢・想いを共有しようという催しです
普段からほぼ毎日顔を合わせる同級生たちですが、この機会を使っていろんな人の考え方に触れ、
鍼灸師になってからの夢を今のうちに、さらに膨らませてもらえばと思います
教員:川越 凌太
それでは、今回の発表者の学生3名の方に感想を頂きましたのでご紹介致します。
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夢プランの発表にあたり、自分が鍼灸師を目指したルーツや、やりたいことを改めて考える機会をいただきました☺️
今回の発表会は、発表者同士が事前打ち合わせをしたかのような、テーマの統一感があり、
統一感の中にもそれぞれの個性と思いのつまった発表であったと思います。とても有意義な時間でした
卒業し、それぞれの道へとすすんでいきますが、心と身体に丁寧に向き合う鍼灸師になりたいと思います。
ありがとうございました
3年 昼間部 N
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今回、当校の「夢プラン」発表イベントに初参加にも関わらず、
学年を代表し皆様の前でお話しさせて頂きました。
入学前は「目指す鍼灸師の理想像」がありましたが、最近では仕事や勉強、試験に追われる毎日で、
いつしか「目指す姿」を見失っておりました。
このような時に「発表してみない?」とお声掛け頂き、これも何かのタイミングかと思いお受けいたしました。
発表にあたり改めて「自分は鍼灸技術を身につけ、なにがやりたかったのだろう」と思いを巡らした所、
入学前の想いがふつふつと湧き上がるではありませんか
結果、「自分の目指したい姿」を再確認出来た次第です。このような機会を与えて頂き有り難かったですし、
また当日にクラスの皆様がたくさん応援に駆けつけて頂いた事が本当に嬉しかったです
あと1年、「夢」に向かってクラス全員で駆け抜けたいと思います。
2年 夜間部 M
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先輩方に混じり、1年生として夢プランの発表をさせていただきました
入学後は新しい学びの連続で、あっという間に1年が過ぎてしまいましたが、
約1年経ったこのタイミングで、「自分が鍼灸業界を目指した理由」や「将来やりたいこと」を
見つめ直す良いきっかけになりました
先輩方の発表と偶然にも扱っているテーマに近しいものがあり、
同時代性を感じるとともに、三者三様に少しずつ異なる視点で語られているのがとても勉強になりました。
モチベーションを上げる良い機会になったので、
これから始まる新しい学期も頑張っていきたいと思います
1年 昼間部 N
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皆さま、こんにちは
3月18日(土)、第77回中医研究会が開催されました。
講義前の自主練習では数日前から坐骨神経痛(ざこつしんけいつう)を感じている先生がおられたので、
どのようにアプローチするのか意見を出し合いながら中医診断と鍼治療を行いました。
1コマ目の講義は、李悦先生による「中国の中医診断」についてでした。
中国の医療保険制度や診察の流れ、実際の症例を用いながら
どのような診断と処方を行ったのかについて教わりました
中国の医療現場では患者さまと医療従事者の間で衝突することがよくあるそうです。
李悦先生も診察の際はドア側に座って、もしもの時に逃げられるように対策されているという話を聞いてみんなで驚きました
患者さまと医療者とのコミュニケーションの大切さを改めて感じました。
2コマ目の講義は、加堂先生による「カルテの取り方とその意味」でした。
今回は痛みについて聞くときの注意点を教えていただきました。
痛みには「酸痛(重だるい)」「刺痛(刺すように痛い)」などたくさんの種類の痛みがあり、
中医学ではその数は十数種類にもなります
それぞれの痛み方によって診断や治療方法が大きく異なるため、
食事、睡眠、汗、喉の渇きなど問診の際に必要となる事項を学びました。
神戸東洋医療学院では3年生になると学生臨床があり実際に治療を経験する機会がありますが、
いざ患者さまを前にすると緊張で頭が真っ白になることも少なくありません。
今回のように問診のポイントをおさえておくと落ち着いてコミュニケーションを取ることができるので、とても勉強になりました。
実技時間は、基礎グループと応用グループに分かれて練習を行いました。
基礎グループは刺鍼練習をしました。
今一度鍼管に頼らない刺鍼、そして刺入を福家先生に教わりながら特訓しました
応用グループはそれぞれが抱える身体の不調を挙げ、加堂先生のご指導のもと治療を行いました。
先日卒業式を終え、これから鍼灸師としてのスタートなので、
これからも先輩方からたくさん教わりながら知識と技術を身につけていきたいです!
次回の中医研究会は4月16日(日)です
21期生 篠本
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皆さま、こんにちは
2月18日(土)、第76回中医研究会が開催されました。
一コマ目は谷本 篤志先生による『2023年の五運六気』です。
五運六気(ごうんろっき)とは陰陽五行(いんようごぎょう)を基礎として
自然界の気候・気象変化が人体に及ぼす影響について説かれた学説です。
2023年は癸卯、火運不及(かうんふきゅう)の年で温暖の気が不足し、寒気が旺盛となるので
大雨になったり穀物が育たなくなる年です。春は膀胱炎、夏は皮膚病に注意が必要です。
五臓において1番注意しなければならないのは心臓で、
心疾患やうつ等の精神疾患が多く現れやすくなります。
太陽をあびたり歩くことを心掛けるようにしたら良いというお話をしてくださいました。
また、春は膀胱炎に注意ということで淋瀝(りんれき)(尿意はあるが、尿がほとんど出ないで痛むこと)について
日本の古流派の鍼灸法や漢方を紹介していただきました。
流派によっていろんな治療法があるのがとても興味深く学びになりました
二コマ目は佐渡 美帆 先生の『2023年の気学』です。
2023年は九星気学でいうと癸卯四緑木気中宮年(みずのとうしりょくもっきちゅうぐうねん)です。
物事は全体的に穏やかに進むことが多いが、流行の移り変わりが早い、
人間の目先のごまかし、打算的な行動の本質が問われる年だそうです
病症としては神経性尿意頻数や精神分裂症、自律神経失調症、皮膚掻痒症に注意の年なのですが、
谷本先生のお話とつながる部分があるのがおもしろかったです。
それぞれの九星の今年の運気・気を付ける病症をを紹介してもらいました。
自分の今年の運気はどうかというので盛り上がりました。
私は口に注意の年なので不平不満を言うことや飲食に気を付け日々穏やかに過ごそうと思いました。
運気をみるのが面白くとても勉強になったのでまた来年も開催してほしいと思いました
19期生 H
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2023年3月12日(日) 冬の寒さが去り、暖かな陽気に包まれる頃
神戸東洋医療学院 21期生の卒業式&卒業記念パーティーが執り行われました。
緊張の中にも、未来を見据えた強い瞳をもって式に参加される卒業生を見て、
職員一同が誇らしい気持ちで送り出すことができました
3年間に渡る勉学・修練を乗り越えて、当学を巣立っていく21期生の皆さん。
ご卒業、本当におめでとうございます!!
卒業記念パーティーでは
教職員から学院を巣立っていく卒業生へのメッセージを贈り、
3年間共に過ごした日々を時間のあるかぎり語り合いました
多くの苦楽を共にした皆様であれば、
今後もしっかりとご自身の目指す道を究めていくかと思います
これからの皆様のご活躍を心より応援しております!
またいつでも学院へ顔を見せに来てくださいね
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平日学校見学受付中!!神戸東洋医療学院/兵庫県神戸市中央区
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皆さま、こんにちは
神戸東洋医療学院 教員の光上です。
2月13日(月)「トリガーポイント(痛みの原因)の触診と刺鍼」をテーマに
石橋学院長が実技講座を1年生向けに行いました
トリガーポイントの発生機序や触診する前に行う視診の重要性を講義した後、実技デモへ
トリガーポイントを触診、圧迫したときに患者が感じる独特の
「痛いけれども気持ち良い」という感覚を参加者全員が体験し、続いて刺鍼へ
刺鍼を受けた学生から、刺鍼前後の症状、筋緊張の変化の大きさに驚く声が上がる中、
終始、和やかな雰囲気の中で実技講座は終了しました
それでは、今回受講された学生さんの感想をご紹介します
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今回の実技講座は、「トリガーポイント(痛みの原因)の触診」ということで、
興味があり参加させて頂きました
トリガーポイントが世に広まったのは、1980年代で、まだまだ歴史が浅いということを知りました。
触診に入る前にまず視診で、主訴の部分の左右差を見比べました。
皮膚の色や、筋肉のもりあがり、左右が違う事が見て分かり、
痛みが出ている部分は、色んな反応を示している事が理解できました
実際に、自分の痛みが出ている部分を触診して頂き、
「あぁ、そこ‼︎そこ‼︎」と思う部分を短時間で発見して頂きました。
鍼の技術も大切ですが、まずは患者さんの痛みの根本部分を見つけ、どのように治療していくか、
これを身につけていきたいと強く思いました
ベテランの先生方がおっしゃる、索状硬結(さくじょうこうけつ)のヌメっとした感じはまだ分かりませんが、
早く違いがわかるよう、実践あるのみです。頑張ります
1年生昼間部 O
石橋学院長による「トリガーポイント(痛みの原因)の触診と刺鍼」の講義に参加させて頂きました。
トリガーポイントの見つけ方、治療について講義の後、学生が患者役となり、
症状のある部位の見つけ方、アプローチ方法をより具体的に教えて頂きました
症状と原因をピンポイントで当てられ、各学生から「あ、そこそこ!」「そんなところが原因!?」など
いろんな声や質問が飛び交い、活気に満ちた講義でした
そして、治療部位を見つけることは大切ですが、その部位へ本当に治療が必要か
必要でないか、という判断も大切であると学びました
治療部位を見つけるのは難しいですが、これからもしっかり学習し、
知識・技術を身につけたいと思いました
1年生夜間部 K
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皆さま、こんにちは
2月18日(土)に立命館大学へ講演に行きました!
立命館孔子学院さま主催で『東洋医学のツボ入門(肩こり・腰痛・眼精疲労)』というテーマで講演を行ってきました。
当日の講師は、神戸東洋医療学院 講師・付属治療院 副院長である早川敏弘先生です!
会場は立命館大学キャンパス内にある「エポック立命21」で開催いたしました。
当日はあいにくの天気となりましたが、講演が終了するころには雨も上がり、晴れやかな天気となっていました
大学は春休みということもり、キャンパス内ではあまり学生さんとはすれ違いませんでしたが、
東洋医学に興味のある一般の方や立命館職員の方も含め、
沢山の方が、早川先生の講演会へ足を運んで下さいました
講演では、東洋医学とは何か、ツボとは何か、という基本の説明から入り、
初心者でもできるツボの取り方のコツや正しい位置を教えていただました
最後には、参加者の手のツボを使い、肩こりや腰痛を取るという
実演があり、鍼を刺さない治療法に、皆さま大変驚かれておられました
ツボへの刺激をセルフケアとして日常に取り入れていただき、
東洋医学をさらに身近に感じていただけましたら幸いです
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今後も、鍼灸の学校として、鍼灸や東洋医学の文化を広める啓蒙活動に力を入れていき、
幅広い方々に鍼灸の良さや魅力を伝えていきたいと思います
■講師派遣について(ご依頼はコチラから)
https://k-toyoiryo.com/lecturer_dispatch.html
■学院内にて一般公開セミナーも毎月実施中!
https://k-toyoiryo.com/form_public_lecture_public.html
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2月11日(土)に神戸東洋医療学院のオープンキャンパスを開催しました
みなさま、たくさんのご来校ありがとうございました
さて、そのオープンキャンパスでは、鍼灸のことや当学のことを
少しでも知っていただくために、様々なブースをご用意いたしました
当日のブースは、治療体験、鍼灸実技体験、天津中医薬大学神戸校の学校説明、
お灸やぷち体験授業、健康茶バイキング、卒業生メッセージなどなど
前回も好評いただきました、在校生による耳つぼとかっさ体験できるブースが設置され、
1年生、2年生から多数参加いただき、大盛況でした
ご参加いただいた方々は、色々なブースを楽しみながら、担当の先生や在校生に質問をしている様子が見られました
それでは、学生ブースに参加した学生2名の方に感想をいただきましたので、ご紹介いたします
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2月11日のオープンキャンパス耳つぼ・かっさ体験ブースに参加させていただきました。
先輩や同級生のサポートと安心感に支えられ、施術を行いました
「気持ち良かった」「感覚が変わった気がする」との感想に、体験を通して知っていただき嬉しかったです
また、入学を希望されている方との対話の中で、1年前に同じ様に感じていた事を思い出しました。
悩みや不安、期待が希望に変わり、色々な選択の中から
前に進むエネルギーになると良いなと思いつつ、質問に答えました
色々な方と交流が出来て、心豊かな1日になりました
1年生夜間部 A
2月11日、オープンキャンパスが開催されました。
今、軽い腰痛の中でのブログを作成しています
腰痛の原因はと言うと、オープンキャンパスで開催された学生ブースのかっさ施術です。
開催前は軽い施術となめていましたが、これほど多くのお客様が関心を持って頂けるとは思いもよりませんでした
力を抜くことは出来ません。むしろ来場されたお客様、一人一人にかっさの魅力を理解頂きたく、
いつも以上に力の入った施術をしていたのではないでしょうか。
それだけに、今ある腰痛も施術後のお客様の笑顔で全て報われました
患者様の笑顔が最高の治療費。今後の進むべき私の羅針盤です。
2年生夜間部 S
次回のイベントは、3/19(日)体験入学会と公開セミナーを開催予定です
皆様のご来校を心よりお待ちしております
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兵庫・大阪から通学圏内の鍼灸学校!神戸東洋医療学院!
平日に学校見学を開催中!!神戸東洋医療学院/兵庫県神戸市中央区
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皆さま、こんにちは
神戸東洋医療学院 教員の光上です。
1月30日(月)「膝関節痛に対するトリガーポイント刺鍼」をテーマに
石橋学院長が実技講座を2年生向けに行いました
膝関節痛、腰痛、首肩コリは、3年次の学生臨床を始め、
鍼灸師が携わる機会が、非常に多い症例の1つです。
まず、膝関節の構造上の特徴を講義した上で、何故、人は膝が痛くなるのかを説明いただき、
続いて、施術を行ってよい症例と施術は行わず、医療機関への受診を勧める症例の見極めるポイントを
学院長と参加した学生間で、質疑応答を交えながら進め、いざ実技へ
関節痛を患っている膝の特徴、触診ポイントをデモした後、大腿の筋へ刺鍼。
痛みの軽減とともに、膝周辺の浮腫が改善した為、刺鍼を受けた学生はもちろん
周りで見ていた学生から驚きの声が上がる中、終始、和やかな雰囲気の中で実技講座は終了しました
それでは、今回受講された学生さんの感想をご紹介します
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今日は学院長による、膝関節のトリガーポイント治療の実技講座でした。
座学で分かりやすく注意点や治療部位などを学んだ後、実技に入りました。
光栄なことに学院長にデモとして治療していただいたのですが、
スムーズにポイントを探された後の鍼治療は、膝の中の方の「そこ」という
痛みのポイントをギュウっと指圧される感じでした!
さらに、治療ポイントは膝だけではないことにもおもしろさを感じました
膝は経年やスポーツなどによる負担によっても痛めやすく、また年齢が現れやすい箇所です。
痛みも浮腫みもひき、少し若返った膝を見て、膝の痛み治療だけでなく、
美容的な可能性も感じた講義でした
2年生昼間部S
石橋学院長の実技講座に参加しました。
「膝関節痛のトリガーポイント刺鍼」で、急性期と慢性期の
アプローチ方法を学べると楽しみにしていました
初めは講義から始まり、膝関節の疾患は肩の次に多い事、
そして感染性関節炎では、1番多いのが膝関節である事を知りました。
先生からの問いかけ(クイズ)も有り、緊張感の中にもワクワクし、楽しく学べ、
実技では「膝を見ただけで年齢がわかる!」の言葉に一同ざわつきました
私も見て貰いたかったです
実技は触診方法と、関節内及び大腿部への鍼刺を見せて貰いました。
治療前と後が、見た感じも触った感じも変化があり、とても興味深く
早く治療家として、治したいと言う気持ちが沸々と込み上げて来ました
色々な質問にも丁寧に教えて頂き、終始和気あいあいとした雰囲気の中
楽しい時間が過ぎていき、気がつけば終わりでした
早速習った事の復習で、大腿部への触診と鍼を試してみようと思います
卒業後、即戦力で活躍出来るように精進していきます。
色々教えて下さりありがとうございました
次回も楽しみにしています
2年生夜間部I
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皆さま、こんにちは!
1月15日(日)、第75回中医研究会が開催されました。
1コマ目は、竹本先生の『ホットフラッシュに加味逍遙散だけじゃなく』の講義からでした。
加味逍遙散(かみしょうようさん)は女性によく用いられている漢方で、
特に肝鬱(かんうつ)、気虚、血虚、月経絡みやイライラしている方に処方されるとのことです。
症例では、加味逍遙散に四物湯(しもつとう)を加えた例や、
加味逍遙散と温経湯(うんけいとう)の違いなどを分かりやすく教えていただきました
他にも女性によく使われる漢方として、当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)、
桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)などを思い浮かべる方も多いでしょうが、
実際に臨床で、どのように使い分けをしているかという話も聞けて、たいへん勉強になりました
例えば、桂枝茯苓丸は日本漢方では実証の瘀血のある方に使うとされていますが、臨床的にはそうとも限らないそうです。
また、西洋の論文では紫苓湯(さいれいとう)・温経湯に関するものが多いけれど、
臨床的にはどうなのか、という話もおもしろかったです
2コマ目は加堂先生による『灸の基礎』でした。
鍼と灸の使い分け、お灸の艾柱(がいしゅ)の理想的な形、テンポよく据えていくこと…などなど、
普段の治療でお灸を使っていても、改めて基本に立ち帰ることの大切さを再認識する内容でした
また、至陰(しいん)へのお灸は基本的に右側へするということを知り、目から鱗でした。
なぜかというと、以前逆子治療の至陰の灸に関して調べたことがあったのですが、
私が読んだ文献には、そこまで記載がされていなかったからです
実技時間は、加堂先生の講義の内容を踏まえた上で、セラミック温灸器、灸頭鍼、棒灸の違いを体験しました。
私は施術する側として、もくもくとお灸をしていたのですが、受けた方に感想を聞いてみると、
それぞれ温かさに特徴があり、熱の感じ方も違うようです
お灸の奥深さを実感できた実技時間でした
19期生 佐渡美帆
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https://k-toyoiryo.com/chinesemedicine_study.html
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第31回はり師きゅう師国家試験まで、30日を切った、2月1日大安吉日。
今年度も毎年恒例、合格祈願に行って参りました
2月4日には、いわゆる卒業試験にあたる、総合演習試験も控えていますので
学生の緊張度や集中力もピークに達しております。
試験勉強に忙しくお参りに行けていない学生も多いだろうと
教職員有志にて最後の神頼みです
1180年に平清盛が設建し、北野の地名の発祥になったとも言われている「神戸北野天満神社」。
ここには、学問の神様である菅原道真公が祀られています。
本来は北野を一望できるので眺めが最高ですが、当日は天気が少し淀んでいたのが残念です
まずは毎年の感謝を伝え、第31回国家試験の「全員合格」を祈願いたしました。
何よりこれまでの努力を十全に発揮でき、実を結びますように…
今年度は、教育管理委員長の池田先生が五画(合格)絵馬に想いを乗せて書き上げ、
福家副学院長がしっかりと絵馬所に結びました。
国家試験までラストスパート。教員も全力でサポートします
毎年恒例「御神牛」にも合格を祈願
この牛は「撫でると願いが叶う」とも言われているので、しっかりと撫で上げます。
そして最後に、池田先生がおみくじを。
今年の受験が上手くいくよう思いを込めて引いたところ…
見事大吉これは全員合格が期待できそうです
今年は更に兎年。
兎には跳ねる特徴があるため、上向きに跳ねる、回復すると言われています。
教職員一同、全員合格からの皆さんの飛躍をお祈りしております
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皆さま、こんにちは!
12月11日(日)、第74回中医研究会が開催されました。
中医研究会では、講義開始前に自主練習の参加が可能です。
臨床の場では実際教科書で習った位置とは、ツボの位置がズレている事が多くあります。
授業では学びきれなかった、効果の出やすい位置や刺鍼の仕方を、
講師の先生や経験豊富な先輩鍼灸師の先生方から教えて頂ける貴重な機会です
実際、鍼灸師になって中医学を勉強し始めると、
ストレスと切り離せない現代社会では『肝』のコントロールと、
四季のある日本では『湿』との上手な向き合い方が課題になってくると思うのですが、
今回は、去痰(きょたん)の特効穴である『豊隆(ほうりゅう)』の
効果の出しやすい位置や刺鍼の仕方を教えていただきました
今回の講義は、年末という事で1年の総復習をテーマに座談会を行いました。
特に治療でも多い、肩や腰の痛みについて局所治療のメリットやデメリットについて意見を出し合いました。
中医研究会では流派を超えて、また学生時はオプション授業でしか詳しく勉強する事が出来ない、
漢方薬の分野で詳しい先生から、漢方からのアプローチ等、
多方面からの貴重な知識を聞かせていただき、とても充実していました
「7つのツボしか使えないとしたら何を選ぶ?」というテーマでは、
それぞれ選び抜いたツボについて、それぞれの先生の性格や新しい見解が発見出来てとても面白かったです
今後は実際に受け持っている、患者さんの効果的な治療について、
積極的にカンファレンスも増える様なので、今後の研究会が楽しみです
研究会の後は1年の最後という事もあり、忘年会でした
美味しい料理をいただき、お酒で饒舌になった先生方と沢山お話をして1年が無事終わりました
20期生 渋谷
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2/19(日)体験入学会+公開セミナー開催!!神戸東洋医療学院/兵庫県神戸市中央区
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皆様こんにちは
神戸東洋医療学院 教員の光上です。
年が明けてからあっという間に日が経ち、気がつくと2月に入りましたね。
国家試験まで残すところ1か月を切り、学内では少し張り詰めた緊張感を感じます。
さて、12月23日(金)学友会主催の学生イベント「第4回 日月祭」が開催されました
日月祭はツボに関するカルタやクイズを通じて、経穴を楽しく覚えながら同時に
学生間の親睦を深める学生イベントとして、学院の年末恒例行事です
回を重ねるごとに参加人数が増え、今回は約30名の学生が参加し、
回答に一喜一憂する学生も多く、終始、和やかな雰囲気の中で終了しました
準備、運営を行って頂いた学友会役員の皆様、ありがとうございました。
それでは学生から頂いた感想をご紹介いたします
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今回1年生として初めて「日月祭」に参加させていただきました。
団体戦の経穴カルタでは、「○○の症状に主に使用されるツボは?」のような
教科書的な問題だけでなく、「○○先生の好きなツボは?」のようなユニークな問題も多く、
私たち1年生もなんとか先輩方に食らいつくことができました
しかし、個人戦の経穴クイズでは、先輩方の豊富な知識とスピードに圧倒され
全く歯が立ちませんでした…
師走に入ってからテストに追われ、少々疲れ気味だったのですが、
この日はクリスマスパーティーのような飾り付けの中、
和やかな雰囲気で楽しくツボと触れ合うことができました
今回は先輩方に圧倒されてしまいましたが、少しでも早く同じレベルに到達できるよう、
年明けからも頑張りたいと思います
1年生昼間部 N
今回2年生で初めて日月祭に参加しました。
1年生で習ったツボの復習の良い機会になると思い参加を決めましたが、
予想外に個人戦・団体戦共に優勝させて頂くことができ大変驚きました
正直ツボの復習はあまりできていなかったのですが、ゴロで覚えていたおかげで
意外と思い出すことができました。特に横並びのツボのゴロは本当に役に立ちました
ツボをこれから勉強される方や苦手な方は、国試にも活かせるので
是非ゴロを作って覚えることをお薦めしますネットにも良いゴロがたくさん載っています
また、普段あまり話す機会のない、他学年の方と勉強の情報交換ができたり、
先生方に普段あまり聞くことができない、深いツボのお話を聞くことができ、
大変有意義な時間を過ごすことができました
学友会の皆さん、先生方、職員の方々、お忙しい中企画運営いただきありがとうございました。
2年生昼間部 F
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2/19(日)体験入学会 開催!!神戸東洋医療学院/兵庫県神戸市中央区
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皆さま、こんにちは
神戸東洋医療学院 教員の光上です。
12月19日(月)「顎関節症に対するトリガーポイント刺鍼」をテーマに
石橋学院長が実技講座を3年生向けに行いました
3年生にとって最後の実技講座ということもあり、参加した学生から
トリガーポイント刺鍼について質疑応答を行った後、主題へ
顎関節の診察方法、続いて刺鍼をする上での注意点を説明しながら、
咀嚼筋(そしゃくきん)へのアプローチ方法をデモ刺鍼後、施術を受けた学生から
顎関節の動きがスムーズになったという感想と同時に、周囲にいた学生から
「フェイスラインが上がった」という声があがりました
顎関節症の治療が、美容効果も期待できるということを初めて知った参加者も多かった為、
参加した学生から驚きの声が上がる中、終始、和やかな雰囲気の中で終了しました
それでは、今回受講された学生さんの感想をご紹介します
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今回、顎関節症のトリガーポイント刺鍼について講義とデモを受けました。
最初にトリガーポイントについて質疑応答があり、トリガーポイントは点ではなく筋全体が
トリガーポイントになっている場合があり、その際は周りから何本も使ってトリガーポイントを
除いていく必要があること、経穴の7~8割はトリガーポイントと合致するので
最初は経穴の周りから、探してみるのも良いと教えていただきました
また、関連痛は経筋との相関があり、天宗(てんそう)という肩のツボにトリガーポイントがあるときは
小腸経・心経の経絡にしびれ感が出やすいことなど解説していただきました
本題の顎関節症の見分け方として、小指を耳の穴に入れて顎を動かしてもらい
顎関節から後方に、押し込まれる感じがするほうに異常があることを教えていただき、
私は右側が明らかに押し込まれる感じがありました。
その後のデモでは、咬筋(こうきん)や側頭筋のトリガーポイントを取り除いた後に
外側翼突筋(がいそくよくとつきん)へパルスを行いました。
外側翼突筋へのアプローチは、頬骨の下縁と下顎の間の隙間を狙って打っているようでした
臨床では15分程、鍼へ電気を流すパルス鍼をするそうで、その間に首や肩のトリガーポイントを
取り除いて行く事や最後に下顎を前方に動かすような手技をすることなどを教えていただきました
デモの後、鏡で顔を確認すると右側がリフトアップされているようで、骨格筋へのアプローチは
美容にも効果があるのではないかと仰っていました
今回の実技講座では、顎関節症の臨床でのアプローチについて
解説していただき、とても勉強になりました
3年生昼間部 K
石橋学院長による実技講座を受講しました。
今回は「顎関節症のトリガーポイント刺鍼」というテーマで、顎関節症の私にピッタリ
これまで私は、顎関節治療で顎のストレッチをしたり、
マウスピースを作ったりしましたが、治ることなくかれこれ30年が経ちます
ということもあり、鍼ではどの様な、アプローチがあるのだろうかと興味津々でした。
顎関節症の治療なので、顔に鍼を打って治す。ということは想像していましたが、
ここまで繊細な技術が必要とはまず、顎の表層筋を鍼とマッサージで緩ませた後、
顎関節の数ミリの隙間に鍼をス~ッと入れ、奥にある顎を動かす筋肉にあてる。
そして、パルス鍼をかけるというかなり難易度の高い鍼技術でした。
治療後、フェイスラインがキュッと引き締まり、浮腫みが消え、顎の動きも良くなり本当に驚きでした
デモをみるだけではもったいないので、実際自分で自分の顎関節症治療をしてみようと思います
3年生昼間部 W
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2/11(土)オープンキャンパス開催!!神戸東洋医療学院/兵庫県神戸市中央区
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皆さま、こんにちは
神戸東洋医療学院 教員の池田です。
12月5日(月)福家副学院長による「脊柱・腰背部への中医的アプローチ 」をテーマとした実技講座が行われました。
冒頭に脊柱や腰背部を走る経絡や臓腑との関連、位置する腧穴の特性や使い方などを講義いただき、
その後、実際に症状を持つ学生さんを患者役とし、腰背部の望診や触診から、
華佗夾脊穴(かだきょうせきけつ)への刺鍼や灸頭鍼(きゅうとうしん)、抜罐法(ばっかんほう)などを実演していただきました
それでは、今回受講された学生さんの感想をご紹介します
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今回のテーマは「華佗夾脊と吸い玉」の実技講座ということで、
以前から、吸い玉に興味があったので、参加させていただきました
寒がりと言う体質から夾脊(きょうせき)に、これまた興味のあった灸頭鍼を初めて受けました!
ふわっと中まで届く熱感がすごく心地良かったです
鍼を刺された時も全く痛くなく、流石だなと思いました!
もっとしてもらいたいと思うほどでした
1年生昼間部 A
内臓を整えるのに、背面に位置する腰背部を使う、華陀夾脊・抜罐法を見学、体験しました。
腰背部の触診と刺鍼ポイントの見極め、刺鍼だけでなく、
必要な部位には、鍼の頭にお灸を添える灸頭鍼を活用する方法です。
この灸頭鍼は、体内への熱伝導効果が特に期待できるとのことです
次に「抜罐(吸い玉)」ですが、簡単に説明すると、ガラスコップを逆さにし、
開口部に炎を差し入れ、すぐさまその開口部を皮膚にあて、気圧の差で肌に密着させる方法です。
この吸着力により、悪いものを抜き取るイメージでしょうか、瀉法(しゃほう)になるとのことでした。
加えて背中一面にオイルを塗り、この抜罐(吸い玉)を上に下へと背中に密着させ滑らせると
エステ的な心地よさを感じられました
鍼灸には症状に応じて、身体の様々な場所から、色々な方法・道具を用いて
アプローチできることを受講・体験でき、また一つ東洋医学の世界観が広がりました
2年生夜間部 F
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皆さん、こんにちは
神戸東洋医療学院では、12月6日(火)に『感鍼祭』が開催されました。
『感鍼祭』とは、いわゆる「針供養」といわれる行事で、
東日本では2月8日、西日本では12月8日が針供養の日とされており
神戸東洋医療学院では毎年、この時期に行う12月の恒例行事となっています。
針供養とは、“物のすべてに神様が宿り心がある”と考えていた、私たちの祖先が生み出した心優しい習慣です
日ごろ私たちの生活のために、黙々と働いてくれる針に感謝し、
1年に1回、自分達が授業や治療で使っている鍼に、感謝の気持ちを表すために行っています
果物、花、線香、お香と般若心経の書かれた掛け軸を飾った祭壇で 、スポンジに鍼を刺して供養します。
それでは、参加された学生さんの感想をご紹介します
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先日、感鍼祭が行われました
感鍼祭とは、日頃使っている鍼に対して感謝をして供養する行事です。
カラフルな垂れ幕やお供え物などがあり、私たち一年生はどんなことをするのかという
ドキドキやワクワク感、そして多少の緊張感などがありました。
手を合わせてお焼香を行い、スポンジに一人ずつ鍼を刺して、日頃の感謝を伝えました
これからまだ先は長いですが、一本一本の鍼に感謝の気持ちを忘れずに練習に励みたいと思います
1年生夜間部 I
みなさん!感鍼祭ってご存知ですか?
感鍼祭とは、もともと裁縫をする方々が古くなったり錆びたりした針を
豆腐やこんにゃくに刺して、これまでの針の働きに対して感謝しつつ、
今後の針仕事の上達と無事を祈るものだそうです。
柔らかいものに刺して、針を休ませてあげるという意味があるんだそう
昔の方の物を大切にする気持ちが代々継承されてるんですね
鍼仕事を目指している私達は、将来一人前の鍼灸師になれるよう、願いを込めて鍼供養しました
2年生昼間部 K
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皆さま、こんにちは!
11月19日(土)、第73回中医研究会が開催されました。
中医研究会では、講義開始前に自主練習の場があります
今回は学生時代、中医学の基礎を教えていただいた先生が腰痛を訴えておられましたので、
僭越ながら中医学における治療の基礎である四診をさせていただきました
一つ一つ、教えていただいた基礎を思い出しながら、症状の原因を考えていきます。
手探りながら、体のバランスの乱れ、筋肉や皮膚の張りの左右差を確認しました。
「微妙な差を感じとる感覚」や「基礎となる知識」が大切だな…と思い、自主練習を噛み締めました
また、今回の講義・実技は第11回天津中医薬大学特別講座の内容を振り返る会でした!
残念ながら特別講座には出席出来なかった僕には、初めての言葉、手技ばかりでとても勉強になりました
特に無痛切皮(むつうせっぴ)(刺す時の痛みを感じさせないように鍼を打つ)方法や
七方十剤(しちほうじゅうざい)と呼ばれる鍼灸治療に用いるツボを選ぶ上で、
重要なポイントや選ぶための法則などを学べたのはとてもためになりました
続いて実技では「温通鍼法(おんつうしんぽう)」を実演いただいた後、皆で練習をしました。
「温通鍼法」とは「気」を刺激し、「通す」ことにより病を治すという方法で、両手を使い行う手技の一つです
こめかみのツボを使い、二匹の龍が珠で遊ぶように動かすものや、お腹のツボに刺鍼し、
魚を釣るように鍼を動かすといった、初めて見る手技ばっかりで、とても勉強になりました
少しずつ体得してみたいと思います
20期生 三星
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去る11月6日(日)、第11回天津中医薬大学特別講座が行われました。
新型コロナウイルス感染症の影響で国際間でのイベントは、先生に来日していただいての講演は難しく、
中国とWEBを通しての講義となりましたが、天津中医薬大学鍼灸推拿学院神戸校を開校して以来、
中国天津から講師派遣として中医学専門の本場の教員が常駐しています。
この特別講座では、毎年「中医研究会」のメンバーや学院広報など様々な意見を参考にしながらテーマを決めています。
また、メインテーマに沿って中国の発表者と日本の発表者を迎え、より幅広く鍼灸を理解していくことを目的としています。【第一部:中国における鍼治療の臨床適応症】
講師:温 景 栄(おん けいえい)先生
天津中医薬大学 鍼灸推拿学院 准教授・副主任医師
(師:石学敏中国工程院院士)
【第二部:鍼灸師のための薬膳療法】
講師:黒川 眞妃子(くろかわ まきこ)先生
国際ウエルネス薬膳協会 代表理事
今年は、昨年好評であった「灸」の発展史や施灸応用の「鍼」バージョンをということで、
中医施鍼の近現代における発展や応用をテーマに、第一部「中国における鍼治療の臨床適応症」として、
最新の新型コロナウイルス感染症への応用も含めて、天津中医薬大学本校の
鍼灸推拿学院准教授・副主任医師の温景栄先生に講演いただきました。
実技の実演におきましては、「温通法」の基本的な手技に加え、日本ではなかなか見ることのできない
「過眼熱鍼法(かがんねっしんほう)」「穿胛熱鍼法(せんこうねっしんほう)」「通督熱鍼法(つうとくねっしんほう)」
「周天熱鍼法(しゅうてんねっしんほう)」「老駱拉磨法(ろうらくらまほう)」「二龍戯珠法(にりゅうぎじゅほう)」
「喜鵲登梅法(きじゃくとばいほう)」「金鉤釣魚法(きんこうちょうぎょほう)」「白蛇吐信法(はくじゃとしんほう)」
「怪蟒翻身法(かいぼうはんしんほう)」といった特殊鍼法を、参加者に体験も含めて堪能していただきました。
では、日本バージョンはどうするかと思案したのですが、まだまだ鍼の近現代史において学術的な整理がつく状態ではなく、
体系の研究論文も乏しいことから、別途、鍼灸師に役に立つ実践的な知識を学習してもらう方向となり、
第二部は、「鍼灸師のための薬膳療法」として、体質改善の実践知識という事で「身近な食材を使った薬膳」をテーマに、
手軽に美味しく薬膳を指導してくださる、国際ウエルネス薬膳協会代表理事の黒川眞妃子先生に講演いただきました。
最後になりましたが、初回からお世話になっております株式会社タフリーインターナショナル様、
並びに今回よりご協力いただきましたセイリン株式会社様に感謝いたします。
次回は、年々ニーズの高まる「美容」をテーマとして、中国ならびに韓国の美容鍼灸を
中医師と韓医師をお招きして紹介できればと思案しております。是非ご参加ください。
神戸東洋医療学院 副学院長 福家慎太郎
それでは、当日参加した方よりレポートを頂きましたので、ご紹介させいて頂きます
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私は現在リハビリの仕事をしており、今まではいわゆる西洋医学を学んできました。
この春から東洋医学を学び始め、その世界観の素晴らしさを感じてきました。
そんな中で、今回初めて鍼灸の勉強会に参加させて頂き、改めて興味深い世界だなと肌で感じることができました
中国の長い歴史の中で、考えに考え抜かれた手技の数々や、東洋医学の思想に裏打ちされた漢方の効果などを体験し、
私もさらにさらに深く勉強していきたいと思うことが出来ました
この先の高齢化していく日本で、必ず必要とされる医学であろうと思いました。
1年生夜間部 中西
11月6日に第11回天津中医薬大学特別講座が開催されました。
次の日が立冬とは思えない晴天の爽やかな日でした
お目当ての講座は、『鍼灸師のための薬膳療法』〜知って得する薬膳知恵袋〜
講師は、国際ウエルネス薬膳協会 代表理事 黒川眞妃子先生です。
講義は、薬膳とは…から始まり、気虚、血虚に対する薬膳料理の実演会や試食もありました。(実は試食を楽しみにしてました)
講義の中で、薬膳を食生活に取り入れる上で大切なことは、それぞれの食材の効果を理解することです。
普段食べている食材の一つ一つに効果があります。例えば、ネギやショウガ、唐辛子などには体を温める効果があり、
風邪や冷え性への効き目が期待されます。また、大根などは、すりおろしてゆっくり飲めば喉の痛みや熱をとってくれます
これからの季節に知っておけば役立ちます
また、食べたいものが、今の自分に足りないものだという事…なる程です。
基本の効果を理解すれば、身近な食材で十分薬膳を取り入れることができること、
日常生活で薬膳を取り入れるのは、難しいことではないんだなぁと…とても身近に感じました
楽しい講義を聞き、お腹も満たされて、素晴らしい一日になりました。
2年生夜間部 森本
11月6日に第11回天津中医薬大学特別講座に参加させていただきました。
今回は第1部講演を温景栄先生、第2部講演を黒川眞妃子先生にご教授いただき大変勉強になりました。
座学第1部は温先生の「中国における鍼治療の臨床適応症」でした。
まず初めに、鍼灸適応症を解説していただき、その次に代表流派を紹介していただきました。
家伝的な伝統ある鍼法や近現代の鍼法など、本当に様々な手技理論が研究・実践されていることを学びました。
特殊鍼法の紹介では、温通鍼法から始まり、様々な手技を紹介していただき、
是非実際の臨床で使ってみたいなと思う鍼法ばかりでした
最後には、新型コロナウイルス感染症への鍼治療の応用を解説していただきました。
普段の臨床の中でも、コロナ後遺症の相談を受けることもあるので、早速応用させていただきます。
座学第2部は黒川先生の「鍼灸師のための薬膳療法」でした。
まず初めに、薬膳の基礎知識をご教授いただき、五性や五味に対応した食材ならびに薬膳例をご紹介していただきました。
次の体質別薬膳・症状別薬膳は実際に気虚(ききょ)や血虚(けっきょ)に対する薬膳レシピ、
また月経痛に対応したレシピなど、患者さんに合わせて説明しやすいレシピだなと思いました
黒川先生の薬膳は、普段買い物に行く、スーパーで売っているような食材を使ったものなので
気軽に患者さんにも紹介でき、自分でも試せるものばかりで早速取り入れようと思います。
鍼の実技では、温先生から紹介していただいた鍼法を、天津中医薬大学本校より派遣で来られている
学院の先生に実際に行っていただき、目の前で手技を学ぶことができました。
特殊な鍼の打ち方・手技もありましたが是非チャレンジしてみたいものばかりです
薬膳の実演では、黒川先生のご説明を聞きながら、シェフの方が実際に薬膳を作っている所を見学させていただきました。
薬膳の個人的なイメージは、少し食べにくい料理なのかと思っておりましたが、
作り始めた途端、よい匂いが部屋中に広がり、出来上がりも是非食べてみたくなるような香り・見た目でした。
最後に、実際に作っていただいた薬膳を試食させていただき、どの料理も食べやすく
しかも美味しいと心も身体も楽しくなるような時間でした
天津中医薬大学特別講座には、毎年参加させていただいておりますが、
毎回違う知識を紹介していただき、また臨床で使えるものばかりなので、大変楽しみにしています。
今年も開催にあたり、ご準備していただいた先生方、並びに中医研究会スタッフの方々、誠にありがとうございました。
15期生 湯口展弘
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兵庫・大阪から通学圏内の鍼灸学校!神戸東洋医療学院!
平日の学校見学会開催!!神戸東洋医療学院/兵庫県神戸市中央区
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皆さま、こんにちは
神戸東洋医療学院 教員の池田です。
11月7日(月)「鍼灸臨床における医療面接」をテーマに実技講座を行いました。
「医療面接」とは以前は「問診」と呼ばれていた、診察方法の一つです
鍼や灸の技術に加え、患者さんとのコミュニケーションも臨床においては、
非常に重要な要素であることを認識し、また現在、座学で学んでいる中医診断学や解剖学や生理学が、
患者さんの症状とどのようにつながっているのかをイメージしてもらうため、今回は1年生を対象に行いました
それでは、今回受講された学生さんの感想をご紹介します
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今回の実技講座は「鍼灸臨床における医療面接」ということで、いわゆる「問診」について学びました。
運動器系疾患と内臓器系疾患の大きく二つのパターンでの問診の仕方を教えていただきました
私自身、内臓器系疾患の患者代表として先生の問診を受けました
主訴についての深堀はもちろんのこと、生活習慣などを聞かれました。
そして受けていて感じたことは、とてもリラックスできたことです
患者を安心させることが重要だと感じました
鍼灸の技術ももちろん大事なことではありますが、患者を緊張させない、
恐怖心を与えない、信頼関係を築く、といった部分の向上も必要だと思いました
1年生昼間部 K
池田先生の実技講座「鍼灸臨床における医療面接」に参加させていただきました
まず「医療面接」についてお話を聞き、その後、症状がある参加者に
池田先生が実際に、医療面接をする様子を見せていただきました。
運動器系、内科系症状それぞれの具体的な質問方法や患者さんとのコミニュケーションの取り方などを学びました
治療前に患者さんに安心していただく説明をし、患者さんと施術者がお互いに認識をすり合わせ、
快適に、安心して治療を受けていただくことが大事だと再確認しました
実際に臨床実習ができるようになるのは、3年生になってからですが、
今回学んだことを意識しながら、普段の実技授業や実技練習に取り組みたいと思います
1年生昼間部 T
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兵庫・大阪から通学圏内の鍼灸学校!神戸東洋医療学院!
12/18(日)体験入学会+公開セミナー開催!!神戸東洋医療学院/兵庫県神戸市中央区
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皆さま、こんにちは!
10月23日(日)、第71回中医研究会が開催されました。
1コマ目は、11月6日に開催される「第11回天津中医薬大学特別講座」の予習として、
経絡の流れと内臓との関係と、中医的な治療メソッドを福家慎太郎先生に解説していただきました
初めて知る手技がたくさんありそうで、実際に目にすることができる特別講座がとても楽しみです
2コマ目は、加堂佑先生による「体表観察学4」でした。
人に触れるとは、その人を変化させるということで、どう変化させていくかを考えるところから治療が始まるということを学びました
そのために、自分の感覚を研ぎ澄ませることが大事とのことですが、
具体的なトレーニング方法の紹介もあり、後半の実技では実際にみんなで体験しました。
タオルの中に隠した硬貨を指先の感覚で探し出したり、お湯と水の紙コップに手をかざして
温度の違いを感じ取ったりと、やり方は簡単でも、かなりの集中力が必要でした
自分一人でもできるトレーニングなので、頑張って続けて行こうと思いました
20期生 Ⅰ
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今年も11月7日(月)~11月11日(金)の期間でトライやるウィークが実施されました
神戸東洋医療学院には、広陵中学校から2名の女子生徒さんが職業体験に来てくれました
鍼灸自体が初めてだった為、広報より学院や鍼灸について説明を行い、
附属薬店での漢方の勉強、孔子課堂での事務作業、
先生のサポートとして、授業資料配布のお手伝い、付属治療院での作業など、
各部署で様々なお仕事を体験してもらいました
学生にとっては馴染み深い学校でも、いつもとは違った一面も多かったと思います。
たくさんの業務を体験していく中で、「仕事」というものは、多くの人達によって支えられ、
成り立っていることを実感して頂けましたら幸いです。
初めてのことばかりで、緊張の連続だったかと思いますが、
とても真剣に取り組んでいただきました
1週間おつかれさまでした。そして、ありがとうございました!
それでは、トライやるウィークに来てくださった生徒さんによる感想をご紹介いたします
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神戸東洋医療学院では、とても幅広い仕事を体験させていただきました
どの仕事も印象的でしたが、特に印象に残っている仕事が2つあります。
1つ目は、生薬シリカゲルの入替です。
漢方の生薬の中に入っているシリカゲルを交換しながら、中国出身の先生に生薬について教えていただきました。
生薬の細かな作用ついても教えていただきました
2つ目は、広報の仕事です。
広報の仕事では、ウィンドウに貼ってある掲示物を新しく作り直しました。
自分たちで作った掲示物が、誰かの目に留まることは、とても嬉しいことだと実感しました
今回のトライやるウィークで、今まで他人事のように考えていた将来や仕事に
しっかりと向き合っていくべきだと思いました。
神戸東洋医療学院の皆さん、1週間ありがとうございました
広陵中学校 2年生 Tさん
神戸東洋医療学院での1週間の体験は楽しかったです
体験の中で私は、挑戦することの大切さを学びました。
私は年上の人と話すことが苦手で、今まで避けてきましたが、
付属治療院で受付をするときに、話さないといけなくてとても緊張しましたが、ちゃんと話すことができました
挑戦してみないと分からないので、これからも頑張ろうと思いました
そして、働くことについても考えることができました。
働くことは、社会を成り立たせることだと思いました
神戸東洋医療学院の方々は一生懸命で、こういう方がたくさんいることで社会は成り立ち、
私たちは生活できるのだと思います
1週間いろいろな体験をさせて頂き、どれも貴重な経験になりました
広陵中学校 2年生 Mさん
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皆さま、こんにちは
神戸東洋医療学院 教員の光上です。
前回の高麗手指鍼療法に引き続き、遠隔治療第2弾として
10/17(月)早川先生による「経筋治療」が行われました
痛みがある部位への施術以外の刺鍼技術(遠隔部)で、
首肩こり、腰痛などを治療する方法について講義後、実技へ
実際に施術を受けた学生から驚きの声があがるなど終始、和やかな雰囲気の中で実技講座は進みました
それでは、今回受講された学生さんの感想をご紹介します
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2年生夜間部 S
今回は、早川敏弘先生による「経筋治療」の実技講座に参加させてもらいました。
先生の講義は、面白いお話&驚きのデモンストレーション、このギャップがたまらず、
1年生の時から楽しく学ばせてもらっています
今回のデモは、実際に体感してみたい!と以前から気になっていた首のコリを治療していただきました。
まず私が先生の前に両手を出し、すぐさま先生が私の反応穴に人差し指をあてると
何やら不思議な感じで、肩の辺りがフワッとして...首を動かしてみると、
ピーンと張っていた感じが、何もなかったかのように消えてしまって
驚きすぎて、首を回してみたり、いろんな方向に動かしてみたり(笑)。
そのあと、図々しく腰まで治療していただきました
遠隔治療のミラクルを肌で感じられる貴重な時間でした
みなさんもチャンスがあれば一度体感して欲しいと思います。
3年生昼間部 W
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11/20(日)体験入学会+公開セミナー開催!!神戸東洋医療学院/兵庫県神戸市中央区
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皆さま、こんにちは
神戸東洋医療学院 教員の光上です。
9月26日(月)凝り(コリ)の見つけ方をテーマに石橋学院長が実技講座を1年生向けに行いました。
前半は「筋肉は何故、凝るのか?」というテーマのもと座学形式で行った後、実技へ
首肩こり、腰痛を感じている学生を患者役として触診の実演を行い、
コリを見つけ、押された瞬間、患者役となった学生から特有の反応が出た為、
周りで見ていた学生から「どんな感じ?」という声があちらこちらから出ながら実技が続き、
終始、和やかな雰囲気の中で終了しました
それでは、今回受講された学生さんの感想をご紹介します
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今回のテーマは「凝りの見つけ方」でした。
前回、実技講座に参加した同級生から「体感できるよ」と聞いていた為、
今回は受ける側になると強く意気込んで参加しました。
私は肩こりの症状があった為、肩甲骨周囲や首周りの筋肉を触診してもらい、
硬くなった筋の塊(硬結)を探しだした後、圧迫で緩めて頂きました。
凝り固まっている筋肉をピンポイントで刺激することで、効果的に血流改善を行い、
辛い症状を緩和させていくのが目的だそうです
自分が辛いと思っていた部位以外の所を見つけてもらい、押された時は、
身体に電流が走ったような感覚でびっくりしました
実技講座を通じて、凝りに関連するツボがあることも学び、また触診を介した筋肉への刺激だけでなく、
鍼を打って緩める場合や定期的に治療が必要な場合があることを知りました。
遠隔治療として、肩こりに関係したツボが腕等にも多くあることを聞き、そのツボを狙い、
鍼治療を行うそうですが、私にはまだまだ理解が追いつかず、学校で学んでいる全ての科目を学ぶ意味を痛感しました…。
さらに凝りは、内臓とも関連しており、内臓の調整としての治療効果もあるそうです
受ける側になることで、身体で体感しながら学ぶことが出来ました。
次回の実技講座が既に楽しみです
1年生昼間部 I
石橋学院長による実技講座「凝り(コリ)の見つけ方」に参加させていただきました。
まず最初に、「コリ(凝)」とはなんなのか?について座学で学びました
学院長が私たち学生に次々と質問を投げかけていく参加型のスタイルで、
ほどよい緊張感の中、漢字の由来や言葉の使われ方など様々な視点で、「コリ」について掘り下げていきました。
「コリ」には老化によるものと病的なものの大きく2種類がある。という結論が出たところで、学院長による実演が始まりました。
私は患者役として、実際に首のコリの触診を体験することができたのですが、
少しの触診であっという間にコリを見つけられ、その手際の良さに驚くと同時に、
その痛気持ちよさに思わず「ウウッ」と声が出てしまいました
学院長直々の触診により、私の首は「老化によるコリ」であることが判明し、
少なからずショックを受けましたが、これからは「老化によるコリ」の適例として、
クラスメイトの役に立っていければと思いました
「コリ」を見つけるというのは治療の第一歩だと思うので、
この講座で学んだことを念頭に置きながら、毎日の練習に励んでいきたいと思います
1年生昼間部 N
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皆さま、こんにちは!
10月2日(日)第70回中医研究会が開催されました
1コマ目は、竹本喜典先生による『葉天士(ようてんし)さんから温病(うんびょう)を学ぶ』でした。
温病とは発熱疾患のことで、温熱の邪を感受することで発病するといわれています。
葉天士さんは温病において『衛気営血弁証(えきえいけつべんしょう)』を創立した中国医学(中医学)の有名な先生です
病状が『衛分証』→『気分証』→『営分証』→『血分証』と進む上での症状に応じた漢方薬、
経穴(ツボ)での治療方法をご紹介下さいました
途中、温病初期の微熱や口が乾く、咳など呼吸器の症状がある時に飲むとよい、漢方薬の『桑菊飲(そうぎくいん)』を試飲しました。
私は普段、煎じた漢方薬を飲み慣れていないので、少しクセを感じましたが、初めての味で新鮮でした
2コマ目は、李悦先生による『温病“透熱”法の臨床応用』でした。
『透』とは邪気を外へ追い払う、外へ発散させる意味があります。
衛気営血弁証に対する症状、透熱、滋陰について、漢方薬も交えて詳しく説明してくださいました
お話の中で、日本でおなじみの『龍角散』には、免疫調整や抗ウィルス効果があるそうで、
漢方薬の『桔梗湯』と似ている為、中国人観光客に人気があったと聞きとても驚きました
講義後は、実技の実習です。
今日は、この時期に体に反応が出やすいツボである、章門、京門、帯脈、期門の触診を行いました。
私は触診というと、すぐ体を手でべたっと触りにいってしまうのですが、
そうではなくまずは、患者さんの体を手のひらでやさしく触れて
左右の温度、色、感触など感じるようにすることが大切だと、改めて教えていただきました。
また腹部の触診で、患者さん役の方のおへそ近くに硬結があり、その部位がどの経絡上にあるかをみて、
硬結のあるところと、経絡上のツボである上巨虚と下巨虚に刺鍼すると、
硬結が柔らかくなり、また腹部全体も柔らかくなり効果が実感できました
鍼灸の治療方法はたくさんありますが、まず患者さんを感じられる手をつくる事も大切で、
その上で治療ができるようになる為に、日々勉強が必要なのだと改めて感じられる貴重な一日となりました
20期生 Ⅰ
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11/20(日)体験入学会+公開セミナー開催!!神戸東洋医療学院/兵庫県神戸市中央区
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中国には京都を指して「洛陽(らくよう)」という呼び名があります。
遣隋使、遣唐使により持ち帰られた中国の古代文化が日本の京都の町並みとして残り、その文化を残してきたからです。
そのため、京都は中国人にとって中国文化を体験できる人気の観光地となっています。
そして、その古き文化の中には中医学の断片もその時代のまま残っているのです。
9月18日、神戸東洋医療学院中医研究会では「仁和寺医学書研究篇」と題し、
学院長含め20名の有志で888年に建立された世界遺産仁和寺を訪問し、貴重な体験をしました。
仁和寺には、日本で国宝に指定される医学書5つの内、実に4つもの国宝を所蔵しています。
『黄帝内経太素(こうていだいけいたいそ)』、『黄帝内経明堂(こうていだいけいめいどう)』、
『医心方(いしんほう)』、『新修本草(しんしゅうほんぞう)』です。
まず境内御室会館にて早川敏弘先生より、「太素・明堂・医心方について」として医学書の講義を行っていただき、
医学書の意義や歴史を再確認しました。
その後、霊宝館にて開催されている「秋季名宝展」において、国宝医学書をはじめとする、
幾多の文化財を仁和寺学芸員の方より説明を受けながら閲覧しました。
文献の内容は広く公開されているため、内容を研究するには今や世界中から読める時代です。
しかしながら、千年以上に亘り引き継がれ守られてきた巻物や書物には、多くの人の思いが詰まり、
その物が魂を持つかのように素晴らしい力が宿っています。
参加した各々が中医学の歴史に思いを馳せ、かくなる私も『黄帝内経』を専門とした研究者として、
とても気持ちが高揚し、こみ上げる物を感じる忘れられない一日となりました。
ご尽力いただいた方々に改めてお礼申し上げます。
神戸東洋医療学院中医研究会 代表 福家慎太郎
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皆さまこんにちは
9月4日(日)、第68回中医研究会が開催されました
谷本 篤志先生の『秋冬の病因と鍼灸治療学』ではグループに分かれて、最近多い症例を出し合いました。
だるさ・むくみの患者さんへのアドバイスとして、
お腹にカイロを貼る、服装を工夫する、膝掛け、足湯などの意見が出てきました
ありきたりと思われるかもしれませんが、そのありきたりのことを患者さんに実践してもらうために、
どう伝えたら理解してもらえるか、鍼灸師として一緒に考えるのが大切なのだと感じました
加堂 佑先生の『腹診から見る日本鍼灸と仏教』では「心持之大事」をどういう解釈をするか意見を出し合いました。
「自分をどれだけフラットにするのか。それで見えてくるものを自然と受けとめる。」という解釈に、
それは患者さんに触れる時だけでなく、実際の生活の中でも、心にとめておきたいことだと思いました
実技では、講義で教えていただいたことを踏まえて腹診をしました。
参加者の腹診で、肝気上逆の奔豚(かんきじょうぎゃくのほんとん)の人がいて、
学生時代に習ったことが実際に出てきて「これが」と私は大興奮でフラットではなくなりました
足にある太渓(たいけい)というツボに刺鍼して、上にあがっている気を下に引っ張ったら
お腹が柔らかくなり、一つのツボでこんなに変わるなんて、鍼治療は不思議で面白いなと改めて思いました
心持之大事への道はまだまだですが、とても学びが多くて楽しい実技でした
19期生 H
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10/16(日)体験入学会+公開セミナー開催!!神戸東洋医療学院/兵庫県神戸市中央区
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8月7日(日)に神戸東洋医療学院のオープンキャンパスを開催しました
みなさま、たくさんのご来校ありがとうございました
オープンキャンパスでは、鍼灸のことや当学のことを少しでも知っていただくために、様々なブースを用意いたしました
当日のブースは、治療体験、鍼灸実技体験、天津中医薬大学神戸校の学校説明、
お灸やぷち体験授業、健康茶バイキング、卒業生メッセージなどなど
前回に引き続き、大盛況だった耳つぼやかっさ体験ができる、学生ブースも設置されました
ご参加いただいた方々は色々なブースを楽しみながら、担当の先生や在校生に質問をしている様子が見られました
それでは、学生ブースに参加した学生2名の方に感想をいただきましたので、ご紹介いたします
*―――――――*―――――――*―――――――*―――――――*―――――――*
オープンキャンパスの学生ブースに参加させて貰いました。
学生ブースには耳ツボ体験とかっさ体験があり、参加者は当日に備えて、授業終わりに
実技練習を行うのですが、先生や先輩方直々に教えて貰えるなら!と思い、名乗り上げました
練習では先輩方が楽しく教えてくれて、すごくタメになりました。
しかし、本番を想定した通しの練習で、お客さんを相手にするという事を失念し、
覚悟が出来ていなかった僕は、緊張しすぎて頭が真っ白になりました
全く出来無かった悔しさで眠れず、後日先生に相談し、カメラマンやその他の手伝いに回してもらいました。
肩の荷が降り、すっかり元気を取り戻し気楽に迎えた本番当日、
耳ツボの補助に入って欲しいとお願いされ絶望しました...
ですが、だんだん慣れて来て、いつの間にか自然体で、
オープンキャンパスの参加者のみなさんと接する事が出来、楽しかったです
かっさをさせてもらった方には最後にすごく嬉しい言葉をもらい、
こうやって人は成長するんだなぁ…と、しみじみ思いました
結果的には今回学生ブースに参加出来てサイコーに楽しかったです
1年生昼間部 A
オープンキャンパスの学生ブースにて、かっさと耳つぼの施術をさせていただきました
学外の方に施術させて頂く貴重な機会で、正直緊張もあったのですが、
仲間達の明るい空気で終始和やかで笑いの絶えない時間となりました
体験に来られた方に「ここで過ごす学生生活は楽しそう」と感じて貰えたらいいなあと
思いながら施術&お話させて頂いていたのですが、
体験に来られた方や仲間の話が興味深く、沢山の刺激を受けた楽しい一日でした
2年生夜間部S
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9/17(土)体験入学会+公開セミナー開催!!神戸東洋医療学院/兵庫県神戸市中央区
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皆さま、こんにちは
神戸東洋医療学院 教員の光上です。
8月1日(月)殿部下肢の痛みと痺れに対するトリガーポイント刺鍼をテーマに
石橋学院長が実技講座を2年生向けに行いました
殿部下肢の痛み、痺れを引き起こす疾患の特徴、トリガーポイントへ刺鍼するまでの診察、
病態把握の重要性を講義を行った後、実技へ
トリガーポイントを圧迫すると「痛気持ちいい」という特有の感覚が生じることや、
心地の良い触診が、鍼灸治療の効果に大きく影響を与えるということを、模擬施術を通じて説明し、
終始、和やかな雰囲気の中で実技講座は終了しました
それでは、今回受講された学生さんの感想をご紹介します
*―――――――――*―――――――――*―――――――――*―――――――――*
今回は、臀部下肢の痛みと痺れのトリガーポイントを学びました
まず、どんな原因が考えられるかについて整理してくださいました。
①ヘルニア
②狭窄症
③変形性股関節症
の3つの原因ごとになぜ痛みや痺れなどの症状がでるのか、
トリガーポイントの関連痛などについて解説してくださいました
デモは鍼ではなく手技療法となりました。台になってくださった方を先生が施術すると、
股関節の可動域が広がり、「軽くなった」とおっしゃっていて驚きました
押されている所(トリガーポイント)は「痛いけど気持ちいい」とのことで、
トリガーポイント特有の響きを感じるのだな、と思いました。
その他にも患者さんの主訴を聞いて、どのように診るか、どのように触るかなど、
臨床家として必要なことを教えてくださり、大変勉強になりました
患者さんの主訴から、どこに原因があるのか、原因を突き止めたならどの筋へどのようにアプローチしていくか、
といった思考回路を養っていかないとな...
と様々な気付きがある応用実技練習となりました。ありがとうございました
2年生昼間部 U
殿部下肢の痛みと痺れについて色々、学びたいと思い、
石橋学院長が行う実技講座に出席しました
その中で1番、印象的だったことは「梨状筋、中殿筋のトリガーポイント」というキーワードが出てきたことです。
梨状筋は、坐骨神経が通過する場所、ということは記憶に残っていましたが、
殿部下肢の痛み、痺れと関連しているという話を聞き、非常に驚きを感じました
また、中殿筋のトリガーポイントからの下肢痛、変形性股関節症による鼡径部の痛みに伴う殿部痛、
脊柱管狭窄症の下肢痛の特徴など、鍼灸師が携わる様々な疾患について、
実技を交えながら行って頂き、鍼灸治療の多様性を感じることができた時間でした
2年生夜間部 K
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皆さん、こんにちは
7月24日(日)は毎年恒例行事である、スポーツ大会を開催致しました!
今回は昨年度に引き続き、「ボウリング」が行われました
新型コロナウイルスの感染拡大防止対策を徹底のため、ハイタッチ等の接触ができない状況でしたが、
参加した学生さんからは、「他学年の学生とつながりが持てた」との声もあがり大盛況でした
毎年、豪華賞品が用意されており、御協賛いただいている(株)タフリーインターナショナル様より、
豪華な『鍼タワー』をご用意いただきました
学生のためにご用意いただき誠にありがとうございます。
それでは、今回参加した学生さんから感想を頂きましたのでご紹介させて頂きます
*―――――――――*―――――――――*―――――――――*―――――――――*
ラウンドワン三宮でスポーツ大会(ボウリング)が開催されました。
1フロア貸し切り、生徒・教職員・各学年・男女混合の全11チームによる競技です。
4月に入学以来、コロナの影響で各種行事が中止となる中、初めて参加できる学院行事となりました。
普段とは一味違う先生・諸先輩方を拝見することができとっても楽しかったです。
初見でしたがとにかく明るくノリノリの李先生のスピーチ、
いつも白衣を着用し、落ち着いた佇まいで学者風に難しい中医学を語る、福家先生の振りかぶるような豪快な投球フォーム、
授業中は凛として頼もしい池田先生のキュートな一面、
オフにも関わらず、アクシデントに冷静沈着に対応し臨時出張治療を施す早川先生、
など、普段は見られない姿を垣間見ることができました
また普段はなかなか交流できない、夜間部の方や2・3年生の方々とも楽しく交流させていただきました
さて、肝心のボウリングですが、同じチームの2年生の活躍や、池田先生のキュートな応援にも乗せられ、
自分でも見たことないスコアで個人優勝、団体2位となりました
最後になりましたが、このコロナ禍の大変な中、大会開催に尽力いただいた学友会、
教職員の皆様に改めて御礼申し上げます。ありがとうございました
今後もこの明るく楽しい雰囲気で学院生活を謳歌できればと思います。
1年生昼間部 S
今回のスポーツ大会は、ボウリングが開催されました
先生、昼夜間部、学年関係なくグループを組むことになり、
私は普段交流の少ない昼間部の方と同じグループでした
勝敗よりも、みんなで楽しむことを重視したはずが、なんとグループ優勝
神戸東洋医療学院にご協賛いただいている(株)タフリーインターナショナル様から、
豪華な鍼タワーを頂き、大変嬉しかったです
コロナ禍で不安な日々が続いていますが、それを忘れて楽しめてよかったです
2年生夜間部M
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兵庫・大阪から通学圏内の鍼灸学校!神戸東洋医療学院!
8/27(土)体験入学会+公開セミナー開催!!神戸東洋医療学院/兵庫県神戸市中央区
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皆さまこんにちは
大暑を迎え、毎日の熱中症対策が欠かせない今日この頃、みなさんいかがお過ごしでしょうか。
7月17日(日)、神戸東洋医療学院では第67回中医研究会が開催されました
厳しい暑さにも負けず、今回もたくさんの先生方がお越しになり、大いに盛り上がりを見せておりました
一コマ目は谷本篤志先生による『夏の疾患と鍼灸治療』です。
韓国ドラマでも有名なホジュン(許浚)。このタイトルにもなっているホジュンという人物が
記した李氏朝鮮時代の有名な書籍に「東医宝鑑」があります。
日本にも広く流布したこの書物の日本語訳がなんと去年発売され、
まずはその内容に沿って谷本先生が夏の疾患と鍼灸治療について詳しくお話ししてくださいました
夏は「暑邪」と言われる邪気が人体に侵襲することで体調を崩しやすい季節です
講義後半には「医学六要(いがくりくよう)」「内外傷弁惑論(ないがいしょうべんわくろん)」、
それぞれにみられる2種類の「清暑益気湯(せいしょえっきとう)」をみんなで飲み比べしました。
同じ清暑益気湯とは思えないくらい香りや味に違いがあったのが印象的でした
最後に夏の養生についても解説していただき、
中国や台湾でよく夏バテ対策に飲まれる酸梅湯(さんめいたん)を試飲しました
二コマ目は竹本喜典先生による『干からびる』です。
今回は①夏の干からび、②疲労の干からび、③年齢の干からびについて詳しくお話ししてくださいました
まずは谷本先生に引き続き、様々な古典に紹介される清暑益気湯について、さらに踏み込んでの解説。
それぞれ生薬の種類や分量などが少しずつ異なり、その内容によって作った人物の想いや
時代背景なども見えてくるものがあり、大変貴重な学びとなりました
後半は症例解説です。
同じ倦怠感でも様々な誘因、条件によって引き起こされるものがあります。
暑邪の特徴は傷津耗気(しょうしんもうき)のため、この邪気に侵襲されてもやはり倦怠感が起こりますが、
季節性のある邪気のため、夏になってくるとともに増悪しやすいというのが特徴です
このように、様々な種類の倦怠感、疲労感などについて、その見極めポイントや特徴を実際に
竹本先生が経験された症例を交えながら解説していただき、こちらも大変貴重な学びとなりました
講義後は、実習室に移動して実技研鑽です
今回のテーマは「原穴診を中心とした体表観察」です。
前回学んだタッチを思い出しながら、問診から得た情報と照らし合わせて診ていきます。
最後に四診合参(ししんがっさん)して、実際気になったツボに鍼をしました。
終始楽しい雰囲気で、あっという間の1日でした。次回もまた楽しみです
次回の研究会は9月4日(日)に開催します。
みなさま奮ってご参加ください!
石川 浩之
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皆さま、こんにちは
神戸東洋医療学院 教員の光上です。
6月27日(月)今回は、鍼灸師の触診をテーマに石橋学院長が実技講座を行いました
触診の大切さや反復練習をすることで、指先の感覚は徐々に繊細になっていくことを講義した後、
5名の学生の辛い場所を触れ、触診から鍼灸治療へと、どの様につながるのかについて実技を行い、
終始、和やかな雰囲気の中で終了しました
それでは、今回触診を受けた学生さんの感想をご紹介します
*―――――――――*―――――――――*―――――――――*―――――――――*
1年生対象の学院長による実技講座へ参加しました。
まず、「四診」についてのお話がありました。その中の「切診(せっしん)」ついて、なぜ触診に「切」を使うのか、
どんな意味があるのかと問われ、「切」について初めて考えました。
「切」が使われる言葉には「親切」「切に願う」などがあるように、
心から接するという意味がある、それをしっかり学んで欲しいというお話でした
その後、患者体験として、学院長の手技を受ける貴重な体験ができました。
わたしの筋肉が、透視できているのかと思うくらい一瞬でコリを見つけて、
ほんの短時間揉んだだけでその後、腰痛が軽くなりました
同じく患者体験をしたクラスメイトは、体験後眠くなり、夜は熟睡したと言っていました
これから3年間で、人の不調を感じて癒す手の技術や感受性を高めたいと思うと共に、
自分の手をもっと大切にしようと思いました
「目力の強い」学院長の実技講座とあって、冒頭は緊張していましたが、
終始和やかで、笑いのあるセミナーでした
1年生昼間部 K
触診についての実技講座に参加し、実際に施術を体験させていただきました。
普段施術を受けるときは、あんまり意識していませんでしたが、触診をしながら、
施術中に無言だったり、先生の顔がしかめ面だと自分の症状が悪いのかな?
先生は今日不機嫌なのかな?など、患者側は意外と見ているという事を知りました
逆に笑顔で、会話で安心するような内容を投げかけていただくと、
筋肉の緊張も緩んで触診している手が少し奥に行き、触りやすくなっているという感覚も実感できました
実際に触診という技術も大事ですが、接し方という技術は今すぐにも始められ、
心がけ次第で、さらに触診へも影響する。基本的ですが、大事なことだと感じました
筋肉の硬さを触り分けられる事がすごいですし、3年後、自分も実際に違いの分かる手になりたいなと思いました
入学してから3か月ほどが経ち、少しずつ相手に触れる事に慣れてきましたが、
丁寧に心配りをしながら、相手に手を当てるという事は、まだまだできていないな、と気が引き締まる思いでした
1年生昼間部 S
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兵庫・大阪から通学圏内の鍼灸学校!神戸東洋医療学院!
8/7(日)オープンキャンパス開催!!神戸東洋医療学院/兵庫県神戸市中央区
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皆さまこんにちは
6月19日(日)に第66回中医研究会が行われました
学校を卒業して早くも3ヶ月。東洋医学のより深い知識を学びたく、中医研究会に参加させて頂いております。
まずは加堂先生による「体表観察学」。
身体や内臓のトラブルは皮膚や顔色、体臭や声色などに反映されると言われます。例えば顔のパーツにより、
身体のどの部分がトラブルを起こしているのか、弱っているのかの目星を付けれると言われています。
顔色1つ取っても、表層なのか深層なのか、光沢はどうか、コントラストはどうか、艶はどうか、様々な観点から患者様に起こっているトラブルの元を探っていくヒントになります
センスが問われるなぁー…そんなテクニックを持てるには何年後先かな?と思いながら講義を聞いておりました(笑)
次に福家先生による「傷寒論に学ぶ鍼灸法『傷寒論鍼灸配穴選注(しょうかんろんしんきゅうはいけつせんちゅう)』」。
「傷寒論」という主に感染症や病気になった時、どのように身体が弱っていくかを記し、
なおかつ、どのツボを使い治療していくかが示されたものです。
東洋医学では身体のリズムは太陽と月の動きや雨が降り、
草木が芽吹くといった自然の流れに連動しているとされています
そのサイクルを人間の身体に当てはめ、病気になったときどのように治療していくかということを学びました
(何となーーくはわかるのですが、体得は出来ておりません笑)
「塵も積もれば山となる」ということわざがあるように、少しずつ東洋医学の概念を学んで行きたいと思います
講義後はお楽しみの実技です
先ほど学んだ知識を身につけるべく、間違ってても良い。とりあえずチャレンジしてみる。の精神で挑みました
さっそく患者役の方を観察してみる。
やはり、わからない。でもとりあえず感じたことが合っているか聞いてみる。
の繰り返し、合っている部分があれば、それを覚え、間違っていたなら再び観察し、再び聞く。
色んな先生の方法や、テクニックを伺い、自分なりに見て、触って、感じて、感覚を覚えていく。
とてもとても勉強になる1日でした
20期生 三星
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7/23(土)体験入学会+公開セミナー開催!!神戸東洋医療学院/兵庫県神戸市中央区
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皆さま、こんにちは
神戸東洋医療学院 教員の光上です。
実技講座第2弾として、今回は韓国の柳泰佑(ユテウ)先生が考案した「高麗手指鍼療法」という、
手だけで全身の症状を診察・治療する鍼治療技術を早川先生に行って頂きました
それでは、今回参加された学生さんの感想をご紹介します
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早川先生から高麗手指鍼について学びました
高麗手指鍼とは柳泰佑先生が1971年に『鍼灸大成』をもとに創案した治療法です。
その内容は両手の甲と手のひらに全身の器官と十四経絡(じゅうしけいらく)の流注が存在し、
病変に対して手指に鍼やお灸で刺激を与えて治療するというものです。
てい鍼という刺さない鍼で治療ができるので、鍼を怖がる患者さんや
服を脱げない患者さんに施術をする時に使えます
講義では、「実際治療を受けてみないことには分からないから」と、説明は早々に
教室内を回って私たちに治療をして、その様子を実際に見せてくださいました
てい鍼や皮内鍼を使用し、生徒たちの肩こりや腰痛などを治療していくと、
「すごい!治ってる」と皆、治療の即効性に驚いた様子
私も肩こりの治療をしていただきました。てい鍼で中指を刺激されると痛む場所が移動して、
徐々に痛みが無くなるのが感じられ、とても驚きました
その日、家族の腰痛を高麗手指鍼で治療しようとチャレンジして、難しさを痛感しましたが
「考えるんじゃない、感じるんだ」「患者さんを治したいという気持ちが大切」という早川先生の言葉を忘れず、
今後も諦めずにチャレンジしていきたいと思います。
2年生昼間部 M
今まで、高麗手指鍼療法には馴染みがなかったのですが、
今回、早川先生の講座を受けてみて、手だけで治療ができるのがすごく魅力的だと思いました
私は腰痛に対して治療をしてもらったのですが、鍼は苦手だと要望を出すと、円皮鍼と棒灸で対応してくれました。
円皮鍼は少し痛かったですが、棒灸をしてもらっている時は、腰がじんわり温かくなり楽になった感じがしました
今回の講座をきっかけに関心が持てましたので、自分でも学んでみたいと思いました
3年生昼間部 H
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皆さま、こんにちは
神戸東洋医療学院 教員の光上です。
2022年度から応用実技練習に変わり、実技講座として通常の授業では学習することができない
「診察技術」「治療法」を10のテーマに分けて、毎月開催することになりました
第1弾として、石橋学院長より「頭痛に対するトリガーポイント治療」について、3年生向けに開催され、
石橋学院長の実体験を踏まえながら、頭痛患者のタイプ別特徴、男性と女性の違い、
治療法について講座と実技が行われ、終始参加した学生は興味深々に聞き入っていました
それでは、今回参加された学生さんの感想をご紹介します
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学院長による、トリガーポイントの実技講座に参加させていただきました
頭痛は女性に多いイメージでしたが、意外にも男女共に多いんですね。
ただ、男性に多いタイプの頭痛と、女性に多いタイプの頭痛はそれぞれ違うそうです。
頭痛のタイプは3種類あって、緊張性頭痛→拍動性頭痛→群発性頭痛と進行性に変化していくのだとか
男性に多い緊張性頭痛は、ガンガンする痛みが特徴の交感神経が過緊張を起こしたもの、
女性に多い拍動性頭痛は、ズキズキと血管が脈打つような痛みで、副交感神経優位となったものなので、
治療の際にはそこを考慮して刺激の仕方を調整するそうです
副交感神経優位の拍動性頭痛には、ズキズキ痛む血管付近へアプローチするのはもちろんですが、
最後に少し、交感神経を興奮させるため、手足のツボへの刺激を加えて終えるといった、治療ポイントも教わりました
「頭痛」とひとことで括ってしまうと、ワンパターンの治療のようですが、そこにはいろんなタイプがあり、
その原因や出ている症状によって、アプローチするポイントも変わるんですね
授業で学び、少しずつ知識となって身についてきた生理学や中医学。
その知識と結びつけて、学院長の臨床経験に裏打ちされた知識をご披露いただき、
私たち学生でも理解しやすく、とても興味深い内容の講座でした
次回の講座も楽しみにしています。ありがとうございました
3年生昼間部 K
頭痛をテーマにトリガーポイントの実技講義を受講しました。
これまで緊張型と拍動型頭痛、群発型頭痛はそれぞれに異なる原因があり、
刺激部位も異なるものだろうと思い込んでいましたが、これらが軽度から重度まで連続したものだと知り驚きました
中医的な八網(はっこう)でのそれぞれの証の割当も意外でしたし、
交感神経だけでなく副交感神経が働きすぎて起こる頭痛があるのも意外でした
私自身、過去に頭痛に悩まされていたので、在学中に自身の頭部に沢山鍼を打ってきました。
その甲斐あって、今はひどい頭痛はあまり出なくなっていますが、今回幸運にも被験台にしていただき、
頑固に再発する眼底痛を主訴とし、学院長に刺鍼していただきました
首肩顔の筋から、トリガーポイントを丁寧に探し出し、それに合わせて刺鍼していただき、
自分で考えなく刺してきたのとは段違いにほぐれ、眼底のかきむしりたくなるような不快な感じも取れました
眼というと後頭下筋群と考えますが、その部分だけでなく広範囲を施術されたのは、
やはり頭を支える筋同士のバランスが必要だったのかなと思います
大きなトリガーポイントに対する打ち方も教わりましたし、家で自分の身体に打つのが楽しみです。
もちろんこれを人に打てるようになり、資格取得後は一人でも頭痛に苦しむ人の助けになりたいです
3年生夜間部 N
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6/25(土)体験入学会+公開セミナー開催!!神戸東洋医療学院/兵庫県神戸市中央区
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5月29日(日)、当学のOB会であるOB天馬会総会が開催されました。
総会後、OB会が主催するセミナーが合わせて行われました
今回は、羅舟伯先生をお招きし、『体調診断の奥義「太極眼・眼心」』と題して、ご講演いただきました
【講師紹介】
羅舟伯(らしゅうはく)先生
・陰陽思想家養生師
・神戸岩茶荘(こうべがんちゃそう)
HP:https://www.gancha.com/
母方祖父の代より続く漢方薬店で、幼少の頃より薬材や中成薬に触れ、陰陽五行などの中医学体系、
家に伝わる伝統薬術や養生学を母から学びました。
福建省の武夷正岩茶(ぶいせいがんちゃ)の美味しさに惚れこみ、「神戸岩茶荘」を創業。
多くの種類に分かれ其々に名前の付く岩茶が、陰陽五行と深い結び付きがある事を発見し、
中医学の理論に基づき養生方として茶葉を飲み分ける方法を考案した(特許取得)。
研究を重ねる中で、眼に心身のことが現れることに辿りつき、その理論を体系化。
この15年間で5万人を超える人の眼瞼を診る中でその方法と岩茶の普及に努めている。
また「神戸漢薬房」を併設し、より深いサービスを提供中です。
(参照:神戸岩茶荘 https://www.gancha.com/)
当日は卒業生だけでなく、在校生や教員も参加して大盛況となりました
それでは、当日参加された受講生からのご感想を紹介させていただきます
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5月29日の羅舟伯先生によるセミナーに参加させていただきました。
陰陽五行(いんようごぎょう)を元に、眼を見るだけで体質や性格までわかるというお話を伺い、
想像が及びもつかずただただ聞き入っていました…
実際に眼心(眼診)していただくと、ますますハテナがいっぱいに
質問されたり、触れられたりせず、先生の指先を目で追っていくだけで体調や体質、
性格までどんどん言い当てられていきます。
「呼吸器が弱いです。」「体調崩すと肌に出ます。」など言われてビックリ
数年前まで喘息発作やアトピー性皮膚炎に悩まされていたのですが今は見た目ではわからないはず…
他にも、自分では気づいていない体調不良なども教えていただき改善策も教えていただきました
先生の技に終始感動し、眼心の奥深さに魅了されました。
貴重な体験をさせていただき、本当にありがとうございました
2年生昼間部 F
先日初めてOB会天馬会主催セミナーに参加しました!
セミナーでは、神戸岩茶荘の羅先生が「眼心」についてお話しをしてくださいました
実は在学中からとても興味があり、何度も問い合わせていたのですが、
予約がとれなかったので、今回のセミナーをとても楽しみにしていました
「眼心(眼診)」とは、その名の通り眼を診てその人の体調や性格を診断するものです。
そんな「眼心」とはなんぞや?と言ったお話から始まり、
診断方法、実際の症例など貴重なお話を聞くことが出来ました。
そして、なんと数名だけ羅先生に「眼心」してもらえることに(即座に挙手しました、笑)
私の眼を見た先生から、
・身体年齢が40代後半〜50代
・リンパの流れが悪い
・横隔膜が正常に働いてなくて呼吸が浅くなっている
・自分の中で考えることが多くて、このまま進んでいいのか悩んでる
などなど、もっと細かな指摘もありましたが、驚くほどズバリ言い当てられてしまいました。
眼だけでここまで見抜かれるとは、スゴい
30代後半で40、50代といわれたのもショックでしたが、
特に呼吸については、最近自覚症状が出てきたところだったので驚きました
次は是非、お店の方に直接お伺いして、じっくりお話を聞いてみたいと思います
今後も、OB会でどんなセミナーが開かれるのか楽しみです
20期生 磯谷
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6/25(土)体験入学会+公開セミナー開催!!神戸東洋医療学院/兵庫県神戸市中央区
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兵庫・大阪から通学圏内の鍼灸学校!神戸東洋医療学院!
平日に学校見学を開催中!!神戸東洋医療学院/兵庫県神戸市中央区
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5月15日(日)に神戸東洋医療学院のオープンキャンパスを開催しました
みなさま、たくさんのご来校ありがとうございました
さて、そのオープンキャンパスでは、鍼灸のことや当学のことを少しでも知っていただくために、様々なブースを用意いたしました
当日のブースは、治療体験、鍼灸実技体験、天津中医薬大学神戸校の学校説明、
お灸やぷち体験授業、健康茶バイキング、卒業生メッセージなどなど
今回は、学生ブースも設置され、耳つぼやかっさ体験のできるブースがあり、大盛況でした
ご参加いただいた方々は色々なブースを楽しみながら、担当の先生や在校生に質問をしている様子が見られました
それでは、学生ブースに参加した学生2名の方に感想をいただきましたので、ご紹介いたします
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年に一度の学院祭「天馬祭」は、残念ながら中止となりましたが、オープンキャンパスの学生ブースに参加しました
カッサ、耳つぼの体験があり、私は主に「かっさ体験ブース」の担当でした
本来のかっさは、皮膚の表面をこする事で体内の滞った毒素や老廃物を排出するものですが、
今回は不特定多数の方が来場される為、安全第一でタオルの上から施術させていただきました。
施術時間は約20分。「肩すっきりコース」と「足ほっそりコース」があります。
来場されたお客様は年齢層も幅広く、言葉遣いや話題を考えてお話するのが難しかったです
普段は学生同士で練習をしてきたので、お客様の身体を触れさせてもらうのはとても緊張しました
力加減には個人差があるので、色んな方を触れる事の大切さを改めて感じました
施術が終わった後のお客様の「ありがとう」のお言葉と笑顔に癒され、元気を沢山頂きました
また、他の学生の頑張っている姿に勇気づけられ、もっと頑張ろうと思いました
時間はあっと言う間に過ぎました。
普段は出来ない貴重な体験をさせていただいた事に感謝しています。
ありがとうございました
22期生夜間部 I
5月15日(日)ようやくコロナ感染も落ち着きをみせ、オープンキャンパスが開催されました。
当日は天気もよく、まだ本格的な暑さの前の爽やかな気候とあって、多くの方にご来場いただきました。
お越し頂いた皆様、本当にありがとうございました
私は入学当初から、コロナ感染を広げないためにイベントはほとんど中止だったため、
3年になって初めてイベント体験ができました
私が担当したのは、耳つぼのコーナーです。普段は学生同士での施術練習ばかりなので、
一般の方と触れ合う数少ない機会とあって、はじめはとても緊張してしまいました
お客様も興味があって来校された方が多いため、耳つぼのことも体験された方が多く、
緊張しながらの施術でもスムーズに進みました。
施術効果のリクエストは「眼精疲労の緩和」「肩こりの緩和」が多く、女性は「ダイエット」もありました
施術の前後にお話を伺うと、受験をしようか悩んでいる方から、学生と仕事の両立や仕事を辞めた場合の雇用保険のことなど
とても具体的な質問があり、実際仕事を辞めて通学している学生から、具体的な話を聞いていました
他に受験を決めている方から話を聞くと、卒業生のお知り合いだったり、開業した卒業生の患者さんだったり、
関係者が多くて卒業生の活躍も垣間見れました
もしかしたら来年の1年生になるかもしれない方達へ、今後も鍼灸はひろがっていくんだなとうれしくなりました
とても良い体験ができて、学生ブースに参加してよかったです
21期生昼間部 S
次回のイベントは、6/16(木)ぷちオープンキャンパスです
平日に短時間でお気軽に参加いただける内容になっており、
今回のオープンキャンパスにもありました『鍼灸実技体験』も体験いただけます
皆様のご来校を心よりお待ちしております
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兵庫・大阪から通学圏内の鍼灸学校!神戸東洋医療学院!
平日に学校見学を開催中!!神戸東洋医療学院/兵庫県神戸市中央区
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4月17日開催の第64回中医研究会に参加させていただきました
今回は谷本先生の「望診基礎」、福家先生の「傷寒論鍼灸配穴選注(しょうかんろんしんきゅうはいけつせんちゅう)」の講義と
加堂先生による「原穴診」の実技でした。
谷本先生の講義では、前回行われた武岡先生の「認知症」の講義を例に挙げられ、講義の内容そのものに終わらせることなく、
そこから自分にとって不足している内容を掘り下げ、学んでいかなければならないということを教えていただきました
具体例として「認知症」について押さえるべき古典で、『黄帝内経・霊枢』の「海論」についてお話しいただき、
臨床へ結びつける為の、ワークシートを配布していただきました。
つい先日まで学生だった私にとって、中医学は試験に向けての暗記がメインでしたが、今後は臨床に活かしていくために、
ひとつの講義からも膨らませて、能動的に学ぶように頭を切り替えなければと思いました
2コマ目の福家先生の講義では、『傷寒論鍼灸配穴選注』の「六経弁証(りっけいべんしょう)」について解説していただきました。
『傷寒論鍼灸配穴選注』は、漢方を鍼灸に置き換えた治療について書かれていて、
病位とその後の変化を考察するうえでも、有効とのことで一層興味が湧きました
六経の本質が六気であることを理解することで、六経における病の特徴と基本治療についての関連がわかり面白かったです
今回の講義を通じて、経絡を学び、ちゃんとした証をたてることができれば
根本治療を目指していけるところが中医学のいいところだなと改めて感じ、今後も学び続けたいと思いました
実技の時間では、加堂先生から「原穴診」についてご指導いただきました。
谷本先生の望診の講義でも『望・聞・問・切』の順番には意味があり、目的意識をもって診ることが大切と言われたばかりなのに、
いざやってみるとダイレクトに原穴を探しにいってしまい、早速先生にダメ出しをいただきました
頭でわかっているつもりでもなかなかできません…
一気に全部診ようとせず、ひとつひとつ捉えていくのが大切なのかなと思いました
中医学の世界は、知れば知るほど知らないことの多さに果てしなさを感じますが、
一回一回の経験を大切に、今後も楽しみながら勉強し続けていきたいと思います
20期生 山原
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皆さま、こんにちは!
2022年4月2日(土)に神戸東洋医療学院・天津中医薬大学 鍼灸推拿学院 神戸校の入校式が執り行われました。
お天気にも恵まれ、暖かな一日となり、先行きの良いスタートとなりました
石橋学院長をはじめ、新入生・在校生の代表からも挨拶を頂きました。
新入生の皆様もこれからの学生生活に期待で胸が膨らんでいる様子が伺えますね
これからの学生生活が有意義な3年間となるよう教職員一同、
皆さまをサポートしてまいりますので、これからよろしくお願い致します
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2022年3月27日(日)トリガーポイント研究会の総会と講演会に出席しました
本会は月に1度治療の技術向上と会員同士の情報交換を目的として活動しており、
2021年度の活動報告と2022年度はより学びが深まるように新たな目標も共有しました
講演会は本会副会長で鍼灸師歴30年の川上靖先生に「痺れを理解し、治療にあたる」を
テーマに症例にそって大事なポイントをお話しいただきました。
痺れといっても「ピリピリ、ビリビリ」や正座をした時のような
「ジンジン、感覚がない感じ」等々、表現も様々で原因もそれぞれです。
患者さんが訴えるこれらの情報から体の感覚や運動機能、痛みを確認し痺れを分類していくこと。
また、症状が混在する場合なども視野に入れ診察していく手順と判断基準も伺いました
トリガーポイントは「痛みの引き金となる点」のことですが、
痺れも同じくトリガーポイントを見つけて治療します。
体幹部から見落としがないよう丁寧に全体を触診することを実技も交えて説明いただきました
とても幅広く難しいテーマですが、頭の中がスッキリ整理される様に、
とても分かりやすく伝えてくださいました。また、普段から川上先生が患者さんと
真摯に向き合っておられる姿勢も学ぶことができました。
問診や触診から得た多くの情報から今治療に必要な事を見極める自分自身の
判断力が重要であると教えていただきました
未だコロナ禍で制限はありますが、引き続き経験豊富な先生方や先輩方と直接実技を交えながら知識、
情報、判断力そして技術力のブラッシュアップに励みたいと思います
藤岡 友子
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皆さんこんにちは
春らしく穏やかな気候に心和む季節になりましたね
さて、先月3月24日(木)に第6回夢プラン発表会を開催いたしました。
発表者の学生さんはどうして鍼灸を目指したのか、今後どういったことをしたいのか、
改めて自分の夢を見つめなおす機会になったのではないかと思います
今回は基礎実習室いっぱいに人が集まり、例年にも増した大盛況ぶりでした
学生さん達は鍼灸師としての様々な夢を抱えて入学されます。
しかし、3年間の勉強と国家試験合格までの道のりは決して平坦なものではなく、
在学中に思い描いていた夢がブレそうになる事もあるでしょう。
みんなの前で発表する事で改めて自分の目標を再確認でき、
それがまた勉強のモチベーションにもなります
今回も素晴らしい発表ばかりで、夢に向けて直実に歩みを進めてほしいと感じました。
次回の夢プラン発表会も非常に楽しみです
教員:石川 浩之
それでは、今回の発表者の学生2名の方に感想を頂きましたのでご紹介致します。
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夢プラン発表会に参加しました
1年次が終わろうとしているところで、あとの2年少しでも有意義な学生生活を送りたいと思っている中、
私自身は発表者として今の自分を整理できたとともに、先輩方の現実的かつ気持ちの詰まった発表を聴かせていただき、
あらためて今後の在り方に身を引き締める思いでいっぱいになりました
普段授業ではなかなか実感しにくくなっていましたが、あらためて鍼灸師を目指す誰しもが
「人のために役に立ちたい」という気持ちが根底にあることが確認でき、
世の中には鍼灸師が活躍できる様々な形でのニーズがあるのだと、発見できる機会でもありました
小耳に挟んだ話だと例年は十数人しか集まらないらしいのですが、今回は基礎実習室が満席
(蔓防解除後で良かった?!)になるほどで、関心の高さが伺えました
卒業後、実際の現場に出てからの縦横のつながりが楽しみでもあり、
そのためにも今できることを精一杯頑張らねば、と思わされました
このような機会を設けてくださり、ありがとうございました
1年昼間部 倉橋
夢プランの発表をさせていただきありがとうございました
これから自分が目指すものを改めて考え、整理する良いきっかけになりました。
発表するにあたって少し緊張もありましたが、他学生のみなさんや
既にご活躍されている先生方の前での発表は、とても貴重な経験となりました
また他学年の方々の発表も、たいへん興味深い内容で心に響きました
2年昼間部 金森
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皆さんこんにちは!
やっと少しずつ春の訪れを感じられるようになってきましたね
3月19日(土)、神戸東洋医療学院では第63回中医研究会が開催されました。
さっそく今年の卒業生もたくさんお見えになり、新年度からの中医研究会も益々楽しみです
1コマ目は湯口先生による『京都仏教と真言宗』です。
中医研究会では、京都仁和寺に近日訪問予定です。そのため事前に湯口先生が歴史を紐解きながら、
京都仏教の特徴、そして真言宗御室派の総本山の寺院である仁和寺に関して解説をして下さいました
仁和寺といえば現在では桜の名所として有名ですが、東洋医学を志す者として
一生に一度は拝見したい以下の超重要古典が所蔵されている事でも大変有名です。
国宝に指定されている医書
『黄帝内経明堂』(こうていだいけいめいどう)
『黄帝内経太素』(こうていだいけいたいそ)
『医心方』(いしんほう)
明堂と太素は中国では失われてしまいましたが、日本には残っており、
それが仁和寺から発見されたという事で大変貴重な医書として現在まで保管され継承されてきています。
滅多に見ることはできないですが、極々稀に一般公開もされるので、絶対に見逃さないようにしたいですね
2コマ目は武岡先生による『中医学で診る認知症』です。
認知症は超高齢化社会と共に増加の一途をたどっており、周辺の人も含めて非常にQOLを低下させてしまうため、
予防・早期治療が非常に重要になってきます。
武岡先生は大学院でも認知症について研究を重ねてきたエキスパートであり、認知症の概念、
西洋医学治療の現状、そして中医学の立場から診る認知症について詳しく解説して下さいました
認知症は本人で気付く事は大変困難であり、周辺の人のサポートが非常に重要になるため、
鍼灸師も様々な視点から丁寧に患者さんを観察する必要がある事を学びました
そして鍼灸が認知症に効く、という事を一般の患者さんにも認知してもらうため、
まずは鍼灸師側がしっかり理解して研究を重ねて、説明できるようになっていく事が重要だと感じました。
10年後、今よりもっと鍼灸で認知症の患者さんが救われている事を願うばかりです
次回の研究会は4月17日(日)に開催します。
みなさま奮ってご参加ください
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皆様こんにちは
2021年度 第20回卒業式に際しまして、
新たな門出を祝して、セイリン株式会社様より卒業生へ
祝電と鍼製品の記念品をいただきました
いただいた祝電をご紹介いたします。
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卒業生の皆様
人生の輝かしい門出を心より祝福致します
神戸東洋医療学院で身につけた力で
未来を切り拓いてください
セイリン株式会社 代表取締役
稲葉巧
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心からのお祝いの言葉、誠にありがとうございます
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3月13日(日)厳しい冬の寒さも日増しに和らぎ、春の訪れが感じられるこの佳き日に、
2021年度 第20期生の卒業式が執り行われました
つい先日までは、国家試験や卒業試験に頭を悩ませていた学生たちが、
とても晴れやかな表情で当日を迎えることができ、教職員一同誇らしい気持ちでいっぱいです
20期生の皆さま、ご卒業誠におめでとうございます
4月から鍼灸師として、新しい道を進んでいくと思いますが、卒業されても学院にいつでも遊びに来てくださいね
それでは、先生より卒業式の感想をいただきましたので、ご紹介させていただきます。
―――――――――*―――――――――*―――――――――*―――――――――
ご卒業おめでとうございます。
コロナ禍が2年間続き、不安も多々あったでしょうが負けずに勉学に励み
たくさんの出来事を乗り越え、無事卒業できたことを喜ばしく思います
皆さんはこれから鍼灸師として世の中に羽ばたいていきます。
困難もたくさんあると思いますが、皆さんなら打ち勝てるだろうと信じております
是非、学院で学んだことを活かし、自らの鍼灸道を突き進んでください。
心ばかりにはなりますが、いつも応援しております
教員 川越凌太
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皆様こんにちは
セイリン株式会社さまより、学生への教材用に活用いただきたいと
DVDを寄贈いただきました
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■首藤傳明 取穴の極意
臨床56年の技鍼を効かせる取穴テクニック
■堀口三恵子から学ぶ美容鍼の7つのポイント
身体の構造から美を生み出すテクニック
■松本岐子 臨床戦略 リアルペイシェントシリーズ Vol.1
関節リウマチへの治療 他
■松本岐子 臨床戦略 リアルペイシェントシリーズ Vol.2
上肢の疼痛と不随意運動への治療 他
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学年問わず観て頂ける内容となっておりますので、
学生の皆様、ぜひ勉強にお役立てください
セイリン株式会社さま、ご厚意により寄贈いただき、ありがとうございました
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兵庫・大阪から通学圏内の鍼灸学校!神戸東洋医療学院!
3/20(日)体験入学会+公開セミナー 開催!!神戸東洋医療学院/兵庫県神戸市中央区
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2月9日(水)総合演習試験結果発表会を開催いたしました
総合演習試験とは、いわゆる「卒業試験」です。
学生の皆さんは、この日をとても緊張した心持ちで迎えられていました。
発表会の冒頭では、学院長より試験の総括と学生に向けた激励の言葉が贈られました。
そして3年生を直接指導された教職員より、
この3年間勉学に励まれた学生の皆さんを称え、
そして国家試験へ向けた激励の熱い想いが伝えられました
他の教職員からは、寄せ書きで応援を届けました
教育管理委員会 委員長の池田先生より、毎年恒例の合格祈願の御札と、
神戸北野天満神社で頂いた合格鉛筆が学生一人一人に手渡されました。
副学院長の福家先生より結果をお渡しする際には、
教職員で記入した応援メッセージ入りのキットカットもお渡しいたしました。
学生の皆さんは、それぞれのメッセージを見せ合っていました
受験生の皆さん、体調管理には十分気をつけて、
自分の歩んできた3年間を信じて力を出し切ってください!!
教職員一同応援しております
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皆様こんにちは
年が明けてからあっという間に日が経ち、気がつくと2月下旬ですね。
国家試験まで残すところ1週間を切り、学内では少し張り詰めた緊張感を感じます。
さて、12月24日(金)に2021年最後の学生イベント「第3回 日月祭」を開催いたしました
日月祭(ジツゲツサイ)とは、ツボにもっと親しもうという想いから学友会が企画したクイズ大会です。
1、2年生は自分の実力を試し、学年を超えた繋がりを作る場として、
3年生は国家試験の勉強の息抜きとして参加された方もいらっしゃいます
年末最後のイベントとして、学生だけでなく、教職員全員で盛り上がりました
それでは学生から頂いた感想をご紹介いたします
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第3回日月祭、楽しかったです。ツボを勉強して8カ月、
一番記憶が残っている時に運試しと一攫千金を目指してチャレンジしました
結果は上々でも、それ以上に良かったのは、他学年の方や先生方との交流でした
2年・3年になっても忘れないように努力されていることが分かったり、
先生たちの好きなツボを聞けたり、いろんな企画があったりと盛りだくさんな内容でした。
学友会の皆さんもお忙しい中、企画運営ありがとうございました
1年生昼間部 A
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昨年はコロナの影響で開催されず残念でしたが、今年は無事開催されて良かったです
経穴に関する問題は、団体戦と個人戦があり、まず団体戦が先に行われました。
団体戦はAからDの4チームに分かれ、1名づつが各テーブルごとに競うものでした。
読み手が経穴の解説をして、ツボの取札を取るものでしたが、初めは取札を探すのに手間取り、
わかっていても上手く取れないもどかしさがありました。
中盤になると札が減ってきているので探しやすくなりますが、自分から遠い札は手を伸ばしても
先に取られてしまう事もあり、ままならない状況でした
終盤になると札がかなり減ってきているので、読み手の初めの言葉から早く札を決める必要があり
瞬発力が必要でした私のいたテーブルでは拮抗した状態でしたが、
他のテーブルでの活躍があり私が入っているCチームが優勝となりました
こういったゲーム感覚で遊ぶのはとても面白かったです
続く個人戦の早押し4択クイズでは、なんとか3位に入れました
その後は学友会から先生方にツボに関する質問をして、ツボの豆知識が聞けて楽しかったです。
コロナの影響がありイベント事が減っている昨今ですが、楽しいひと時を過ごせました
2年生昼間部 K
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3/20(日)体験入学会 開催!!神戸東洋医療学院/兵庫県神戸市中央区
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はり師・きゅう師の国家試験まで残すところ約1か月。
毎年恒例の合格祈願に行って参りました
試験日が近づくにつれ、学内の緊張感が高まってきている中、
教職員にて学生の皆さまが力を発揮できるようにお参りさせていただきました。
北野坂を上り、神戸の街や港が一望できることから
天空の神社ともいわれる「神戸北野天満神社」へ訪れました
こちらは霊験あらたかな学問の神様として有名な菅原道真公が祀られております。
青空に白い雲が浮かび、やわらかな日差しが気持ちのいい陽気の下、
職員一同、思いを込め毎年の感謝と、今年度の試験に「全員合格」を祈願いたしました。
絵馬に一同を代表して教務の南野さんが想いを込めて書き上げ、
大切な想いがのった絵馬を福家副学院長がしっかりと絵馬所に結びました
この想いが少しでも皆さまの力になりますように・・・
2022年は「壬寅」の年です。
「壬寅」は生まれたものが成長することや新しく立ち上がることといった
「成長」「始まり」を意味する年となるそうです
学生の皆さまがこれまで培ってきた知識や経験をもって
鍼灸師としての道に進むことができるよう、教職員一同お祈りしております
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兵庫・大阪から通学圏内の鍼灸学校!神戸東洋医療学院!
2/12(土)オープンキャンパス開催!!神戸東洋医療学院/兵庫県神戸市中央区
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そして、12月の下旬には私たち3年生が、将来の進路や理想の鍼灸といったテーマで皆の前で発表する時間がありました
普段一緒に勉強しているクラスメイトが卒業後どんなことをしたいのか、
どんな思いで鍼灸師を目指したのか、という話を聞くたびに、胸が熱くなる思いでいっぱいでした
卒業して皆と離れ離れになるのはとても寂しいですが、
この授業で発表したお互いの夢や思いを叶えて、将来再会できたらいいなと思います
3年生昼間部 M
先日、「社会鍼灸と現代研究」の授業内で将来の計画や理想とする鍼灸について発表が行われました。
個々が様々な社会経験を積んできた夜間部なだけあって、将来設計は十人十色
自分にはない発想をたくさん聞くことができ良い刺激になりました
また、自分の将来設計も公の場で発表したことで、途中で頓座することなく達成しなければという思いがより一層強くなりました
自分の目標に向け、まずは国家試験に無事合格できるよう勉強に励んでいきたいと思います
3年生夜間部 M
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2/12(土)オープンキャンパス開催!!神戸東洋医療学院/兵庫県神戸市中央区
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皆さま、こんにちは
神戸東洋医療学院 教員の光上です。
今回の応用実技練習では、俗に「五十肩」と呼ばれる
肩関節の痛みに対するトリガーポイント治療について練習を行いました。
首肩こり、腰痛などに続いて鍼灸院へ行くきっかけとなる理由で、常に上位にくる症状の1つです
参加された学生は、肩関節の複雑な構造に四苦八苦しながら触診を行った後、
トリガーポイントへ鍼をうち、鍼を刺す前と刺した後の変化に驚きを感じる学生が非常に多く
今回の練習を通じて、改めて鍼灸施術の有効性について実感した学生が多かったように感じます
それでは、今回参加された学生さんの感想をご紹介します
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今回は四十肩、五十肩の治療に有効な治療法が学べると聞き参加させて頂きました
実習では肩関節周辺への刺鍼深度も深く、見学のみと思いましたが、
先生の丁寧なご指導により貴重な練習をすることができました
自身も実技練習後、肩周辺が軽くなった感じがし、実際に四十肩を患った際に
今回のような治療を受けていれば、もっと早く治ったのではないかと思いました。
より経験を積み技術を習得し、四十肩、五十肩でお悩みの患者さんに役立てるよう頑張りたいと思います
楽しく、すばらしい実技練習でした
1年生夜間部 F
今回私は初めてトリガーポイントの応用実技練習に参加しました
五十肩(肩関節周囲炎)の治療について2つのことを学びました。
1つは、肩の動きに関係している筋をみること。そして筋の他にも、肩関節に直接アプローチするという高度な技術があるということです。
先生方に、トリガーの探し方や触診の拠り方を丁寧におしえていただき、
少しですがコツを掴めました。ペアで治療した学生さんにも治療後、「少しラクになった」と言われました
今回この応用実技練習に参加して、トリガーポイントについてもっと勉強をしたいなと感じました
その為には、筋の場所や働き、筋の起始停止、走行などしっかり勉強しないといけないなと思いました
2年生昼間部 A
コロナ禍で実技練習ができない期間を経ての応用実技練習の開催は、一層ありがたみが増します
そして、普段直接指導していただく機会が少ない、石橋理事長の技術を間近で見られることや、
他学年の学生さんと交流が持てるのも良いところです
今回は臨床の場でも、たくさん経験する五十肩(肩関節周囲炎)の練習でした。
肩後側からと前側からの刺鍼方法について教えていただいたのですが、
頭ではわかっているつもりの解剖が、ちょっと体格のいい人で触診すると難しい…
特に結節間溝(けっせつかんこう)は、立位では「ココだよ~」と先輩風が吹かせられるのに仰臥位になると「どこいった」と慌てる始末
初めて受けた上腕二頭筋長頭腱への刺鍼は、とても刺激的で「効く~」という感じでした。それ故に施術時は、
患者さんへの配慮が必要だなぁと感じた貴重な時間となりました。
まずは、患者さんの肩の痛みをゆるめて、腕を上げられるよう私自身の鍼の腕を上げなければ…
学生生活もあと少し。頑張ります
3年生昼間部 Y
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皆さま、こんにちは
去る11月14日(日)、第10回天津中医薬大学特別講座が行われました
新型コロナウイルス感染予防のため、当学の卒業生と在校生を対象として開催し、
天津中医薬大学本校からはオンラインにて講演をしていただきました。
今回のテーマは『灸法を活用する』です。お2人の講師を招聘し、ご講義いただきました
【講師】
講師:温 景 栄(おん けいえい)先生
天津中医薬大学 鍼灸推拿学院 准教授・副主任医師
(師:石学敏中国工程院院士)
【講師】
講師:早川 敏弘(はやかわ としひろ)
神戸東洋医療学院 講師
天津中医薬大学 鍼灸推拿学院 神戸校 教授
神戸東洋医療学院付属治療院 副院長
早川先生のデモンストレーションを受けた参加者からは「肩が楽になった!」、「気持ちいい!」と喜びの声が上がっていました
縄折法による取穴も参加者同士でペアになり、お互いの取穴を行い、古代の方との体格の違いを実感される方もいました
近年、アイスマンの研究が進み、経絡の考え方と灸治療が5300年前からあったという
仮説が発表された際には、まだ鍼灸師を志す前の私でさえ驚きをもってそのニュースに着目しておりました
しかし今回、中国における灸法がさかのぼること「黄帝内経(こうてだいけい)」「傷寒雑病論(しょうかんざつびょうろん)」から
体系化されてきた歴史を学び、中医学に裏付けられる灸法の治療意義を改めて知ることができました
一方、仏教とともに中国より鍼灸が日本に伝えられたのが奈良時代。
それ以後、日本灸法は阿是灸(あぜきゅう)をはじめとした独自の発展を遂げ、現在も家庭でできる養生灸から、
様々な道具や手法を用いた治療が行われており、明の時代より楊継洲(ようけいしゅう)が、
『是 鍼灸薬者、医家之不可欠一者也』と論じたように、鍼法に加えた灸法の可能性に思いを馳せ、
日々の学習意欲をかき立てられる有意義な講座受講となりました
1年生夜間部 S
天津中医薬大学特別講座を聴講して、中国と日本の灸法の歴史が知れて面白かったです
中国の近代灸法の一つである、熱に対して異常な敏感性を示す反応点に行う熱敏灸(ねつびんきゅう)は、
どんなものか興味がそそられ、後で調べてみると、日本語訳の本も出版されているそうなので読んでみようと思います
日本の灸法の歴史では、特徴として阿是灸があり、皮膚に出現する反応点に施灸するのが特徴的であることに、
触診の大切さを再認識しましたその後の実技では、押し灸や竹筒灸(たけづつきゅう)、縄折法のデモンストレーションがあり、
押し灸や縄折法は初めて見学するものだったので、新鮮な体験でした
お灸は学校の実技では、なかなか上手く出来ないですが、今回の講座を聴講して練習をもっと頑張っていこうと思いました
2年生昼間部 K
11月14日、第10回天津中医薬大学特別講座「灸法を活用する」を受講しました。
中国と日本それぞれのお灸の歴史と臨床応用について、第一部はリモートで天津中医薬大学の温景栄先生、
第二部は当学院の早川敏弘先生にお話しいただきました
中国でお灸は旧石器時代を起源とした最も古い治療法であり、
日本でも古くから身近で幅広い治療が行われていた実績を数々の文献からご紹介いただきました。
実技では「押し灸と竹筒灸」と「縄折法による施術」を見学・体感できました
貴重な資料を基に具体的なお話しが伺え、改めてお灸の効果や奥深さを知ることができました。
貴重なお話しありがとうございました
卒業生 F
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皆さん、こんにちは
神戸東洋医療学院では、12月8日(水)に『感鍼祭』を行いました。
『感鍼祭』とは、いわゆる「針供養」といわれる行事で、 毎年この時期に開かれています。
針供養とは、“物のすべてに神様が宿り心がある”と考えていた 私たちの祖先が生み出した心優しい習慣です
日ごろ私たちの生活のために、黙々と働いてくれる針に感謝し、
1年に1回自分達が授業や治療で使っている鍼に感謝の気持ちを表すために行っています。
果物、花、線香、お香と般若心経の書かれた掛け軸を飾った祭壇で 、スポンジに鍼を刺して供養します。
参加した学生さん3名より、感想をいただきましたのでご紹介します。
是非、ご覧ください
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いつもの学校とは違うカラフルな垂れ幕に掛け軸、御供物も施されて賑やかな雰囲気でした
鍼を柔らかいものに刺すことで、鍼を休めて日頃の感謝をするお祭りです。
気になって先生に聞くと、元々江戸時代に縫い針やまち針の供養として始まり、
その時仏教が一般的だったことの名残で、お焼香もするそうです
先輩方、私たち、先生方と全員が参加し、少し厳かでありながらも楽しい時間でした
鍼だけでなく道具や先生方、事務所の方、友人への日頃の感謝を忘れずに暮らしたいと思いました。
1年生昼間部 S
先日、感鍼祭が行われました
昨年はコロナの影響で行われなかったので、用意された祭壇を見て1、2年生はワクワク
手を合わせ、お焼香を行い、1人1本ずつスポンジに鍼を刺し、鍼供養をしました
感鍼祭は、日々使っている鍼に改めて感謝できるいい機会になりました。
鍼がただの道具にならないよう、1本1本心のこもった施術ができるように
これからも練習していきたいと思います
2年生昼間部 M
今日は感鍼祭がありました
普段何気なく使っている鍼に対して感謝の意を込めて供養する日です
去年はコロナウイルスの影響で残念ながら開催できず…
今年は2年ぶりの感鍼祭、みんなで2年分の感謝を込めて鍼を供養しました
これでみんなの技術も一気にあがっちゃうかも
これからも感謝を込めて技術向上させていきます
3年生夜間部 M
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2/12(土)オープンキャンパス開催!!神戸東洋医療学院/兵庫県神戸市中央区
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皆さま、こんにちは
11月6日(土)に『薬膳講座~食べ物の性質を知る「五気」「五味」と五臓~』というテーマで講演を行ってきました。
昨年10月・今年3月に立命館大学のキャンパス内で講演した際に非常に盛況だったこともあり、
主催である立命館孔子学院の方より、再びお声がけいただきました
⇒2020年10月のレポートはコチラ
⇒2021年3月のレポートはコチラ
秋晴れの心地よい季節
セミナー会場である立命館大学のびわこ・くさつキャンパスのある滋賀県へ向かいました。
当日の講師は、天津中医薬大学 神戸校 教員・神戸東洋医療学院附属薬店 店舗管理者である劉民慧先生です!
今回は、対面型以外にオンライン受講も可能になったようで、合計70名の方にご参加いただきました
それでは、当日の講演会の様子と参加者のお声を一部ご紹介いたします。
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『薬膳講座~食べ物の性質を知る「五気」「五味」と五臓~』
現代の栄養学では、カロリーや糖質、たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラルなど
栄養素を用いて食べ物の性質を決定しますが、薬膳では食べ物の性質を五気・五味で決めております。
今回は様々な食べ物の例を使い、食べ物の性質や五臓との関係を教えていただきました
来場された方は15名、オンラインでは55名の受講者がいらっしゃいました
講演会が終わった後も、更に詳しく知りたいと質問を多くいただきました。
≫当日ご参加いただきました方の感想を一部ご紹介
『普段何気なく食べていた食事ですが、今回の講座を受けて、ちゃんと気にかけて食事を取るようにしなければならないと思いました。
また、五味が各々の内臓に関与していることを知らなかったのでとても驚きました。両親や友人にも伝えたいなと思っております』
『とても興味深いお話でした。五臓六腑の相関から分かることを少しずつ日常に取り入れて試してみたいです』
『普段何気なく食べている食べ物に多くの性質があること、様々な効果について学ぶことが出来ました。
ぜひ、身近な食材で試してみたいと思います!』
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この講演会にて、少しでも多くの方々が鍼灸や東洋医学について
さらに興味を持ってくださいましたら幸いです
■講師派遣について(ご依頼はコチラから)
https://k-toyoiryo.com/lecturer_dispatch.html
■学院内にて一般公開セミナーも毎月実施中!
https://k-toyoiryo.com/form_public_lecture_public.html
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兵庫・大阪から通学圏内の鍼灸学校!神戸東洋医療学院!
12/19(日)体験入学会+公開セミナー開催!!神戸東洋医療学院/兵庫県神戸市中央区
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皆さま、こんにちは
神戸東洋医療学院 教員の早川です。
今回の応用実技練習で取り扱う
『山元式新頭鍼(YNSA:Yamamoto New Scalp Acupuncture)』とは、
宮崎県の産婦人科医である山元敏勝医師が開発した治療法です
頭部のA点、B点、C点、D点、E点、F点、G点などの独自のツボを使います。
合谷診(ごうこくしん)、肘診(ひじしん)、首診(くびしん)などで使う頭部のポイントを決定します
YNSAが得意なのは脳神経疾患などの難病ですが、
今回は鍼灸師が臨床で多く経験する頸痛、肩痛、腰痛などを
YNSAで即時鎮痛するという技術を紹介しました
それでは、今回参加された学生さんの感想をご紹介します
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応用実技練習で、初めてYNSAを知りました
「合谷診・首診・肘診」という触診だけで、
脳神経障害の後遺症を治療できることを教わり、とても驚きました
今回は左の腰に痛みがあるため、自分でも治療を受けてみました。
鍼が太くて少しだけ痛みもあったため、大丈夫かと不安に思いましたが、
気が付けば痛みも取れ、良い状態が持続できています
脳神経障害ほど重篤な症状ではなくても、
私のような腰の痛みや肩の凝りに応用できるようになれば、
多くの方に喜んで頂けるなと思いました
1年生 昼間部 A
治療をする前は首の凝りがひどく、右に曲げられない状態でした
髪の毛の生え際あたりに2本鍼を打って頂くと、すぐに首が曲がるようなり、とても驚きました
そのまま20分ほどしてから鍼を抜いて頂くと、疲れ目までスッキリし、
目がとても開きやすく、頭全体が軽くなりました
座ったまま受けられ、更に安全なYNSA
ぜひ習得したいと思いました
2年生 昼間部 Y
今回はYNSAと呼ばれる、頭皮に鍼を刺入する治療術を学びました。
YNSAはなんと授業で覚える経穴(ツボ)を全く使わない方法で、
とても興味がありました
まずは合谷診、首診、肘診と呼ばれる触診です。
先生の技を見ていましたが、一言で言うなら「未知との遭遇」です。
奥が深すぎる……。
僕は前かがみの姿勢になると、腰に重だるさがあるため、YNSAを受けてみました。
反応区にある反応を貫くと、痛みではない独特の感覚があり、
腰の重だるさが感じなくなったことに、ただただ驚きを感じました
先ほどは「未知との遭遇」と表現しましたが、
「千里の道も一歩から」ということわざもあるように、
僕もこの「未知なもの」に対して習得出来るように励みたいと思いました
3年生 夜間部 M
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11/21(日)体験入学会+公開セミナー開催!!神戸東洋医療学院/兵庫県神戸市中央区
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皆さま、こんにちは
神戸東洋医療学院 教員の武岡です。
今回の中医応用実技練習は「吸玉」を行いました
抜罐(ばっかん)とも呼ばれガラス等の罐(かん)を用いて陰圧を作り、局部の皮膚を充血させて、血液循環の改善を図ります。
今回練習するのは、いくつかある技法のうち「火罐(かかん)」という火を用いた吸玉です。
火を用いる事で身体が温まり、より血流改善が促進され、リラックス効果も高まります
リラクゼーションサロンでも使用されているほど気持ちが良い事や、鍼やお灸以外の道具を使った実技練習という事もあり、
学生の皆さんは興味津々な様子でした
それでは、今回参加された学生さんの感想をご紹介します
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先日、吸玉治療の実習に参加させて頂きました。
吸玉について、なんとなくのイメージはありましたが、
実際に体験した事は無かったので、ワクワクドキドキしながらの参加でした
コロンとしたガラスカップの中に、火をつけたアルコール綿花を入れてクルクルッと素早く回し温め、皮膚面に吸着させます。
すると、真空状態でガラス内の皮膚がプクーッと浮上してきます。(たこ焼きみたい!笑)
その後 ペア同士で施術練習
チャレンジしてわかりましたが、見るのとするのでは雲泥の差。
ガラスの中があまり温められてないとすぐに外れるので、皮膚の近くで温めて素早く吸着させることや、
その他いろんなコツやポイントがあって、先生の手技がいかに手際良く・美しく・素晴らしいかがわかりました
その他に、オイルをつけて吸着したカップを動かしながらマッサージをする手技では、
巡りが良くなり身も心もポカポカ温かく、心地良くて夢見心地に。。
後で自分の背中を見てびっくり
大小のカップ跡が宇宙の銀河系のように広がっているのでした
楽しく貴重な体験をさせて頂き、本当にありがとうございました。
22期生昼間部 勝谷
吸玉って? 初体験でした。
鉗子(カンシ)なるものにアルコール綿花を挟み着火
着火部を瓶に入れ即座に抜いた瞬間、患部に置くと一気に皮膚を吸い上げられました
吸着感が気持ちいい
オイルを塗られた部分では吸玉をスライドされてこれまた気持ちいい
凝っているところに来た時『そこそこ!』と思わず発声してしまいました
なんか施術側・被験者側に一体感あるな!が一番の印象でした
21期生夜間部 T
今回、初めて吸玉授業を受けて貴重な体験が出来ました
元々見る機会は、何回かあったのですが…なかなか体験できる機会がなかったのですごく楽しみでした
吸玉には種類がたくさんあるみたいで、今回はファイヤーカッピングを体験しました🔥
火を扱うということもあり、危険性を伴いますが、手際よくスピーディーに調整をする事が難しかったです。
実際に被験者にもなりましたが、辛かった場所がすごく楽になりました
私も吸玉を購入し、自分のスキルの1つとして技術を磨きたいなと思えました
20期生昼間部 M
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皆さんこんにちは!
やっと少しずつ秋の気配を感じられるようになってきましたね
8月29日(日)、神戸東洋医療学院では第54回中医研究会が開催されました。
緊急事態宣言下のため、オンラインでの開催です
1コマ目は田中先生による『薬膳の基本~薬膳を日常に~』
田中先生は幼い頃からお母様が営む薬局で漢方薬に囲まれて育ち、
ご自身も国際中医専門員(旧:国際中医師)としてこれまでたくさんの書籍を出版されている漢方家のスペシャリストです
まずは薬膳の歴史、概念などについて、
次にそれぞれの食物の性質などについて具体例を挙げながら解説していただきました
人間が飲食物から生きていくためのエネルギーを作り出す場所は脾胃です。
その脾胃を活性化させながら、適切な栄養素を摂取していくことこそが、
腎精の節約となり、長生きにも繋がります
しかし万人に有用な薬膳という物はないため、
各人の体質に合わせて適切な物・量を摂取することの重要性を提示されていたところが印象的でした。
薬食同源の考えに基づいた、薬膳の重要性・活用法など、大変理解が深まる講義でした
2コマ目は加堂先生による『遠隔治療術―痛みへのアプローチ2』です。
5月から始まったこの遠隔治療術の講座も第4回目
今回も実際の臨床所見に即して、たくさんの奇穴を紹介していただきました。
学習を進め、配穴候補が増えてくると、
「結局どこがいいのか?」「どこに刺しても効くのではないか?」といった疑問が湧いてきます。
加堂先生もこの点に言及されており、
「どこに刺してもある程度は効くが、厳密に効かせるためには弁証論治の考え方が重要」と仰っていました
特効穴での治療はスムーズな治療が可能になりますし、
いち早く痛みを緩和させたい患者さんなどには非常に有用です。
しかしもし特効穴でうまくいかなかった時や、かなり慢性化していて、
継続的な治療が必要となる場合などは、やはりしっかりと理論に基づいた治療が重要になります。
そのようなところに臨床の面白さを感じ、学びの多い講義でした
第55回中医研究会は9月19日(日)に開催しました。
当日のレポートは後日公開致しますので、お楽しみに
石川 浩之
↓↓中医研究会のホームページはこちら↓↓
https://k-toyoiryo.com/chinesemedicine_study.html
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10/17(日)体験入学会+公開セミナー開催!!神戸東洋医療学院/兵庫県神戸市中央区
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8月8日(日)、神戸東洋医療学院では第53回中医研究会が開催されました
まずは佐渡先生による『東洋運命学 五行の活用史』です。
佐渡先生は以前から「気学」というものを学んでいて、
学生時代もよく「良い気がある方角へ移動する」ということをされていました
今回はその理由や、気学の歴史などをお話しいただきました。
神戸の地相をみてみると水害が多い土地であることや、
遷都でも方角がいかに重要であったかを、実例を基に解説していただきました。
また、自分にとって悪い方角へ行かなくてはいけない時は「方違え(かたたがえ)」といって、
目的地が良い方位になる場所を経由すればよいというのは、
「なるほど!」と唸ってしまいました
自分のいる場所、向かう場所の気や地相をもっと知りたくなりました
2コマ目と実技練習は加堂先生による『遠隔治療術』です。
今回は寝違えや五十肩、三叉神経痛など体の上部の痛みに対する遠隔奇穴治療を教えていただきました。
「習って即実技練習」という形式は内容をより深く理解しやすくなります
今回も、刺した直後から首肩が楽になったり、可動域が改善したりと、即効性の高さを実感することができました。
在宅ワークが増え、オンライン会議など、よりパソコンを使用する機会が多くなり、
首肩の不調を訴える方が増えているので、さっそく施術に取り入れたいと思いました
第54回中医研究会は8月29(日)に開催いたしました。
当日のレポートは後日公開致しますので、お楽しみに
石川 浩之
↓↓中医研究会のホームページはこちら↓↓
https://k-toyoiryo.com/chinesemedicine_study.html
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9/18(土)体験入学会+公開セミナー開催!!神戸東洋医療学院/兵庫県神戸市中央区
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皆さま、こんにちは
神戸東洋医療学院 教員の光上です。
前回の応用実技練習の「筋筋膜性腰痛(きんきんまくせいようつう)」に続き、
今回は「坐骨神経痛」に対するトリガーポイント治療を行いました。
坐骨神経痛とは、梨状筋(りじょうきん)により坐骨神経が圧迫されて起こる神経痛を指しますが、
殆どの場合、梨状筋のトリガーポイントが足への放散痛を起こし
単に「坐骨神経痛のような痛み」と指すことが多いです
刺鍼する部位が腰部と比べるとデリケートな場所であった為、
今回は梨状筋の触診を中心に行いました。
通常の実技ではどうしても刺鍼中心になりがちですが、改めて応用実技練習を通じて
鍼灸師にとって触診の重要性を感じた学生が多かったようです
それでは、今回参加された学生さんの感想をご紹介します。
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トリガーポイントについてほとんど未知だった事もあり、当日は少しの不安を抱え実技室へ。
ペアの先輩に梨状筋の触診をして頂くと、ぎりぎり耐えられる気持ちの良い激痛が(笑)
そして、本校の学院長である、石橋先生の治療を体験させて頂くことに!
鍼の痛みは全くと言って良いほど無く、治療はあっという間に終わりました。
治療直後は分からなかったのですが、
朝起きる・歩く・階段を上がる、といった日常動作がとっても軽くなっていました
今回トリガーポイントを体感できた事はもちろん、先輩方の技量の高さに感銘を受けました。
将来は私自身が施術者として、患者さまの痛みを取れるよう日々練習していきたいと思います
改めて担当して下さった先生方、先輩方にこの場を借りてお礼申し上げます。
ありがとうございました!
1年生 昼間部 幸田
坐骨神経痛のトリガーポイントについて学びました。
触診と刺鍼のデモンストレーションの後、
先生に教わりながら実際に参加者の筋をたくさん触診しました
2年生はちょうど中殿筋や大殿筋、梨状筋などの刺鍼や触診を行っており、その再確認ができました。
鍛えている人の筋、若い人の筋、長年座り仕事の人の筋と人それぞれ感触が全然違っていて、
とても興味深かったです
私を含めた一部の学生の梨状筋に触れたとき、板のような硬さに驚きました
今回は時間の都合で触診だけになりましたが、
後日学校の友人にガチガチだった梨状筋に刺鍼をしてもらいました。
神経にあたりやすい難しい部位だったことが判ったので、
次回は事前に質問を準備して、刺鍼のポイントも教えてもらいたいと思います
2年生 夜間部 A
コロナ禍で最近では数少ない応用実技練習に参加しました。
今回のテーマは坐骨神経痛でした。
腰から足にかけて伸びている坐骨神経が圧迫・刺激されることで、痛みやしびれがでます。
お尻辺りなのでデリケートですが、ここ、つらい方たくさんいらっしゃいますよね〜
ちょうど座学で習っているところなので興味深々です!
めったに見れない学院長の石橋先生の触診や治療のデモンストレーションを見ることが出来ました。
経験談も聞くことができ、とても興味深かったです
他学年とペアになり、お尻を強めの力で触って調子が悪いところを探しますが、
まず私が練習台になりました。
コリがたくさんあるらしく、痛気持ち良さに声が抑えきれませんでした
交代し、次に私がペアの方のコリを探しました。
ほとんどの方はお尻にコリがあるようです。皆さん、お疲れです
今回は鍼を使わず触診だけでしたが、ここも上手く治療出来る鍼灸師になりたいと思いました
3年生 昼間部 F
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兵庫・大阪から通学圏内の鍼灸学校!神戸東洋医療学院!
9/18(土)体験入学会+公開セミナー開催!!神戸東洋医療学院/兵庫県神戸市中央区
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皆さま、こんにちは
神戸東洋医療学院 教員の光上です。
以前行った、応用実技練習「華佗夾脊穴(かだきょうせきけつ)」への刺鍼に続き、
応用実技練習第2弾として、今回は「筋筋膜性腰痛(きんきんまくせいようつう)」に対する
トリガーポイント刺鍼を行いました
筋筋膜性腰痛とは、筋肉が原因で起こる腰痛の総称です。
また、トリガーポイントとは「痛みの引き金となる点」という意味で、
名前だけは聞いたことがあるという方もいるのではないでしょうか?
そのポイントを手で探し、鍼を刺すことで腰痛を改善するという治療です。
鍼灸院に来られる方の多くが腰痛を訴えているということもあり、
参加された学生さんの多くがトリガーポイントの手触り、鍼先から伝わる感覚を感じながら、触診・刺鍼を行いました。
鍼を刺す側、鍼を受ける側それぞれで感覚を確認しながら応用実技練習は進み終了しました。
それでは、今回参加された学生さんの感想をご紹介します
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先日、応用実技練習の授業で腰痛を学びました
最初に学院長の石橋先生がデモンストレーションをして下さり、モデルになる生徒へ実際に鍼を打つのですが、
先生は少し触るだけでトリガーポイントが分かるようです。
ちなみに私は全くわかりませんでした
先生は私たちの身体をパッと見てツボが透けて見えると仰っていました。
すごいですねー
鍼灸では外科的な治療や内科的な治療ができるのですが、石橋先生は外科を得意とするみたいです。
腰痛や肩痛などがある方は治療して頂くといいですね
私も何年か後には外科的な治療も内科的な治療もできるようになりたいと改めて思いました。
学校で色んなことをたくさん学べるのが楽しいです
これからも頑張ります!
1年生昼間部 T
応用実技練習に参加しました。
今回は「筋筋膜性腰痛に対するトリガーポイント療法」ということで、
最初に学院長のデモンストレーションをみせてもらいました
たくさんの質問に答えていただき、とても勉強になりました。
その後、実際にペアの子のトリガーポイントを探しましたが、これが思っていたより難しかったです。
デモで見ていた時は簡単そうに見えましたが、やはりまだまだでした
学院長や先生からも色々なアドバイスをもらえ、初めてペアを組んだ1年生とも楽しくお話しできて、
とても有意義な時間でした
2年昼間部 W
7月のトリガーポイント応用実技練習では、
筋筋膜性腰痛に対する腰殿部のトリガーポイント治療を教えていただきました
学院長が直々に、治療に関するお話とデモンストレーションをしてくださり、
私は治療のデモンストレーションで刺鍼をしていただきました
ここ数か月、時々腰痛があり、腰まわりの筋肉が硬くなっていると感じていたので、
トリガーポイント治療の対象になると思っていました。
刺鍼の前の問診で、「朝起きたときが一番痛い」ということをお伝えし、触診をしていただくと、
脊柱起立筋群、腰方形筋、中殿筋に大きなトリガーポイントがあることと、
下部肋骨エリアのトリガーポイントが腰部に関連痛を起こしていること、
また、筋肉が硬くなって血行が悪くなり、腰方形筋周囲がむくんでいると教えていただきました
受け手として、始めに詳しく所見を伝えていただくことは、すごく大切なことだと感じました。
また、治療者側としては、患者さんに安心感と治療後の満足度を与えることができるので、
問診や触診はとても大切だと身を持って理解出来ました
刺鍼していただいている間は、押し手の安定感と、刺入時の響く感覚が心地良かったです
今回の体験は、これからの臨床実習の時に役に立つと思います。
ありがとうございました
3年生昼間部 金橋
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8/28(土)体験入学会+公開セミナー開催!!神戸東洋医療学院/兵庫県神戸市中央区
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皆さま、こんにちは
夏といえば、神戸東洋医療学院では毎年スポーツ大会を開催しております。
昨年度は新型コロナウイルスの感染拡大防止として、学生行事が軒並み中止となりましたが、
今年度は感染拡大防止対策を徹底した上で、スポーツ大会を開催いたしました
今回の競技は「ボウリング」です
それでは、今回参加した学生さんから感想を頂きましたのでご紹介させて頂きます!
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梅雨も開け、夏本番。
絶好の晴天のもと、スポーツ大会に参加させていただきました。
個人成績上位2名が教員という結果になり、
鍼灸術もボウリングも事前の心構えが重要なのかと感じ入っているところです
また、普段はお目にかかれない昼間部の学生、諸先輩、先生・職員の方々のお顔を拝見でき、
あらためて多様・多世代の方々が集まっている学院だと実感し、今後の学業への励みになりました
この時勢下、学業や仕事など大変お忙しい中、大会のご準備を頂いた方々に改めてお礼申し上げます。
お疲れさまでした。
ちなみに私は、大会翌日から4日間、右上腕二頭筋が筋肉痛でした
1年夜間部 A
7月25日(日)神戸ボウリング倶楽部にて、教職員・学生合同のスポーツ大会がありました。
競技はボウリングで、8チームに分かれて競い合います。
普段白衣や施術着の先生方の私服姿を見ることもできて、とても新鮮です。
やる気が入っているな、という先生もいましたよ
まず開会式のあいさつは李先生です。
李先生のノリノリのスピーチ…かわいすぎます
準備体操は3年生の前・学友会会長が指揮をとり、盛り上がります。
さあ、チームに分かれて、ボウリング開始!!
一投目は先生方が投げることになり、みんな興味津々です。
先生方はコントロールが良くて、さすがです
私も負けていられません。チーム一丸となってがんばりました
結果として、私たちのチームは3位でした。景品も豪華です
和気あいあいとした楽しい時間を過ごせて、良い思い出になりました。
先生方、学友会の委員会の方々、準備など大変だったと思います。
楽しい時間をありがとうございました
2年生昼間部 K
先日、毎年恒例のスポーツ大会が開催されました。
昨年はコロナの影響でほぼ全ての行事が中止になってしまった事もあり、久しぶりの学院行事でした。
今回は「ボウリング大会」です
1、2、3年生の学生と、先生方や事務の方々も参加され、4人1チームで行われました。
団体と個人のスコア上位3名には豪華賞品も用意されているとの事で、とても盛り上がりましたよ〜
李先生のハイテンションな大会開始宣言から始まり、
プロのインストラクターでもある前・学友会会長のウォーミングアップエクササイズの指導を受け、
始まる前から汗が滝のように…
福家先生による始球式を経て、ついに始まりました
個人戦では、
1位、武岡先生!
2位、光上先生!
3位、2年昼間部のKくん!
という結果になりました。
まさかの先生方が1、2位を独占という事で、豪華賞品は学生に譲ってくださいました~優しいです
団体戦では、石川先生率いる私達のチームが優勝しました
鍼灸用品が盛り沢山に詰まった鍼灸タワーと、お洒落なハンディかき氷器を頂きました。
ありがとうございました
授業では見ることのできない、先生方のプライベートな姿が垣間見られ、親近感が持ててとても楽しかったです
他の学年の普段接点のない学生とも交流が出来て、良い刺激にもなりました!
3年生昼間部 I
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大暑を迎え、まだまだ厳しい暑さが続く今日この頃
皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
7月18日(日)、神戸東洋医療学院では第52回中医研究会が開催されました。
緊急事態宣言も解除され、今回は久しぶりに学内での開催
まずは曾先生による『傷寒論―厥陰病(けついんびょう)』です。
曾先生は現在中国におられるため、オンラインで私たちに向けて講義をしていただきました。
去年1月にスタートした傷寒論の講義も、いよいよ最終章!
三陰病の伝経は太陰→少陰→厥陰と進むのが一般的ですが、それぞれの症状に注目すると、
厥陰病より少陰病の方が重篤に感じられます。
はたして厥陰病をどう捉えるべきか?
六経のおさらいを交えながら、原文を通して厥陰病の理解の仕方、考え方を詳しく解説していただきました。
また最後には厥陰病の代表方剤である「烏梅丸(うばいがん)」の作り方を動画で紹介していただき、
会場はおおいに盛り上がりました
傷寒論は何度勉強しても本当に奥が深く、今回も新しい気づきを与えてくれる大変充実した講義でした
2コマ目は加堂先生による『遠隔治療術の基礎その2』です。
こちらは5月に開催されたパート1の続編で、今回は特に痛症における遠隔治療の考え方を丁寧に解説していただきました。
連続で聴講する事でさらに理解が深まり、自分にはなかった視点にも触れることができます
局所を使いたくても、病態によっては必ずそれが可能とは限りません。
そんな時、遠隔治療という引き出しがあれば、より多くの患者さんを治療できるため、絶対に習得しておきたい技術ですね
そして講義後は待ちに待った実技練習
講義で習った遠隔治療を加堂先生に手取り足取り教えていただきました。
実際に運動器系の痛みがあった方などは直後効果を確認しながら、ワイワイと楽しく学んでいました
やはり対面での実技はいいですね!今後も楽しみです!!
次回の研究会は8月8日(日)に開催します。
みなさま奮ってご参加ください!
石川 浩之
↓↓中医研究会のホームページはこちら↓↓
https://k-toyoiryo.com/chinesemedicine_study.html
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皆さま、こんにちは!
神戸東洋医療学院 教員の石川です
神戸東洋医療学院では緊急事態宣言によるネット授業を経て、
実技練習も再開しました。
基礎練習では主に授業内で習得しきれなかった内容を練習しますが、
応用練習では授業で習う以外の様々な治療法や考え方に触れることができます。
そんな応用練習はいつも大人気で、今回開催された「華佗夾脊穴(かだきょうせきけつ)」も大盛況となりました
これは華佗と言われる後漢時代の名医が、重病の患者さんを前に、自身の経験や感覚から閃いたとされるもので、
教科書では慢性疾患に有用と紹介しています。
脊柱の傍らに多くの刺鍼が必要な華佗夾脊穴はスムーズかつ丁寧な技術が求められるため、
学生さんからは楽しい雰囲気の中にも集中した表情が伺えました
以下学生さんの感想を紹介します
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リモート授業も区切りがつき通常講義が再開しましたので、学内合同実技実習に初めて参加してみました
内容は背中の両側に沿って何十本もの鍼を刺入するもので、まず講師によるお手本を見た途端
「この道は並々ならぬ」と心が一瞬ひるむ光景でした
ですが気を取り直し上級生の土台(患者役)を申し出て施術を受けてみたところ、
的確な手順が感じとられ、リモートでは得ることが出来ない貴重な実習体験となりました。
また、今回の実習で自分自身の鍼灸技術などの目標が明確化されたように思います
1年生夜間部 藤下
学院の応用実技練習に参加しました。
最初は痛くないのかなと不安でしたが、全く痛くなかったです
むしろ、とっても気持ちよかったです
私もペアの方へ鍼を打たせてもらいました。
あまり自信が無かったですが、先生方の優しいサポートもあったので上手くできたと思います
ペアの方にも心地良い時を過ごして貰えたと思います
とっても楽しく他学年と交流できる良い時間でした!
2年生夜間部 鳥井
この学校では、授業とは別に実技練習の時間があり、授業で習わない刺法やツボを勉強しています。
先日行われた華陀夾脊穴への刺鍼練習の様子をご紹介します
まず、名前がかっこよくないですか
蓮が咲き乱れる極楽浄土で、菩薩様が微笑んでおられるのが見えるようです・・・。
ありがたや~
実際は漢の時代の名医、Dr.華陀に因んでつけられた名前で、仏教には関係ないんですけどね(笑)
そんな華陀夾脊は、17個の背骨の両横に沿って首から腰まで合計34か所に渡り、
効能も局所に対するものから自律神経の調整など多岐にわたる、壮大なツボなのだそうです
壮大すぎてひれ伏します。
今回の練習で3年生は、ペアの方の不調に即した局所を選んで、左右5本ずつを刺鍼しました。
背骨の両側に、同じ深さ・角度・間隔で刺鍼するのはなかなか難しかったです
揃うと見た目にも気持ち良い
自分の練習を終え、今度は2年生の練習台となります。
華陀夾脊の数か所を左右交互になるように刺していきます。ペアの方、お上手
2年のくせにやるじゃねーか、と心の中だけでつぶやきます。
この左右交互に刺す方法は「盤龍刺(ばんりゅうし)」という、華陀夾脊と並んでかっこよすぎる名前が付いてます
腰から駆け上る龍を背中に背負うんです。ずいぶんワンパク。気分は仁義なき戦いです
コロナ禍のため、以前より練習回数が激減していますが、1回の練習の密度をあげて頑張っています。
人は三密回避ですが、勉強はみちっと
3年生夜間部 I
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8/1(日)オープンキャンパス開催!!神戸東洋医療学院/兵庫県神戸市中央区
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6月20日(日)、第51回中医研究会が開催されました。
緊急事態宣言発令中のため、前回と同様にオンラインでの開催でした
最初は曾先生の講義からでした。
曾先生はなんと天津(中国)から国を越えて参加されました
パスポート不要のオンラインの良さを改めて実感しました
さて、曾先生の講義は「傷寒論-少陰病の熱証・咽痛証・急下証」についてでした。
それぞれの証の説明および対応する漢方に使われる生薬の働きや鍼灸ではどのようなツボを使うかなど丁寧に講義していただきました
また、咽痛証では、曾先生手作りの「猪膚湯(ちょふとう)」や中国の学生が「苦酒湯(くしゅとう)」を作成している様子の動画も見せていただきました。
漢方だけでなく、自分で作れるもので対応できるところが興味深かったです
続いては、湯口先生による「仏教と安心」の講義でした。
鍼灸師でもあり現職の僧侶でもある湯口先生が、コロナ禍における世界情勢と苦悩についてどのように考え、
人々の苦悩に接しているのかをお話しいただきました
世界は、コロナという疫病によって多くの苦悩を与えられており、その中で心が不安に取りつかれないようにするには、
「①正しい見方で、②正しい判断をし、③正しい生活をして、④正しい心を保つことを心掛けること」から始めるとよいそうです
最後に、湯口先生の師が実践されている煩悩を払う瞑想の仕方を教えていただきました
瞑想にも様々なやり方があるそうなのですが、今回は外の音に耳を傾けるという方法を教えていただきました。
湯口先生のお師匠さんは上海の街中でもされていたそうですが、心が落ち着く音が良いそうです。
ちなみに谷本先生お勧めの音は、「明珍火箸風鈴(みょうちんひばしふうりん)」で、福家先生が手に入れたい音は「サヌカイト」だそうです
今回は、傷寒論の講義でどっぷりと中医学を感じた後に、法話のような講義を受講し、この中医研究会の幅の広さを感じました。
曾先生、湯口先生、ありがとうございました
次回は7月18日(日)に開催いたします
皆様奮ってご参加ください!
付属治療院 田中里佳
↓↓中医研究会のホームページはこちら↓↓
https://k-toyoiryo.com/chinesemedicine_study.html
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兵庫・大阪から通学圏内の鍼灸学校!神戸東洋医療学院!
7/24(土)体験入学会+公開セミナー開催!!神戸東洋医療学院/兵庫県神戸市中央区
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皆さま、こんにちは
梅雨の時期となり、雨が降ったり止んだりと気持ちが沈みがちな日々が続いていますが、
いかがお過ごしでしょうか
さて、今回は「クロス鍼灸」を開業されている当学卒業の14期生 秋長佳子先生が
「ほうろく灸」のセミナーを開催していると聞き、参加させていただきましたので、
レポートをお届けしたいと思います
【講師紹介】
秋長 佳子(アキナガ ヨシコ)先生
・クロス鍼灸 院長
ホームページ:https://www.cross-hari.com/
・神戸大学 卒業
・関西大学大学院修士課程 修了
・神戸東洋医療学院 鍼灸コース 卒業
・はり師 きゅう師
・せんねん灸セルフケアサポーター
・四柱推命鑑定士
・兵庫県男女共同参画アドバイザー
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6月20日(日)、14期生 秋長佳子先生が主催する「お寺でほうろく灸祈祷」セミナーが開催されました。
梅雨の季節には珍しく、陽がさんさんと降り注ぐ気持ちの良い晴天の午後
神戸市兵庫区にある西室院というお寺が今回のセミナー会場です。
もともと10年前に、現在の住職さまのお父様がほうろく灸を体験したことがきっかけで、
西室院でもはじめたそうですが、一時は辞めようかと思った時期があったとのこと。
そんな時、秋長先生からセミナーを開催させてほしいと持ち掛けられ、
クロス鍼灸主催のセミナーとして改めて「お寺でほうろく灸祈祷」をはじめたようです
セミナー参加者は定員の20名を超える盛況ぶり。
毎年このセミナーを楽しみにされている方も多くいらっしゃいました
神戸東洋医療学院からも鍼灸師と広報事務の2名で参加させていただきました
ほうろく灸とは、「ほうろく」という素焼きのお皿の上にもぐさを置いて灸を据える方法です
ほうろく灸を楽しみながら、祈祷もしていただけるとのことなので、まずは紙に願い事を書きました
そして住職さまの法話を聞かせていただいた後、ほうろく灸に火をつけていただきました。
ほうろく皿の上に置いてあるお灸は見たこともない大きさ
なんと、拳サイズのお灸でした
お灸に火をつけたあとは、住職さまが参加者の方々の願いをもって祈祷いただきました。
祈祷の間に、秋長先生が参加者の方々の頭やお腹、背中にほうろく灸を移動させます
じわじわと、ほうろく皿を伝って暖かさを感じました。
通常のお灸よりも長く暖かさが続き、気が付けば30分以上も行っていたように思います。
火が消える頃には体全体がぽかぽかと暖かく、じんわりと汗が滲むほどでした
セミナーが終わった後、心も体もすっきりとしたと皆さま口々に話されていました。
最後に秋長先生と住職さまの2ショットをパシャリ
秋長先生、この度は貴重なセミナーを体験させていただきありがとうございました!
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ほうろく灸の始まりには諸説ありますが、一説には戦国武将であった武田信玄が炎天下の中、
戦地に向かっている道中、体調を崩した際に、兜の上からお灸を据えて御祈祷したところ、
たちまちに具合が良くなったことから始まった…とされている伝統療法です
当学院でも様々な伝統療法を学びますが、実際に体験をする機会まではなく、
関西で体験できる場所も多くない為、ご存知ない方も多いのではないでしょうか?
実は私も今回、初めての体験でした
ほうろくを置く頭の頂点には、「百会(ひゃくえ)」と呼ばれるツボがあります。
百会は、体中をめぐる多くの経絡が交わっており、お灸の熱刺激をすることで、
暑気祓い・頭痛・不眠・自律神経の調整といった効能があるツボなのです!
じんわりとツボへの刺激を感じながら、艾の香りに包まれ、
住職さまの祈祷を聞くという贅沢な時間を過ごし、心身ともにスッキリしました
秋長先生はほうろく灸以外にも、美顔鍼や吸い玉など様々な治療を得意とされているそうです
今回参加されていた方の中には、数年にわたりお体の状態を診ていただいている患者様もおられました。
私も鍼灸治療を広く知っていただく活動として、今後も卒業生の活躍をお伝えしていきたいと思います!
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兵庫・大阪から通学圏内の鍼灸学校!神戸東洋医療学院!
7/24(土)体験入学会+公開セミナー開催!!神戸東洋医療学院/兵庫県神戸市中央区
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5月30日(日)、当学のOB会である「OB天馬会」が主催するセミナーが開催されました。
このセミナーはほぼ毎年OB天馬会の定例総会と合わせて行われています
今回は卒業生のお一人でもある、3期生の冨田先生をお招きし、
『YNSA 〜山元式新頭鍼療法〜』と題して、ご講演いただきました
【講師紹介】
冨田 祥史(トミタ ヨシフミ)先生
・康祐堂あけぼの漢方鍼灸院院長
・山元式新頭鍼療法 YNSA 学会 理事 事務局長 関西支部長
・関西中医鍼灸研究会
・ケアワークモデル研究会
・大阪の医療法人(外科病棟、回復期病棟、デイケアなど、スタッフ300名以上)の東洋医学部門の責任者を10年務めた後、
実家の漢方薬局の 2 階に脳神経疾患専門の康祐堂鍼灸院を開業。
・自律神経免疫研究会にて、加藤直哉先生の YNSA 発表を拝見し、素晴らしい治療効果に感銘を受ける。
その後加藤先生のYNSA のご指導を経て、日本人鍼灸師として初めて山元敏勝先生の宮崎 YNSA セミナーを修了。
全国で YNSA セミナーの講師を務める。講演多数。
・専門は脳神経疾患、片麻痺(月間 約100人)、パーキンソン病(月間約40人)
・リウマチ、アトピー、不定愁訴症候群(自律神経失調症)
当日ご講演いただきました冨田先生より、
セミナー講演での感想をいただいておりますのでご紹介いたします
*―――――――*―――――――*―――――――*―――――――*
今回のセミナーのテーマである『YNSA(山元式新頭鍼療法)』とは、脳神経疾患、パーキンソン病、
整形外科疾患の治療に海外で10万人以上の医師が実践している、日本発の新しく画期的な鍼治療です。
私は日本人鍼灸師ではじめてYNSAを正式に学んだ難病専門鍼灸師として、
YNSAの基礎的な知識や理論、他の中国の頭皮鍼療法との違い、YNSAの実際のやり方など
YNSAの基礎になる知識を紹介させていただきました。
実際のYNSAを学びたい方は7月4日(日)のイントロダクションセミナーやYNSA学会の実践セミナーにご参加下さい
この度は、貴重な講演の時間をいただきありがとうございました。
神戸東洋医療学院の先生方、在校生やOBの先生方の参考になりましたら幸いです
■康祐堂あけぼの漢方鍼灸院
http://ynsa-osaka.com/
■イントロダクションセミナー
https://www.seirin.jp/seirin_information/20210525/10863/
当日は卒業生だけでなく、在校生や教員も参加して大盛況となりました
それでは、当日参加された卒業生や在校生の声をお届けいたします
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丹波篠山市で開業している3期生 川原章義です。
神戸東洋医療学院を卒業して16年、初めてOB天馬会総会に出席しました
総会後に行われた同期の冨田先生のYNSAセミナーも受講し、
一緒に母校で学んだ仲間が日々難病で困っている患者さまと向き合い、
更に後輩に向けて講師として活躍されている姿に、私もかなり刺激を受けました
私もYNSA認定治療師として日々精進しています。
これから入学される方や学生の方と一緒に、鍼灸の素晴らしさをもっと伝えていければと思います
3期生 川原章義先生
5月30日、センタープラザ西館6階の一室でOB天馬会主催のセミナーが行われました。
講師は我が校の3期生でもある「康祐堂あけぼの漢方鍼灸院」の院長 冨田祥史先生
YNSA創始者山元敏勝先生の御苦労話から術式の紹介など、限られた時間の中で沢山のお話をして下さいました
他の国では保険適用される程良く知られているYNSAですが、国内では非常に認知度が低いという事を嘆かれており、
今後も認知度を上げる為にセミナーを開催していきたいと熱い思いを語っていらっしゃる姿が非常に印象的でした
治療面では神庭を頭部に見立てた診断をされるという事で凄く興味深い内容でした。
そして脳疾患に対しての治療を主にされているというので驚きました
脳疾患の治療に鍼。私的にはセンセーショナルでした。
経営も治療も方向性をきちんと決めておられ、今後自分がどういう鍼灸師になりたいかの参考にもなりました。
しかし、1回の施術が1万円。冨田先生が山元先生の治療院で治療していた時には、
1日で60名もの患者さんを施術した実績も話されていました
創始者である山元先生の場合は1日最高120名の患者さんを施術されていたとか・・・ビックリです(笑)
最後は実際に施術をしていただけるという事で、厚かましくも冨田先生に施術して頂きました。
触診は肘の内側で刺鍼部位は頭部。痛かった首も楽になり・・・患部と掛け離れた場所なのに何故!!?と不思議で面白い
ここでもまた鍼灸の未知に拡がる可能性を感じました。
貴重なセミナーを直に聴けて、本当に良かったです
1年生昼間部 堀川
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兵庫・大阪から通学圏内の鍼灸学校!神戸東洋医療学院!
6/26(土)体験入学会+公開セミナー開催!!神戸東洋医療学院/兵庫県神戸市中央区
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5月23日(日)、第50回中医研究会が開催されました。
緊急事態宣言期間中ということもあり、今回はオンラインでの開催となりました
最初は加堂先生に『遠隔治療術の基礎』を講義していただきました。
今年度、新たに増えた新会員の方々にとっては初めての遠隔治療の講義ということもあり、
基礎から丁寧に教えていただきました。私にとっても、とても良い復習となりました
中医学の特徴である整体観念を元にした、「太極全息(たいきょくぜんそく)」による人体の捉え方は分かりやすく、
応用範囲も広いので、すぐに臨床でも使えると感じました。
学内での研究会が再開した時は、加堂先生に実技指導をしていただく予定なので、今からとても楽しみです
続いては、福家先生に『傷寒論に学ぶ鍼灸法 「傷寒論鍼灸配穴選注」』を講義していただきました
五輸穴に関して「なぜ陰経と陽経の五行特性が異なるのか?」は、
おそらく全国の鍼灸学生が気に留めたこともないか、「そういうもの」として暗記しているところです
ここに、五行相剋が関係していて陽が陰を制御している事を、実際の水の流れと対応させ説明していただきました。
その他にも、補瀉(ほしゃ)は左右で刺し方が異なること、呼吸補瀉の際に気を付けなければならない「口と鼻」の事など、
興味が尽きない内容でした。実際に画面越しに刺鍼動作を見せていただきました。
こちらも遠隔治療と同じく、再開後の実技指導が楽しみです
中医研究会では、「学生の内に知りたかった!」と思うような知識をたくさん学べます。
今回の研究会もそんな知識が盛りだくさんの内容でした
今回の研究会はオンラインという初めての試みでとても不安でしたが、無事に終了することができました。
これも、会員の皆様のご協力のおかげです。
ありがとうございます
次回の研究会は6月20日(日)に開催します。
みなさま奮ってご参加ください
武岡 崇介
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4月18日(日)、今年最初の第49回中医研究会が開催されました
今回は、谷本先生より『2021年五運六気学(ごうんろっきがく)~気象と病因の関係~』をご講義いただきました。
本来であれば年の初めに今年の五運六気についてお話しいただくのですが、
新型コロナウイルスの影響で、1月と3月に予定していた研究会が中止となったため、今回となりました。
今年の五運六気は「水運不及(すいうんふきゅう)」
五行の水にあたる「腎気(じんき)」が不足しやすい年回りであることを、診察や治療時に頭に入れておく必要があるということでした。
また、今の時期に特徴的な気象や影響を受ける臓腑、その結果としてみられやすい症状等についても学びました。
よくみられやすい症状の一つである「不眠」についても、春と秋では発症機序が異なるため、
治療方針や治療効果の出方が変わってくるとのことで、とても興味深く聞けました
また昨年から続く新型コロナウイルスによる自粛が患者さんの症状にどのように関係してくるのかについてもお話しいただきました。
今回は兵庫県下、特に神戸市でも感染が拡大していることを受け、実技は無しになりましたが、
その代わりに、今の時期の「不眠」を訴える患者さんに自分だったらどのようなアドバイスを行うかを、
参加者全員で発表し合いました
研究会後には今年1年間の研究会でお話しいただく講師の先生方や講義内容、
また11月の天津中医薬大学特別講座のテーマについて話し合いました。
天津に戻られた曾先生にも引き続き「傷寒論」をオンラインにて講義していただくことや、
谷本先生のお知り合いの医師の先生にも講義いただくこと等をはじめ、今年も盛りだくさんの内容が決まりました
3月に卒業したばかりの新入会員も増え、ますます活気に溢れた研究会になりそうです
次回、第50回中医研究会のブログも乞うご期待
池田 朋子
↓↓中医研究会のホームページはこちら↓↓
https://k-toyoiryo.com/chinesemedicine_study.html
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兵庫・大阪から通学圏内の鍼灸学校!神戸東洋医療学院!
5/28(金)ぷちオープンキャンパス開催!!神戸東洋医療学院/兵庫県神戸市中央区
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皆さま、こんにちは!
新年度を迎え、少しずつ新しい環境にも慣れてくる頃ではないでしょうか
様々な治療方法を学生の皆さまに学んでいただきたいという想いから、
去年11月に引き続き、4月を中医月間と題して通常の実技授業以外で学びの機会を設けました。
今回は「灸頭鍼(きゅうとうしん)」です!
鍼とお灸を組み合わせたこの治療法は、シンプルなようで心地よい熱感や刺激量を調節する技術が求められます。
初体験の方もいましたが、皆さまペアの方にしっかり声掛けをしながら、楽しく学べていましたよ
以下、当日参加された学生さんの感想をご紹介いたします。
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今回の実技応用練習では灸頭鍼について学びました。
灸頭鍼とは、刺鍼した鍼の柄の部分に艾をつけて燃焼させ、患部を温める温灸治療法のひとつとのこと。
鍼治療の効果と、艾が燃える輻射熱で患部をじんわりと温める効果があるそうです
今回は足三里(あしさんり)と曲池(きょくち)のツボに灸頭鍼を行いましたが、
確かにじんわりと施術部分周辺が温まりとても気持ちが良かったです
ペア相手への施術ではヤケドをさせてしまわないように終始緊張しましたが、何とか無事終了。
鍼と灸の両効果を同時に体験できた良き時間となりました
2年生昼間部 片桐
神戸東洋医療学院では、通常の授業以外に希望者のみ応用実技としての時間が設けられています。
4月は中医月間とのことで、灸頭鍼を学びました
灸頭鍼は鍼とお灸を合わせた手法で、先に鍼を刺して鍼柄(しんぺい)と言われる部分に艾を乗せて燃やします。
実際に施術側だととても緊張しますし、練習が必要だと思いますが、
受ける側は鍼の刺激とお灸のじわーっとした熱が伝わり、とってもリラックス出来て凄く気持ちが良いです
今回は、胃の働きを良くしたり、脚の疲れに効果が高い「足三里」の灸頭鍼を受けました。
少しずつ暖かい日も増えていますが、まだまだ朝晩で冷える日もあり、
新型コロナウイルスにてストレスを感じられている人も多いかと思います。
心身を緩めるのにもピッタリの灸頭鍼。専門性の高い技術を学べ、体感出来た貴重な時間でした
教えていただいた内容を振り返り、今後もしっかり鍛錬していきたいと思います
3年生夜間部 毛利
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兵庫・大阪から通学圏内の鍼灸学校!神戸東洋医療学院!
5/20(木)ぷちオープンキャンパス開催!!神戸東洋医療学院/兵庫県神戸市中央区
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皆さま、こんにちは!
2021年4月3日(土)に神戸東洋医療学院・天津中医薬大学 鍼灸推拿学院 神戸校の入校式が執り行われました。
うららかな春の日差しが心地よく、桜の花びらが舞う姿が新入生の方たちを歓迎しているようでした
石橋学院長からの激励の言葉をいただき、新入生の方もこれからの学院生活に目を輝かせていました
昨年度から引き続き、新型コロナウイルスの影響により制限のある中での学生生活になるかと思いますが、
神戸東洋医療学院に入学したことで、よりよいスタートができるように教職員一同、
皆さまをサポートしてまいりますので、これからよろしくお願い致します
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兵庫・大阪から通学圏内の鍼灸学校!神戸東洋医療学院!
5/16(日)オープンキャンパス開催!!神戸東洋医療学院/兵庫県神戸市中央区
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皆さま、こんにちは
3月27日(土)に「東洋医学のツボ」というテーマで東洋医学の講演を行ってきました。
昨年10月に立命館大学のキャンパス内で講演した際に非常に盛況だったこともあり、
主催である立命館孔子学院の方より、また是非講演してほしいとご依頼をいただき、
今回は、滋賀県にある立命館大学びわこ・くさつキャンパスへ向かいました
⇒前回のレポートはコチラ
天気は快晴
満開の桜が咲き誇る立命館大学のびわこ・くさつキャンパス内の講演会場である「エポック立命21」へ
当日の講師は、前回同様に早川敏弘先生です!
大学は春休みということもあり、キャンパス内ではあまり学生さんとはすれ違いませんでしたが、
東洋医学に興味のある学生さんや一般の方など、多くの方に早川先生の講演会へ足を運んでいただきました
それでは、当日の講演会の様子と参加者のお声を一部ご紹介いたします
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「東洋医学のツボ ~誰でも出来るツボ入門~」
東洋医学ってなに? ツボってなんのこと?という基本的な説明に加え、
様々な悩みに合わせたツボの取り方やコツを教えていただきました
さらに、東洋医学の季節の考え方や陰陽のこと、食べ物のことなど、
自宅に帰ってから思わず家族や友達に伝えたくなる内容が盛りだくさんでした
講演会が終わった後も、早川先生にお話ししたいことがあると
参加者の方が列を作って待っていました
≫当日ご参加いただきました方の感想を一部ご紹介
『日常生活に活用できるツボを教えて頂き、とてもわかりやすかったです。
実践で感覚を身に付けられたのもよかったです』
『体調や健康に関する内容で大変興味深く受講できました。先生のお話も分かりやすく面白かったです』
『ツボだけでなく、食べ物のことについても知ることが出来て面白かったです』
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この講演会にて、少しでも多くの方々が鍼灸や東洋医学について
さらに興味を持ってくださいましたら幸いです
■講師派遣について(ご依頼はコチラから)
https://k-toyoiryo.com/lecturer_dispatch.html
■学院内にて一般公開セミナーも毎月実施中!
https://k-toyoiryo.com/form_public_lecture_public.html
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兵庫・大阪から通学圏内の鍼灸学校!神戸東洋医療学院!
5/16(日)オープンキャンパス開催!!神戸東洋医療学院/兵庫県神戸市中央区
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3月14日(日)春のやわらかい日差しが心地よい、麗らかな陽気の中、
2020年度第19期生の卒業式が執り行われました
つい先日までは、国家試験や卒業試験に頭を悩ませていた学生たちが、
とても晴れやかな表情で当日を迎えることができ、教職員一同誇らしい気持ちでいっぱいです。
19期生の皆さま、ご卒業誠におめでとうございます
これから鍼灸師としてスタートする皆さま、卒業されても学院にいつでも遊びに来てくださいね
それでは、先生や学生から卒業式の感想をいただきましたので、ご紹介させていただきます。
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去る3月14日、卒業式が行われました。
コロナ禍のため、卒業生も来賓の方も登壇する度に、手指消毒をするという異様な光景が繰り広げられましたが、
真っ青な空と柔らかな日差しの天気に恵まれ、第19期の卒業生が巣立っていきました
今年度の卒業生は受験生という身でありながら、慣れないネット授業で始まり、不安が大きかったと思います。
そのような状況下で国家試験に向けて勉学に励み、卒業された皆さま、誠におめでとうございます
教員 岡田 裕美子
思い返してみると、3年間の学生生活のなかで実技の授業やサークルは楽しみにしていた時間の一つでした。
臨床実習では、実際に患者さんの治療をしたことがとても貴重な経験となりました
学生生活の最後は必死に勉強した記憶しかありませんが、合間にクラスの仲間とたわいもない話をすることが良い気分転換となりました。
国家試験と卒業試験の不安と緊張の日々を超えて、無事卒業式を迎えることができて心から嬉しい気持ちでいっぱいです
昼間部 中田
3月14日(日)、コロナ禍の中ですが感染予防をしっかりと行い、卒業式を迎えることができました。
このような状況ではありますが、最後に先生やみんなとお別れができたのは幸せなことだと思います
卒業式を迎えることで、改めて人生の中で一つやり遂げたことができたという実感が持てました
学生生活の3年間はあっという間だった気がします。
3年の学外での実習がコロナ禍により学内実習に変わる等、変更になったことが多く、大変な年ではありましたが、
このような大変な中でも、楽しく学校に行けたのは鍼灸師になりたいという同じ思いを持つ仲間がいたからだと思います。
そんな仲間にこの神戸東洋医療学院で出会えたことに感謝の気持ちでいっぱいです
そして学校生活を支えてくださった全ての方に感謝しています。
またいつか、皆さんに再会できる日が楽しみです
夜間部 平岡
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兵庫・大阪から通学圏内の鍼灸学校!神戸東洋医療学院!
5/16(日)オープンキャンパス 開催!!神戸東洋医療学院/兵庫県神戸市中央区
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先日、2月6日に行われました総合演習試験の結果が発表されました
総合演習試験とは、いわゆる「卒業試験」です。
学生の皆さんは、この日をとても緊張した心持ちで迎えられていました。
結果発表の前に、まずは学院長より試験の総括と学生に向けた激励の言葉が贈られました。
そして3年生を直接指導された教員より、
この3年間勉学に励まれた学生の皆さんを称え、
そして国家試験へ向けた激励の熱い想いが伝えられました
例年であれば、全教職員より激励を行っていましたが、
緊急事態宣言下ということもあり、
他の教職員は、寄せ書きでの応援を届けました
教育管理委員会 委員長の池田先生より、毎年恒例の合格祈願の御札と、
神戸北野天満神社で頂いた合格鉛筆が学生一人一人に手渡されました。
副学院長の福家先生より結果をお渡しする際には、
教職員で記入した応援メッセージ入りのキットカットもお渡しいたしました。
学生の皆さんは、それぞれのメッセージを見せ合っていました
受験生の皆さん、体調管理には十分気をつけて、
自分の歩んできた3年間を信じて力を出し切ってください!!
教職員一同応援しております
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兵庫・大阪から通学圏内の鍼灸学校!神戸東洋医療学院!
3/21(日)体験入学会 開催!!神戸東洋医療学院/兵庫県神戸市中央区
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鍼灸国家試験まで、ちょうどあと1ヶ月となった1月28日、
毎年恒例の合格祈願に行って参りました
学内も緊張感が高まってきている中、教職員にて最後の神頼みです
鍼灸科学生の第29回はり師きゅう師国家試験、
日本語学院学生の第110回看護師国家試験や日本語能力検定、志望校への合格祈願です。
毎年お参りに行っている「神戸北野天満神社」では学問の神様として有名な菅原道真公が祀られております。
例年はお天気に恵まれないことも多いのですが、今年は快晴
職員一同、思いを込め毎年の感謝と、今年度の「全員合格」を祈願いたしました。
「人事を尽くして天命を待つ」
学生の努力が実を結びますように。
試験の際に全員実力を発揮できますように
そして、今年度も五画(合格)絵馬に教員で一行ずつ想いを込めて書き上げ、
大切な想いがのった絵馬を教育管理委員長の池田先生がしっかりと絵馬所にかけました。
受験まで残りわずか、最後まで全力で教職員一同、サポートさせて頂きます!
また、境内には「薬照大明神」もお祀りしていましたのでそちらもお参り。
こちらは心身健康・病気平癒のご利益があるとされています
誰一人、コロナにかからず、健康に受験を迎えられますように…
そして最後に「御神牛」にも合格を祈願。
御祭神として祀られる菅原道真公と牛の御縁は大変深く、この牛の像は「撫でると願いが叶う」ともいわれ
「撫で牛」「ねがい牛」などとも呼ばれています
2021年は「丑」の年、「丑」は殻を破ろうとする命の息吹や希望を表します。
教職員一同、学生の皆さんが希望をしっかりと掴めるようお祈りしております
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兵庫・大阪から通学圏内の鍼灸学校!神戸東洋医療学院!
2/21(日)体験入学会 開催!!神戸東洋医療学院/兵庫県神戸市中央区
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皆さん、こんにちは
当学では、年間を通して鍼灸実技練習に励んできた学生に対して、
鍼灸実技の練習量、練習に取り組む姿勢などから総合的に判断し、
各学年から最優秀賞と優秀賞を選出しております。
今年度は学生に最優秀賞と優秀賞の名称を公募し、最優秀賞には「神光賞」、優秀賞には「日月賞」
という名称に決定致しました
授与式は例年、12月末に行うツボクイズ大会である「日月祭」内で行っておりましたが、
新型コロナウイルス感染拡大を受け、日月祭は中止することになりましたので、
1月8日(金)各学年の授業内で授与式を行いました
それでは、1年間鍼灸練習に真摯に取り組んできた学生たちの声をご紹介させていただきます
●――――――――――――――――――――――●
この1年間、鍼の練習はもちろん、なるべく毎日5分でもお灸を練習することを意識してきました。
なぜなら、1年生の時にお灸の授業で実施した、10分間で何壮お灸を捻れるか?ということに対して、
捻ったお灸の総数を伸ばすことが本当に難しいと感じていたからです
また、均等に素早く艾をキレイな円錐の形にするのも、何度やってもうまくいかない時もあるからです。
反復する事で、身体が自然と覚えてくれるといいなと思い、この1年間練習を続ける事ができました。
鍼灸学校に通う学生として、練習する事は当然ではありますが、
思いがけず素敵な名前の賞をいただくことができ、光栄に思います
今後も引き続き、練習を頑張ります
2年生 昼間部 学生A
授業で鍼を刺したり、お灸を捻るのが遅かったため、学校で習ったことを繰り返し練習してきました
鍼や灸の練習を続けると、少しずつツボを取るときの手の感覚も掴めてきて、
鍼を打ったり、お灸を捻るスピードも上がりました
また、自分自身も鍼灸治療を受けることで、治療の方法を学んだり、独特の響きなども感じられるようになりました。
自信を持って鍼や灸ができるように、これからも練習を続けていきたいと思います
1年生 夜間部 篠本
今年もOB天馬会より、練習用の鍼を計7500本贈呈していただきました。
在校生の練習と技術の向上をOBの方々に後押ししていただき、とても感謝しております
今年度は新型コロナウイルスへの対策で、昼間部・夜間部ともに夕方の練習時間に制約がありますが、
頻回に皆が使用する種類の鍼は消耗するスピードが早く、鍼をいただくことで随分助かっています
3年間で学ぶことができる技術は、鍼治療のうちのほんの一部だと思います。
それも基礎技術がしっかりとしていないと習得したことにはなりません。
また、免許を取得してから技術をいかに磨けるかは、この在学中の練習の質と量にかかっています。
刺鍼技術の習得過程や速度、方法は、学生一人一人の個人差が大きいと思います。
私はなかなか思うように刺鍼できず、技術の習得に悩み続けており、数多くの練習が必要だと感じています。
私のような学生にとっては、練習に使わせていただける鍼が沢山あると練習意欲も高まると思います
まだまだコロナ禍が続いておりますが、OB天馬会からのご厚意に感謝しつつ、
日々精進して、鍼灸の練習に励んでまいります
2年生 昼間部 金橋
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兵庫・大阪から通学圏内の鍼灸学校!神戸東洋医療学院!
2/13(土)オープンキャンパス/WEBオープンキャンパス開催!!神戸東洋医療学院/兵庫県神戸市中央区
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冬の寒さも本格的になってきた今日この頃!
皆さん、いかがお過ごしでしょうか?
12月13日(日)、神戸東洋医療学院では今年最後の中医研究会が開催されました。
寒さにも負けない、熱気ムンムンの先生方が参加され、今回も大盛況となりました!
まずは、曾先生による『傷寒論―少陰病の寒証』です。
一言に少陰病といっても、そこには寒熱の違いがあり、さらに寒証の中にも様々なパターンが考えられます。
今回は寒証に特化して、様々な分類の見極め方や治療方法の違いなどを分かりやすく解説して頂きました
少陰病の弁証綱要には「脈は大変弱くて細くして触れず、意識が朦朧として嗜眠するだけのような状態」とあります。
かなり重篤な状態であり、鍼灸師が臨床で遭遇するケースは少ないですが、正気が弱った患者さんは直中(じきちゅう)と言って、
急に少陰病のような症状が出る場合もあるため、いざという時のためにも必ず理解しておかなくてはいけない知識です
寒証だけでも9つの分類があり、皆さんそれぞれの違いを見極めながら聴講されていました。
とても興味深い内容がたっぷり詰まっており、大変有意義な時間となりました
今年はコロナの影響で例年行われる忘年会も中止となりました。
休憩中は全員で期間限定のプリンを頂きながら、ワイワイと今年一年を振り返りました!
続いては竹本先生による「水気-苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)のお話」です
苓桂朮甘湯は温化水湿剤であり、脾虚(ひきょ)などによって水飲が内停したものに使用します。
講義では『腹証奇覧(ふくしょうきらん)』で紹介されている図を用いて病理機序もわかりやすく解説して頂きました。
また、実際に苓桂朮甘湯と鍼灸を併用して、症状の改善がみられた症例を発表して下さり、
様々な意見交換がなされて、教室は大変盛り上がっていました
苓桂朮甘湯の中医学的解釈としては、脾虚であっても水飲がなければ不適応とされています。
しかし臨床的に考えると肝の異常も関連してくることがあり、
水飲がみられない症例においても応用できる可能性がある点に関して
言及されていたのがとても印象的でした
竹本先生は患者さんとの関わり合いや養生指導も交えて発表して下さるので、
実際の臨床現場をイメージしながら聴講することができました
私は終始釘付けで、あっという間の1時間でした!
いつも大盛況の中医研究会!2021年も乞うご期待!
皆さん、是非ご参加ください!
石川 浩之
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兵庫・大阪から通学圏内の鍼灸学校!神戸東洋医療学院!
1/17(日)体験入学会+公開セミナー開催!!神戸東洋医療学院/兵庫県神戸市中央区
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皆さま、こんにちは
神戸東洋医療学院では通常授業とは別の時間帯に、
実技練習の時間を週3日、技術向上の場として設けています。
3回中2回は実技で学習した内容の復習、もう1回は応用的な鍼灸技術の日とし、
毎月「○○月間」と題し、専門的な実技を学ぶことができます
11月は「中医月間」の月となり、それ以降の12月は「日本伝統鍼灸月間」、
1月は「トリガーポイント月間」を予定しております。
それでは、実際に11月「中医月間」の実技練習に参加した学生さんの感想をご紹介いたします
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11月は中医月間の月でした。
私は2週目の華陀夾脊穴(かだきょうせきけつ)と3週目の灸頭鍼に参加させていただきました
1年生ではまだ実技で学んでいない中国鍼を使った華陀夾脊穴への刺鍼。
和鍼よりも太く、また鍼管を使わない刺鍼に加え、
背部への施術は肺などの臓器を傷つけないよう細心の注意が必要だったので、
とても緊張感がありました
ですが、ここでヘコたれては鍼灸師にはなれない
と心に決めて、先生の指導のもと注意しながらトライさせていただきました。
モデルになってくれたクラスメイトは全然痛くないよ!と言ってくれたので、ほっと一安心
初めての中国鍼は、和鍼とは違った難しさや面白さもあり、
また今回は刺すことに集中しすぎてしまったので、もっと練習してみたいなと感じました。
3週目の灸頭鍼は鍼とお灸の効果を同時に与えることのできるもので、
座学では学んでいたものの、実際に使うのは初めての体験でした。
灸頭鍼にも種類があり、艾(もぐさ)をクルクルと丸めて鍼柄に刺すのは熱くないだろうか?
艾は落ちないのだろうか?とドキドキ
しかし、実際に自分が受けてみると、鍼の響きとお灸のじんわりとした温かさが体に伝わり
とても心地の良い感覚でした!
終わった後は体の中までほんわり温かく、これからの寒い季節にとても効果的だなと思ったので、
是非、家族や友人にもやってあげたいなと思います
1年生昼間部 橋田
11月金曜日の実技練習は、中医月間でした。
全3回あり、どの実技練習も非常に人気のある講座です。
①耳つぼ ②華陀夾脊穴 ③灸頭鍼が実施され、
わたしは耳つぼと灸頭鍼の会に参加することが出来ました
耳つぼの練習では、参加者の一人を実際に診察しながら、
王不留行(おうふるぎょう)という種子を耳にシールで貼るところまで見せていただきました。
漢方薬である王不留行を使うと、金属アレルギーの心配がないようです
実践では肩こりを感じている相手の耳の圧痛点を先生にも確かめて頂きながら探し、
王不留行を貼ったところ「あれ?なんとなく楽かもしれない」とのうれしいお言葉が!
耳つぼは簡易で即効性があるため、これからも練習を積んでいきたいです。
灸頭鍼の練習では、腰に刺した鍼に墨灸二種類と艾の灸を置いて試すことができました。
火傷の危険性や煙、注意しなければならない点は多々あるけれど、
受けたときの気持ち良さといったら・・・
特に艾の灸頭鍼、もう一度受けたい!!
艾が燃えるときに殺菌効果もあるそうなので、
コロナが再流行している今にぴったりの癒しの時間を満喫することができました
2年生夜間部 前田
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兵庫・大阪から通学圏内の鍼灸学校!神戸東洋医療学院!
12/20(日)体験入学会+公開セミナー開催!!神戸東洋医療学院/兵庫県神戸市中央区
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第9回天津中医薬大学特別講座も大盛況の中、無事に終了しました
クリスマスも約1ヶ月後となった11月21日(土)中医研究会が開催されました。
まず、曾先生による『傷寒論 - 太陰病』です
太陰病は消化器系の症状が多くみられるのが特徴で、日本人に多く、病院などではよくみられます。
傷寒論の原文の中で、治療後に「下痢が一日に十数回もおこるが、それは必ず止まる」と記載され、
治る過程で起こる良い症状として紹介されています
これは治療者側からすれば良い症状と判断できますが、
患者さんからすれば「症状が悪化した」と捉えてしまう可能性があります。
そうならないよう、治療者はきちんと説明をしなければなりません
患者さんを不安にさせないよう、説明する内容には気を付けなければならないなぁと感じました
傷寒論の中にはお粥に関する記載もあり、中国と日本の「お粥」の違いについて話が盛り上がりました。
「お粥」といっても、国が違うと大きく違い、とても奥深いんだなと感心しました
ここで紹介するにはページが足りなくなるので、詳しく知りたい方は中医研究会へお越しくださいね
続いて、福家先生が特別講座の復習をしてくださいました。
特別講座で取り上げていた「脊柱起立筋」は抗重力筋の一つで、人間が重力に逆らって姿勢を保つ際に緊張する筋肉です。
姿勢を保っている時、人は交感神経が活発に働きます。
つまり、起立筋が緊張している時はリラックスしていない状態と言えます
その為、人がリラックスするには(副交感神経を優位にするには)、この起立筋の緊張を解けばよいということです
鍼灸治療ではよく、起立筋にたくさん分布する膀胱経のツボを使いますが、
鍼のリラックス効果は起立筋へのアプローチが大きく関わっているんだなと感じました
自律神経の話しで、「アクセルとブレーキではなく、アクセルの程度の違いで、常に人間は活動している」
という話しはとても興味深く、聞いていて「確かに」と思うところが多かったです
人体は活動するために「活動」し、回復する為にも「活動」している、常に「動いている生き物=動物」なんですね。
最後に全員で「八段錦」をしました。
みんな体がガチガチで、レクチャーしていただいた曾先生が一番動きが綺麗でした(笑)
八段錦をした後は身体がとてもスッキリしました。今後、研究会慣例となりそうです
次回は12月13日(日)の開催です。
2020年最後の研究会となりますので、ふるってご参加ください
武岡 崇介
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皆さま、こんにちは
2020年11月8日(日)第9回天津中医薬大学特別講座を開催いたしました。
毎年、天津中医薬大学より特別講師を招いておりましたが、新型コロナウイルスの影響により規模を縮小し、
講師は学内より、また来場者もOBの方々に絞って開催することとなりました。
今年のテーマである『コロナウイルス禍で考える鍼灸治療による免疫力』について、
当学の講師2人によりそれぞれ講義いただきました
【講演内容】
≫第1部「トリガーポイント治療を日常に取り入れ免疫強化」
講師:石橋 尚久(いしばし なおひさ) 神戸東洋医療学院 理事長・学院長
≫第2部「鍼灸の力で正気を高めて感染症を予防」
講師:武岡 崇介(たけおか たかゆき) 神戸東洋医療学院 講師
それでは、当日参加した方よりレポートを頂きましたので、ご紹介させて頂きます
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11月8日(日)に第9回天津中医薬大学特別講座が開催されました
今回はコロナウイルスの影響もあり、当学の石橋尚久理事長と武岡崇介先生による
『コロナウイルス禍で考える鍼灸治療による免疫力』について講義いただきました。
石橋理事長からは「トリガーポイント治療を日常に取り入れ免疫強化」のお話でした。
鍼灸治療を日々の生活に取り入れる事で、自律神経のバランスを整え、
免疫力を高めることは非常に大切だと感じました
次に武岡先生から中医学的な視点から
「鍼灸の力で正気を高めて感染症を予防」についてお話しいただきました。
今までの人間と疫病の戦いの歴史や体の抵抗力である正気を高めることで、
感染症に感染しにくい体づくりが出来ることはとても勉強になり、
昔から伝わる養生や鍼灸治療が心強い物だと感じました
その後は2つの班に分かれて石橋理事長による仙骨臀部へのトリガーポイントの触診と刺鍼、
武岡先生による三焦鍼法(さんしょうしんぽう)の実演でした。
どちらもすぐその日から治療に活かせ、即実践できる内容で非常に勉強になりました
全体を通して鍼灸治療が今の現代にもより必要なものであり、
首や肩こり、腰痛のような筋肉疾患ではなく、幅広く活用できることが再確認できた1日でした。
非常勤教員(17期生) 田中 友也 先生
訪問鍼灸事務所に勤務し高齢者の免疫力低下を目の当たりにする中、
「コロナウイルス禍で考える鍼灸治療による免疫力」というテーマに関心を持ち、講座に参加しました。
講座は実に分かりやすく、早速患者様への施術に取り入れて活用することができました!
【石橋理事長】
講義〔自律神経系の調整〕
⇒鍼刺激〈特に首・殿部周辺が効果的〉により自律神経系が整い、リンパ球が活性化されて免疫力が上がる
実技〔殿筋・梨状筋のへのトリガーポイント療法〕
⇒殿筋・梨状筋のトリガーに対する触診および刺鍼法を学ぶことができました
【武岡先生】
講義〔気機と気化〕
⇒各臓器が持つ“気”を高め、その気を体全体に循環させることで免疫力があがる
実技〔三焦鍼法〕循環させるために必要な刺鍼法
⇒刺鍼ポイントや触診の指導など、オンラインでは分かり得ない知識を学ぶことができました
今回の講義で学んだことを患者様に還元し、心から“鍼灸治療を受けたい”と思っていただけるよう、
今後も技術を磨き、成長していきたいと思います
有意義な講義を、誠にありがとうございました!
18期生 深川 宏子 先生
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兵庫・大阪から通学圏内の鍼灸学校!神戸東洋医療学院!
12/20(日)体験入学会+公開セミナー開催!!神戸東洋医療学院/兵庫県神戸市中央区
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皆さん、こんにちは!
私は中国の天津中医薬大学から派遣講師として勤めさせていただく曾 麗蓉です
今年度から、「中医小児科学」という科目の一部分を担当しております。
「中医」+「小児科学」、いったいどういう組み合わせなのでしょうか。
実は、この科目には「中医小児科学基礎」、「中医小児推拿実技」、「日本小児鍼実技」
という三つの部分が含まれています。
私が担当させていただいたのは「中医小児科学基礎」です
中医学の視点から見た子供の発育発達・病態変化・よく見られる病気の中医治療対策などの内容を座学で教えました。
基礎の部分の次は、中国の上海中医薬大学で推拿を研修した新開先生からの「小児推拿実技」です。
「小児推拿」は、ベビーマッサージではなく、中医学の弁証論治に基づき、
子供の経絡を意識しながら手技手法を行うという治療法です。
子どもの経絡は大人とは少し違います。しかし、日本には小児経絡図はありません。
その為、神戸東洋医療学院では中国から購入した小児経絡模型を使用します。
これを参考にしながら実技を練習すると、もっと身につきやすくなると思います
10月に入ってからは、「日本小児鍼実技」の授業に入りました。
講師は当学の卒業生でもあり、ゆうべファミリー治療院の院長でもある夕部智廣先生です
私も今、日本の小児鍼実技の授業を聴講しております
日本小児鍼のやり方は中国の子どもへの鍼灸施術とは大いに違います。
夕部先生から、具体的な疾病治療だけではなく、
5g以下の接触圧で触診する方法および保護者との深層コミュニケーションなど、
日本ならではの細やかなケアまで、いろいろ教えていただきました
中国に帰ったら、今学ばせていただいているような治療法を用いて、
鍼に不安を抱えている子どもに施術できればいいなぁと思います
この授業を経て、私も今以上に技術を磨きたいと思います
曾 麗蓉
楽しみにしていたオプション授業がはじまりました!
1年生の時、実技の授業で紹介されてから興味深々だったので、
オプション授業で「中医小児科学」を学べると知った時は嬉しく思いました
肌をさ〜っとなでるように、手を交互に素早く動かすだけで治療効果が出せる、
という不思議で魔法のようなはりです
はじめはわかるかな?と心配でしたが、回数を重ねるとなんとなく施術が必要なところを感じるようになります。
刺激に弱い大人の治療にも応用できる技術なので、これからも練習に励みます!
2年生 昼間部 学生A
オプション授業の小児はりでは、卒業生の夕部智廣先生が講師を務めて下さっています。
夕部先生は「ベビーてい鍼™」の考案者であられ、『ママが楽になるとアトピーが治る』、
『夜泣き・かんしゃくがおさまる!魔法のねんねタッチ』という本も執筆されています
小児はりとは、名前に"はり"とありますが、実際に鍼を刺すことはありません。
肌を刺激し、自律神経を整えたり、副交感神経に働きかけて心身をリラックスさせます。
疳の虫、夜泣き、夜驚症、かんしゃく、夜尿症(おねしょ)、アレルギー症状などに効果があり、
江戸時代から関西を中心に伝わってきたと言われているそうです
夕部先生の考案されたベビーてい鍼は、産毛を撫でられているかのようにソフトタッチです。
これがやってみるととても難しく、みんなで繰り返し練習しています。
また、手技を学ぶだけではなく、保護者とのコミュニケーションの大切さ、
どのように向き合うべきなのかも、しっかりと丁寧に教えて頂きました
自宅で練習を兼ねて子ども達に試してみたところ、みんな全く嫌がらず、とても気持ちが良さそうでした
先生が見せて下さった症例では、アトピーが綺麗に治ったり、ご機嫌で施術を受けている赤ちゃんの様子などもあり、
小児鍼、ベビーてい鍼の魅力、奥の深さを実感しています
授業を通して、患者さんやご家族が何を求めておられるのか、その気持ちに寄り添う大切さも教えて頂きました。
先生のように、優しく温かい鍼灸師になれるよう、今後もしっかりと自分で考え学んでいきたいです
2年生 夜間部 菅原
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皆さま、こんにちは
10月10日(土)立命館大学へ講演に行きました!
立命館孔子学院さま主催で『東洋医学のツボ』についての講演会です。
当日の講師は、当学自慢の東洋医学の専門家でもある早川敏弘先生です!
会場は立命館大学キャンパス内にある「アカデメイア立命21」で開催いたしました。
当日はあいにくの天気となりましたが、講演が終了するころには晴れやかな天気となっていました
講演会では、立命館大学の学生や一般の方、立命館職員の方も含めて沢山の方が
早川先生の講演会を聴講しに来られました
当日の講演会が非常に盛況だったこともあり、3月27日(土)に同様の東洋医学のテーマについて、
立命館大学びわこ・くさつキャンパスの講演会の依頼もいただきました!
今後も、鍼灸の学校として、鍼灸や東洋医学の文化を広める啓蒙活動に力を入れていき、
幅広い方々に鍼灸の良さや魅力を伝えていくことができるようにしていきたいと思います。
それでは、当日の講演会の様子をご紹介いたします!
当日の講演会の様子は立命館孔子学院様より動画を頂いておりますので、ご確認ください
≫「東洋医学のツボ ~誰でも出来るツボ入門~」
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東洋医学とは何か、ツボとは何か、という基本の説明から入り、
初心者でもできるツボの取り方のコツを教えていただきました
多くの経験を積んだ先生だから話せるツボの面白さ、魅力について、
参加者の皆さまも食い入るように聞き入っていました。
頭にある「百会(ヒャクエ)」、足の甲にある「太衝(タイショウ)」、
足の内くるぶしにある「三陰交(サンインコウ)」、肩にある「肩井(ケンセイ)」、
手のツボ「頚咽区(ケイインク)」「腰腿区(ヨウタイク)」といったツボを紹介し、
一人ひとりにツボの取り方をご説明し、実際に先生がツボを確認に回りました
最後に、参加者の方の手のツボを使って、肩こりや腰痛を取ってみせると、
目を丸くして驚かれ、「私も診てほしい」と皆さん口々に仰っていただきました
当日ご参加いただきました方より、たくさんのご感想を頂いております(一部抜粋)
『おもしろおかしくツボの話を聞かせていただき、大変楽しみながら勉強になる講座でした。何時間でも講座を受けたい気持ちです。
特に三陰交のツボ。今までずっと間違って触っていたのですが、正しい位置を教えていただけてよかったです』
『ツボを実際に押さえていただくなど、実践的に教えていただいたのでわかりやすかったです。ぜひ続編もお願いします』
『すぐに役立つツボを知れてよかったです。目ではなく指で探す、裏話やお得な話も聞くことができ、満足しました』
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多くの方より、もう一度早川先生の講座を受けたいとのお声をいただいております
この講演会にて、少しでも多くの方々が鍼灸や東洋医学について
さらに興味を持ってくださいましたら幸いです。
■講師派遣について(ご依頼はコチラから)
https://k-toyoiryo.com/lecturer_dispatch.html
■学院内にて一般公開セミナーも毎月実施中!
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